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高校・大学入試での面接マナーと服装【AO入試・指定校推薦】

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面接マナーとか、覚える事いっぱいだよ…どうしたらいいんだろう?

推薦入試を受けるのであれば特に大切なのが面接

推薦入試を受けるほとんど全員の人が必須ですし、苦手な人も多いのでは?

でも結論を言ってしまうと、マナーは最低限だけ守っていればOK!

推薦入試では細かいマナーよりも、発言内容を重視する傾向があります。

でも、明らかに失礼な態度はよろしくないよね。

今回は、推薦入試の面接における最低限のマナーと服装の注意点をまとめました。

本番前に必ず読み込んで、対策を練ってくださいね。

高校・大学入試での面接マナーと服装

では早速、推薦入試で必要な面接でのマナーや服装の注意点をご紹介していきます。

ここに書いてあることは全て大切なことなので、しっかり覚えておいてくださいね。

最低限の面接マナーを覚えよう

ここでは本当に最低限の話だけしていきます。

というのも、教室のつくり(引き戸/内開き/外開き・椅子までの距離)や集団面接・個別面接などの細かい条件によって流れが変わってくるからです。

ここにあることだけとりあえず意識しておいて、本番は臨機応変に対応しましょう。

入室の流れ

  1. ノックをする(集団面接であれば先頭の人だけでOK)
  2. 「失礼します」と言ってお辞儀
  3. ドアを向いて閉める(後ろ手に締閉めないこと!)
  4. 椅子の横まで移動し、椅子の横に立つ。(ここで受験番号や名前を言うように指示されることが多い)
  5. 座るように指示されてから着席。

ここで一番大切なことは、「どうぞ」と言われる前に入室したり着席したりしないこと!

それと、気まずい沈黙があったら「本日はよろしくお願いします」と言うのも有効ですよ。

退室の流れ

  1. 「面接は以上です」と言われたら、まずは座ったまま「ありがとうございました」と言う。
  2. 椅子の横に立ち、「ありがとうございました。失礼いたします。」とお辞儀。
  3. ドアまで移動したら、再度「失礼いたします」とお辞儀をする。
  4. ドアを開けて外に出る

一般的な就活のマナーではもっと細かく書いてありますが、推薦入試の面接であればこれくらいできていればOK。

「ありがとうございました」と「失礼します」がしつこいようですが、このタイミングで言うのが全体の流れとして綺麗です。

面接官が立ったら自分たちも立つ

細かいことですが、これも注意しておきましょう。

面接官がわざわざ立って挨拶をしてくれているのに、自分たちは座ったまま…なんでおかしいですよね。

入室や退室マナーも大切ですが、こういった要所要所で正しく対応できると評価アップです。

座り方

こちらも本当に基本的なことですが、

  • のけぞらない!
  • 脚をそろえる!
  • 姿勢よく!

この3点は絶対です。

背もたれにはもたれてはいいけませんよ。

猫背の人は暗い印象を与えてしまうので特に注意!

普段から良い姿勢を心がけましょう!

服装・身だしなみ

推薦入試の面接時間なんて多くて30分程度。

その中でできるだけ良い印象を与えるためにも、服装・身だしなみは重要です。

出会ってからの数秒でその人の第一印象が決まると言われています。

推薦入試の面接において第一印象を良くするということは、合否に大きく関わりますよ。

大学入試でも制服が鉄則!

そもそも確認しておきたいのが、制服のある学校に通っている人は制服で面接を受けます。

私服で受験するのはNGです。

浪人生は制服を持ってないので、私服でOKですよ。

その際は清潔感があって、できるだけフォーマルなものを選ぶようにしましょう。

上履き・靴下はきれい?

小学生の頃は毎週上履きを持ち帰って洗っていたのに、中学生、高校生に上がるとほとんど洗ってない…という人も多いですよね。

推薦入試前は必ず上履きを持ち帰って洗いましょう!

また、靴下にも気を配りましょう。

特に白い靴下だと汚れが目立ちますし、”だらしのない人”という印象を与えてしまいますよ。

セーターはそもそも着ていいの?

これは場合によります。

指定のセーターならばOK。

指定ではない、市販のセーターは避けたほうが無難です。

特にカーディガンはやめておきましょう。

今どきな印象を与えるため、面接では避けたほうが無難です。

また、ブレザーと同系色(黒・紺など)のセーターならば変な印象は与えませんが、全く異なる色だとチャラいイメージですね。

キャメルやピンクなどは着ないほうがいいですよ。

また、セーターの袖が伸びていたり穴が開いていると、印象的には大きくマイナスです。

ここまで読んでめんどくさいなと感じた人は、セーターは鞄の中にしまっておこう。

制服のボタンはとれていない?

自分ではあまり気づかないのですが、他人から見るとボダンがないのは良く分かりますよ。

特に袖口のボタンは普段気にしていないと思いますので、推薦入試前にチェックしておきましょう。

身長が伸びて、制服が小さくなってしまったら?

これは成長期の学生には仕方のないことです。

面接官の先生も分かってくれると思いますので、あまり気にしなくて大丈夫。

どうしても気になるようであれば、

  • 丈を伸ばせるのであれば伸ばしてもらう
  • 友人や先輩に借りる

といった対策を取りましょう。

髪型の注意点

男子は耳や眉毛にかからないことが鉄則です。

女子は長い髪はしっかりまとめ、前髪は目にかからないようにしましょう。

まとまりきらない髪の毛はきちんとピンで留めます。

ショートカットの人も、耳をしっかり出すようにすると好印象です。

自分がかっこよく・かわいく見えるかではありません。

先生方から見て清潔感があり、まじめに見えるかどうかが大切です。

生徒手帳を今一度確認しよう

これ以外にも疑問点はたくさんあると思います。

どういう髪型がいい?校章をつける位置は?などなど…

そういう時こそ生徒手帳を確認しましょう!

