推薦入試

大学の推薦入試の種類にはどんなものがある?

高校入試に比べて、大学入試は推薦の種類がたくさんあります。
「いろいろあってよくわからない…」
という人も多いのではないでしょうか。

今回は、大学の推薦入試にはどんな種類があるのかをまとめました。
それぞれの入試の特徴をしっかり理解して、早くから準備をしていきましょう!

まずは、大学入試の種類を知ろう

大学の推薦入試は大きく分けてこの4つのタイプがあります。

  1. 指定校推薦
  2. 公募推薦
  3. 自己推薦
  4. AO入試

厳密に言えばAO入試は推薦入試ではありませんが…
学力試験を課さない・入試時期が早いという点で同じように扱われることが多いです。

まずは、これらの入試形式の違いを理解しましょう!

指定校推薦

指定校推薦とはどんなもの?

指定校推薦とは、いわば大学と高校との約束です。

大学の先生
大学の先生
そちらの高校から評定〇以上の生徒を3名ください

そうすると高校では、希望者を募って学内選考が行われます。
この学内選考さえクリアすれば、合格はほぼ100%です。

この指定校推薦は、どこの大学にだって行けるわけではありません。
行きたい大学があっても、指定校推薦枠がなければ自分で受験をするしかないんです。

また、去年までその大学の指定校推薦枠があっても、次の年からはなくなる可能性だってあります。

指定校推薦を視野に入れて評定平均を上げておくことも大切ですが、
一般入試のことを全く考えないのも危険です。
必ず早いうちから一般入試対策をしましょう。

指定校推薦の選考フローは?

指定校推薦の選考の流れと時期については以下の通りです。

夏前 指定校推薦先発表
   ↓
希望調査実施
   ↓
夏休み明け 高校に選考書類提出(志望理由など)
   ↓
高校の先生との面談
   ↓
10月頃 学内選考通過
   ↓
大学に出す書類等準備
   ↓
大学での試験(面接・小論文など)
   ↓
11月~12月 合格発表

もちろん高校や大学によって時期・選考方法は変わりますので、注意が必要です。

学校内選考をクリアすれば合格はほぼ100%

先ほども説明した通り、指定校推薦は高校と大学との約束。
なので学内選考さえ通過してしまえば、
めったなことがない限り大学に落とされるということはありません。

ただし!
高校在学中に問題行動を起こしていたり、
合格が決まってから問題が発覚した場合、推薦が取り消されることもありますよ。

高校からしても、問題のある生徒を大学に推薦するわけにはいきません。
今後の指定校推薦枠が減らされてしまったり、大学との信頼関係にかかわるからです。

指定校推薦で入学した生徒は、「その高校の代表」なのです。
代表としてふさわしい生徒しか推薦されないことを覚えておきましょう。

ほぼ内申点だけで合格が決まる

学内選考で面談の実施や志望理由書の提出があるとは言っても…
学内選考の合否を決めるのはほぼ「内申点」です。

例えば…
「評定平均3.5以上の生徒1名」という指定校推薦枠に対して、
評定平均4.1の人と、評定平均4.0の人が希望した場合、
ほぼ4.1 の人の勝利。

もちろん問題行動などがないことが前提です。

ということは…
オール5の人は実質選び放題」というわけです。

普段の授業さえ一生懸命受けていれば推薦がもらえるなんて、これほどおいしいことはありませんね。
内申はしっかり上げておくようにしましょう。

公募推薦

公募推薦とはどんなもの?

公募推薦はいわゆる、一般的に言われている「推薦入試」のイメージに近いものです。
学校長の推薦があって、大学が指定する出願資格をクリアすれば出願することができます。
指定校推薦のように、学内選考はありません。

ただ指定校推薦と違うのは、
合格できるかどうかはその人次第
ということ。

合格が確約されていないため、
試験当日の対策や書類づくりを徹底的に行わなくてはいけません。

公募制推薦の種類

公募制一般推薦

高校での成績に重点を置いていることが多いのが公募制一般推薦。
出願基準で、「評定平均〇以上」という条件が課されていることが多いです。

公募制特別推薦

公募制特別推薦は、勉強以外のことを重要視しています。
例えば…

  • 文化活動推薦
  • スポーツ推薦
  • 有資格者推薦

なんかがあります。

この場合、部活で賞をとっていたり、スポーツの大会で優勝したり…
学校内外での活動での実績を持っていることが前提となることがあります。

ただ…「実績」と言っても、形に残るものだけではありませんよね。
ボランティア活動も立派な課外活動です。
このような活動でも、出願が認められることがありますよ。

出願資格については各大学によって異なりますので、募集要項を必ずチェックしましょう。

自己推薦

校長からの推薦書は不要

自己推薦は、「公募推薦の一種」と覚えておきましょう。
普通の公募推薦と違うのは、高校の校長からの推薦書が必要ないということ。

ということは、浪人生だって受けられるということです。
推薦入試を受けられるのは現役生だけではありません。
「〇年以降卒業の者」と書いてあれば、浪人生だって受験することができます。

自分の能力・実績をアピール

自己推薦では当然のことながら「自分をアピールすること」が求められます。

自分はどんな能力を持っているのか、
今までにどんな実績があるのか、
これからどうしていきたいのかを明確に持っている必要があります。

高校からの推薦書がいらない代わりに、「自己推薦書」を提出しなければならないことがほとんどです。
日頃から自分の特性をよく考えておくことが必要です。

AO入試

AO入試とは?

