ネイティブキャンプは「英会話」に焦点を当てたレッスンがメイン。
ですが…教材には「TOEICテスト対策」なるものがありますよね。
これだけでTOEICの点数までアップ出来たら、一石二鳥!
でも…ネイティブキャンプのレッスンだけで本当にTOEICのスコアアップはできるのでしょうか?
今回の記事ではネイティブキャンプのTOEIC対策教材の研究と、実際にTOEICのスコアアップのためにするべき対策方法を、塾講師の視点からご紹介していきます!
ネイティブキャンプだけでTOEIC対策はできるのか?
結論から言うと…
ネイティブキャンプのレッスンだけではスコアアップは厳しいですね。
ネイティブキャンプだけでももちろん、徐々にスコアを上げていくことはできますよ。
でも、市販の教材と組み合わせることでもっと爆速でスコアアップを図ることはできるんです。
その理由は以下の通りです。
- TOEICの出題形式全てをカバーできるわけではない。
- 自分で手を動かして、考える時間も必要。
では、それぞれ詳しく説明していきますね。
理由① TOEICの出題形式全てをカバーできているわけではない
ネイティブキャンプのTOEIC対策の教材を見てみると…
Part5,6には対応していないんです。
これは著作権の関係なのか?真意はわかりませんが…
とにかくTOEICテストのPart5,6を対策したいのであれば、自分で市販教材を買って対策をしないといけません。
といってもPart5は文法・知識、Part6は文章の穴埋め問題なので、先生と一緒に対策をするようなパートでもないんですけどね。
理由② 自分で手を動かして、考える時間も必要
1回25分とレッスン時間が決まっていると、”一度解いたらすぐ解説”って流れになるんですよね。
これだと、なぜその答えになるのかをじっくり考える暇はありません。
私はこの流れが嫌いなんです…
だって間違えた問題は納得いくまで考えたいし、1回で分かった問題はもう解説いらないですよね?
自分のペースで勉強したいって気持ちが強いんですよね…。
だから全部を先生に教えてもらおうとせず、自分でテキストを進めていく時間も作ることが大切です!
ネイティブキャンプの教材+αを使った、おすすめのTOEIC対策方法
それでは実際に、どのようにしてTOEIC対策をしていけばいいのでしょうか?
パート別に詳しく対策法をご紹介していきますね。
TOEICリスニング対策(Part1~4)
①とにかくリスニング力をアップする
TOEICのPart1~4は全てリスニング問題。
とにかく聞き取れないことには問題を解くことはできないので、「聞き取る力」をとにかく伸ばしていきましょう!
リスニング力アップのためには、毎日ネイティブキャンプでレッスンをすることが一番大切!
むしろ他の対策教材はいらないくらい。
だって、先生みんな英語で話してくれるんですよ。
しかも自分のレベルに合わせて。
日々のフリートークや、ネイティブキャンプの他の教材でもリスニング力はアップさせることが出来ます。
特におすすめなのは、ネイティブキャンプの会員なら無料で使うことができる、「読む・聞くコンテンツ」。
その中の「聞くコンテンツ」には1800以上のリスニング教材があります。
パソコンでもアプリでも使うことが出来ますので、移動中のリスニング練習にぴったり。
しかもただ聞くだけじゃなくて、スピードを調節したり、しっかり意味まで理解できるような機能がついています。
「やりっぱなし」ではなくきちんと理解してから次に進むことが出来ますので、効率よく勉強していくことが出来ますよ。
実際、これだけでも月額の6,480円を支払う価値はあると思います!
お試し中も自習コンテンツ使い放題
②実際のリスニング問題で実践力を養成
講師の先生が言っていることを聞き取れるようになってきたら、ネイティブキャンプの教材の「TOEIC TEST 600点対策」や「TOEIC TEST 800点対策」で実際の出題形式でのレッスンをしていきましょう。
どんな形式で出題されるのかをよく頭に叩き込んでおくことはとても大切。
普段のレッスンと並行してTOEIC専用の対策をしていくことで、効率よくスコアアップしていくことが出来ますよ。
TOEICリーディング対策(Part5~7)
次に、リーディングパートの対策法を紹介していきますね。
①文法演習
TOEICのPart5は空所補充問題。
文法の知識がものを言うパートですね。
こんな風に思われる方もいるかもしれませんが…
実は、そんなことないんです。
TOEICで出題される文法はある程度決まっています。
なので分厚い参考書を買って、一から勉強し直す必要はありませんよ。
とはいっても、英語初心者さんや大学受験の英語の知識なんて忘れてしまっている人には少し厳しいかもしれません。
最低限の文法の知識はどうしても必要です。
文法に自信がない人は、ネイティブキャンプの「文法」という教材を進めていくのがいいですよ。
ただしこの教材、好き嫌いが分かれそうな教材でもあります。
私みたいに「自分のペースで勉強したい」って人や、「分からないところだけをピンポイントで勉強したい」って人は、このような文法書を1冊持っておくといいですよ。
この文法書は英語初心者さんにもおすすめ。
基礎から解説されていますし、イラスト多めで分かりやすいです。
高校の副教材として、多くの学生が購入している文法書でもあります。
②熟語をたくさん覚えよう
実はPart5で聞かれるのは、文法の問題だけではないんです。
熟語の知識も問われます。
ネイティブキャンプには熟語を集中的に覚える教材はないので、自分で1冊熟語帳を持っておくのが良いです!