正しい制服の着こなしが細かく書いてありますよ。

逆に生徒手帳に書いてある項目を守って、正しい価値観をもって面接に臨めばOK。

生徒手帳に書いていないから何をしてもいい、という考えは今回ばかりは捨てましょう。

面接中の話し方

次に、話し方の注意点を紹介していきますね。

話し方も印象を左右する重要な要素です!

ゆっくり、はきはきと話す

言うまでもありませんが、ゆっくり話すことはすごく大切なんです。

推薦入試で緊張しない人なんていないですよね。

緊張してしまうと自分が思っている以上に早口になってしまったり、自分が言うべきことを忘れてしまってパニックに陥ってしまいます。

ゆっくり話すことで自分の気持ちを落ち着かせることもできますよ。

それに、

落ち着きがあって堂々と話す子なんだな

こんな風に良い印象を与えることができます。

一度面接練習で、いつも以上にゆっくり話してみるようにしてみてください。

予想以上にうまくいくことが分かるはずです。

「以上です」で終わる

面接で聞かれたことに対して答え終っても…

面接官は終ったのかどうか分からず、気まずい沈黙が流れることもありますよね…。

そこで有効なのが、自分の発言の最後に「以上です」と付け加えること。

これで解決です。

しかし、絶対に「以上です」で終わらないといけないわけではありません。

試験官がどこで終わりなのかを察してくれる場合もありますし、そもそも普通の会話のようなリラックスした雰囲気の面接もありますからね。

「以上です」は必要に応じて使いましょう!

絶対に下を向かない

これも当たり前ですが、絶対に下を向いてはいけません。

それだけで自信がないように見えてしまいます。

基本は質問を投げかけてくれた面接官の目を見て発言します。

しかし、「どうしても目を見て話すのが苦手…」という方は、面接官のネクタイか口元を見るようにしましょう。

これらに気をつけるだけで与える印象がかなり変わるよ!

面接中、こんなことが起こったら?

しっかり面接準備をしていても…予期しないことは必ず起こります。

ここでは面接中によく起こるハプニングと対処法をご紹介していきますね。

想定していない質問が来た!

想定外の質問は必ずあります。

というより、わざと答えを用意できないような質問を紛れさせるんです。

面接でよくある質問は、ほとんどの生徒が塾や学校の先生と対策しています。

これだと本当に本人の意見か分からないんですよね。

これは意地悪をしているわけじゃありませんよ。

面接官は台本丸暗記できたかどうかではなく、その生徒本来の姿が見たいんです。

生徒の反応を見るためにちょっと笑っちゃうような質問を投げかけてくる場合もあるくらいです。

なので準備していない質問が来ても、落ち着いて対処しましょうね。

緊張して面接マナーに反することをしてしまった!

緊張してしまうと、練習ではしなかったミスが出てしまうことがあります。

でも面接官の先生も、これはしっかり分かっていますよ。

もし何か失礼なことをしてしまったら、「大変失礼しました!」と即座に謝るようにしましょう。

即座に、気持ちよく謝ることでプラスの評価につながる可能性もありますよ。

先ほどもお話しましたが、面接マナーは多少間違えても大丈夫。

落ち着いて、自分のアピールポイントをすべて伝えられるようにしていきましょう。

グループ面接で、前の人と発言内容が被った!

グループ面接でよくありがちなのが、自分の準備していることと他の人の発言が丸被りしてしまうこと。

こうなってしまうと自分の発言が埋もれてしまいますし、良い評価には繋がらないでしょう。

こういうことがあるから、学校のパンフレットから切り取ったような答えを用意しておくのは危険。

必ず自分の言葉で、自分が良いと思ったことを用意しておくようにしましょう。

実際の体験談などを交えておけば、人と被ることはありませんね。

また、冷静に対処できる力も必要です。

「先ほどの方もおっしゃったように~」と前置きをしたり、発言内容を差し替えたり。

冷静さを失わなければいろんな対策がとれますよ。

噛んでしまった、うまくしゃべれない!

面接で盛大に噛んでしまったこと、私にもあったな…

生徒と面接練習をしていても、緊張してうまく話せなくて、泣きそうになってしまう子もたくさんいます。

緊張してしまうのは仕方のないこと。

むしろその推薦入試に本気で挑んでいるからこそ、緊張してしまうんですよね。

面接官の先生もそれは分かっています。

面接中に何かやらかしてしまっても、「緊張しています、すみません」と一言添えれば問題ありません。

最低限の面接マナーや服装の注意点だけ叩き込んでおこう!

まとめ
  • 推薦入試の面接は最低限のマナーだけ守っていればOK
  • それよりも発言内容をしっかり練ろう
  • 服装は印象を大きく左右する!
  • すぐに謝る誠実さと、臨機応変さを意識しよう

今回は推薦入試の面接のマナーと、服装の注意点について紹介していきました。

何度も述べているように、推薦入試の面接ではマナーよりも発言内容が大切です。

今回の記事で書いたことだけは最低限守るようにして、内容に磨きをかけていきましょうね。

こちらの記事では面接での発言内容をさらに良くしていくためのヒントを紹介しています↓

都立高校推薦入試を受ける方はこちらもどうぞ↓

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