「アドミッションズオフィス」の略で、
生徒が「大学が求めている生徒像」と合致しているかどうかが重要になります。

  • 入学意欲が強いか
  • 大学や学部との適性は一致しているか
  • 入学後のビジョンは明確か

など、生徒の特性をよく観察される入試方法です。

最近は多くの私立大学で導入されています。

校長からの推薦書は不要

自己推薦と同じく、高校の校長先生からの推薦書は必要ありません。

大学独自の試験が課される

AO入試が少し特殊なのは、その試験方法にあります。
それぞれの大学が独自の選考方法を持っています。

ある大学では、

試験は3日間かけて行われる。
2日間でグループワーク、模造紙に研究内容をまとめる。
最後の1日は、小学生に向けて発表。

なんて内容だったり、
またある大学では、

事前に課題が発表され、そのテーマにそってレポートを作成。
面接のときに発表するという試験もありました。

なんて試験もありました。

  • グループワーク
  • 課題提出
  • プレゼンテーション

の3パターンが多いような印象です。

もちろんこういう課題はなく、面接と小論文だけの大学もありますよ。

自己推薦とAO入試の違いは?

ここまで読んでみて、「自己推薦とAO入試ってどう違うの?」
と疑問に思った方も多いはず。

これらの違いについて詳しく説明していきますね。

自己推薦は、「今までの実績」

スポーツの大会で優勝したり、何かのコンクールで賞をとるなど…
「人と違う経歴」を持っている人が評価されます。

  • 今までにとどういった活動をしてきたか
  • 自分はどのような実力を持っているのか

をアピールするのが自己推薦です。

AO入試は「これからの展望と人間性」

自己推薦は「今までのこと」に焦点を当てているのに対し、
AO入試では「これからの展望」をアピールしていきます。

大学に入ってからやりたいことなどをしっかりまとめて、
「この子なら入学後頑張ってくれるだろう」
と認められることが重要です。

とは言っても、今までのことが全く見られないわけではありません。
アピールできる実績があれば、どんどんアピールしましょう!

AO入試は「人間性」を見る場でもあるんです。
AO入試で合格させた人が、
大学の授業をさぼりまくって留年…
とか、
問題行動を起こして退学!
なんてことになっては困ります。

これはAO入試だけに限ったことではないですけどね。

AO入試で合格させたからには、
その生徒には大学在学中、素晴らしい実績を残してほしいと考えます。

それが勉強面でもいいし、
文化祭などのイベントの運営でもいいし、
大学とは関係のない活動でもいいんです。

大学在学中、しっかり実績を残せる生徒であるとアピールしていくことが必要です。

どの推薦の種類を採用するかは大学により様々

すべての種類を実施するわけではない

たくさんの種類の推薦入試を紹介してきましたが、
これらすべての入試を実施する大学はほとんどありません。
この中のいくつかだけをピックアップしています。

また、そもそも推薦入試を行わない学校だってありますよ。
私の受験した大学は、推薦入試を行う学科と行わない学科がありました。
指定校推薦枠はあるのでしょうが、その高校に通っている生徒じゃないと知る由はありません。

定義付けもあいまい

推薦入試は普通学力検査はありませんが、大学によっては行う学校だってあります。
また「AO入試」という名前でも、評定をチェックされることもありますよ。

これらの分け方って、実際大学によるんです。
中には、紹介した以外の独自の名前の推薦入試を行う学校だってあります。

必ず最新の募集要項で確認をしよう

年度によって、試験方法や出願条件なんかも変わります。
「去年までは推薦入試があったのに今年はなくなった!」
なんてことも。

必ず最新の情報を確認するようにしましょう。

募集要項が出る時期は大学によっていろいろですが、6月くらいからその年度のバージョンが出始めます。
特に推薦入試の募集要項については6月になったら一般入試に先駆けて配布が始まることがあります。

たくさんの大学が気になっている人は、資料の一括請求がおすすめです。
こちらのサイトでは大学や予備校のパンフレットを一括請求できます。

大学の推薦入試の種類、理解できましたか?

今回は大学の推薦入試の種類について説明していきましたが、いかがでしたか?
推薦入試には多くの種類があって分かりにくいですが、少しでも分かっていただけましたでしょうか?

大学によってどの推薦方式を採用しているかはまちまち。
早く情報を手に入れて、志望大学がどんな風に試験を課すのかを確認しましょう。
目指すべきところが分かれば、それに向かって準備をするだけです。
準備をするのに遅すぎることはあっても、早すぎることはありません!

2020年、大学入試が変わります。

教育改革により、大学入試が大幅に変わるのはご存知ですか?

特に英語に関しては求められるレベルがとても高くなってきます。

今までは「書く」「読む」力をメインで見られて、
一定以上の偏差値以上の大学で「リスニング」の試験が課されていました。

しかし、2020年以降は「話す」スキルを加えた4技能がバランスよく問われるようになります。

この「話す」練習というのは、今までは学校の授業で行われてきませんでした。
そのためかなり苦手に感じている生徒が多い状況です…

英語の技能はすぐにはアップできないため、早いうちから英会話の練習を行っておくことが必要です。

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