こちらは単語も熟語も同じ本で覚えることができるのでおすすめ。
どうしても単語だけに偏ったりしてしまい、熟語を後回しにしてしまいがちですもんね…。
こちらのシリーズは990点、860点、730点、600点バージョンがあります。
自分が目指しているTOEICスコアによってどれを買えばいいのかわかりやすいですね。
もちろん、これ以外にも自分が好きな単語帳・熟語帳を選んでOK。
自分のレベルと目標スコアに合わせたテキストを選びましょう。
また、一度出会った単語や熟語は忘れてしまわないように、「暗記ノート」をつけると良いですよ。
自分だけの単語帳が出来上がります。
上のような単語帳・熟語帳と「暗記ノート」を組み合わせることによって、”よく出る表現”と”自分が覚えていない表現”の両方の視点から抜け漏れなく覚えていくことが出来ます。
③早く・正確に読む練習
実はTOEICの長文って、そこまで難しいものは出題されないんです。
大切なのは、「いかに時間を節約して解き切るか」。
そのためには日々英文を早く・正確に読む練習をすることが大切になってきます。
ネイティブキャンプには、読解力をアップさせるための教材はたくさんそろっています。
ぜひ活用していただきたいのは、先ほども出てきた「読む・聞くコンテンツ」。
「読むコンテンツ」では、620冊以上の本が全て読み放題です。
レベルに合った読み物をたくさん読むことが出来ます。
「聞くコンテンツ」と同様に、”きちんと理解できたかどうか”をチェックしたり、シャドーイングできるなど、機能満載です。
受験英語を教えていても思うのですが、長文テキストって「使い捨て」になってしまうんですよね。
文法は同じ問題集を繰り返し解くことで定着していきますが。長文は1回解くと話の内容を覚えてしまうじゃないですか。
だから生徒にいちいち長文読解テキストを変わせるのってちょっともったいないと感じているんですよね。
でも、ネイティブキャンプの「読む・聞くコンテンツ」は画面上で好きなだけ使うことが出来ます。
しかも無料で。
これならいくら使っても本棚が圧迫されることがないので、すごいサービスだと思っています。
④TOEIC形式の問題集を必ず解こう
いくらネイティブキャンプにTOEIC対策教材があるといっても、それだけで済ませてはだめです。
必ずTOEIC本番形式の問題集を解きましょう!
その理由は、「時間の感覚に慣れるため」。
先ほどから何度も行っていますが、TOEICは時間との勝負です。
常に焦りが伴いますし、時には初めから”捨てる”問題もあります。
これって、自分で何回も過去問を解かないと分からないんです。
純粋に英語力を伸ばすだけではなく、作戦を立てて臨まないといけません。
本番形式の問題集は市販でも沢山売っています。
例えばこちらなど。
でもこれだけで充分練習になりますので、ネイティブキャンプのレッスンを受けなくてもこの2冊は購入しておくのがおすすめ!
もしこれらの問題集で分からないことがあれば、そこだけネイティブキャンプの講師に質問することもできますしね。
ネイティブキャンプは手持ちの教材から質問をすることが出来る!
これ、他のオンライン英会話にはないのですが…
ネイティブキャンプは自分が持っている教材から講師に質問することが出来ます。
簡単なことなら口頭で質問してもいいし、Googleドライブから画像ファイルをアップロードすることもできます。
市販のテキストでも学校のプリントでもなんでも答えてくれるので、学生さんや自習重視型の人にもおすすめです。
このようにネイティブキャンプのサービスと市販教材をうまく組み合わせて、TOEIC学習を効率的に行っていきたいですね!
1週間好きなだけレッスンできる
市販教材とネイティブキャンプを組み合わせて、TOEICスコアアップを目指そう!
- ネイティブキャンプの教材だけではスコアアップには遠回り
- リスニング対策だけならネイティブキャンプだけで十分!
- リーディング対策は市販教材をメインに使って、ネイティブキャンプは補助的に使うようにしよう
- 市販テキストとネイティブキャンプを組み合わせれば最強!
今回は、「ネイティブキャンプでTOEIC対策はできるのか?」ということを解説していきました。
やはり、ネイティブキャンプだけに頼っていてはスコアアップは難しいです。
市販教材も併用して、レッスン以外にも自分一人で勉強する時間を作るのは必須です。
ネイティブキャンプには自習用教材も沢山ありますので、これらは有効活用していきたいですよね!
なんせ会員なら無料で使えますし笑
「読む・聞くコンテンツ」はこれだけでも月額6,480円を払う価値があるくらい、すごい量のリーディング・リスニング教材があります。
ネイティブキャンプのサービスと市販テキストを組み合わせていくことで、とても効率よく練習していくことが出来ます。
個人的に思うネイティブキャンプのいい所は、”気軽に・毎日英語を話せる”ところです。
TOEICのスコアに直結しなくても英語脳ができてきた感じがするし、何より英語学習が苦じゃなくなったんですよね。
日々楽しくレッスンすることで、英語力は確実に底上げされました。
ネイティブキャンプは7日間の無料トライアルを行っています。
無料期間中もTOEIC対策のレッスンを受けることが出来ますよ。
もしTOEICを近々受験する予定があるのなら、試しにネイティブキャンプのレッスンを受けてみてはどうですか?
1週間で好きなだけ質問をしたり、TOEIC関連教材を使い倒してから、入会するかどうか決定することが出来ます。
模試使い勝手がよければ次のTOEICに向けて継続すれば良いですね。
気に入らなかったら、8日目に課金が開始される前に退会手続きをしてくださいね。
TOEIC教材も試し放題!
ネイティブキャンプについてもっと詳しく知りたい方はこちら