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小論文の採点基準とは?採点方法を知って高得点を狙おう!

小論文ってどういう採点基準で点数をつけてるんだろう…?

小論文って、学力テストみたいに点数化が難しいものです。

「結局は採点者との相性なんじゃないの?」って思う人もいるかもしれませんね。

「採点者との相性」も実際ゼロではないけど…公平になるように採点基準を設けていることが多いよ。

今回はよくある採点基準と、加点要素・減点要素となることについてお話していきます。

小論文を書くときに採点基準を意識すれば、自然と高得点が取れるようになりますよ!

小論文の採点基準とは?

小論文の採点基準は、試験をする高校や大学・企業によって様々。

統一のルールがあるわけではないんです。

でも、よくある小論文の採点方法というものは存在しますよ。

大きく3パターンに分けられます。

  1. 項目ごとに配点が決まっている方法
  2. 基礎点から加点・減点していく方法
  3. 採点者が独自に点数化する方法
ではそれぞれのパターンについて説明していくね。

①項目ごとに配点が決まっている方法

一番スタンダードな採点方法は、採点項目ごとに配点が決まっていて、その合計を点数とする方法ですね。

採点者がどのようなことを重視するのかで配点のバランスが変わってきます。

ここでは例を2つ出して解説していきますね。

配点の例①
  • タイトルの正確さ :16点満点(5段階)
  • 内容の独創性など :28点満点(5段階)
  • 論旨(段落構成)の明確さ :28点満点(5段階)
  • 文章表現 :16点満点(5段階)
  • 漢字・仮名遣い :12点満点(5段階)

計100点満点

ここから文字数により減点

  • 95%以上:減点なし
  • 90%以上:6点減点
  • 89%以下:9~15点減点

これはとある大学の採点基準です。

この大学は「タイトルの正確さ」で16点も配点がありますね。

これは小論文全体の構成主張が上手くまとまっているかということを判断したいのだと思われます。

一般的には文字数は9割超えれば問題なしとされることが多いですが…

この大学は95%に達しないと減点対象。

これは少し厳しいですね…。

また、こんな採点基準の大学もあります。

配点の例②
  • 書き方(文字の丁寧さ、原稿用紙の使い方など) :10点満点
  • 文章(言葉遣い、文章力など):20点満点
  • 構成(段落分け、文章の流れなど):30点満点
  • 内容(テーマに沿っているか、説得力、自分の主張が盛り込まれているか、独創性、一貫性など) :40点満点

先ほどの例が5段階評価でしたが、この例だと採点者の裁量で細かい得点が決まっていきます。

このように、採点する側が何を重視するのかで配点が大きく変わることがありますよ。

②基礎点から加点・減点していく方法

次に基礎点をはじめに決めて、そこから加点・減点していく方法

この基礎点というのは、文字数によって決められることが多いです。

というのも、文字数は誰が採点しても明らかな、数値化できる数少ない要素だから。

まずは客観的な目線で基礎点を決めてしまい、そこから加点・減点していこうという作戦です。

これも一例でしかありませんが、「800文字以内」と指定があった場合の基礎点の決め方の例を紹介します。

  • 721~800文字 :80点
  • 641~720文字 :70点
  • 560~640文字 :50点
  •  (中略)
  • 0~400文字   :0点
  • 801文字〜   :0点

こんな感じになっています。

この例だと、400字以下と801字以上は0点となってしまっています。

800字 ” 以内 ” となっているものは、1文字でもオーバーしたら減点対象なんですよね…。

1文字オーバーで基礎点が0点って怖いよね…。ここまで極端に減点されることは珍しいだろうけど、少なからず減点要素となってしまうよ。

こんな感じで文字数によって基礎点が決まり、そこから加点されたり、減点されたりして総合点が決まります。

加点項目と減点項目については、後から詳しく説明していきますね。

③採点者が独自に点数化する方法

これは企業の入社試験で多いのですが…

こういった細かい採点基準を設けずに、採点者が独自の採点基準で点数をつける場合もありますよ。

じゃあ良く書けていても、採点者との相性で落とされてしまう場合もあるってこと?

平たく言うとそういうことです。

そもそも企業の入社試験は、点数の高い順に合格させる義務はありません。

この人とぜひ働きたい!

と思える人を採用していけばいいのです。

だからどんなに深くて良い文章を書けていても、採点者(人事)に気に入られないのでは意味がありません!

ちなみに高校や大学入試では、採点者の主観で合否が決まるような採点方法は行っていないので安心してくださいね!

点数の高い小論文に仕上げるコツは?

じゃあ実際、どうやったら高得点を取れるようになるのかな?

よくある採点基準が分かったところで、実際の小論文試験で高得点を取るにはどうしたらいいのかを解説していきますね。

加点要素と減点要素を意識しよう

どんな採点方式であれ、加点要素と減点要素というものはある程度存在します。

ここではよくある加点・減点の項目を紹介していきますね。

【小論文の加点要素】

  • 段落・構成が明確で分かりやすい
  • 主張や具体例に説得力がある
  • 独創性がある

【小論文の減点要素】

  • 書き方の指示に沿っていない
  • 質問されたことに答えられていない
  • 具体的な説明がない
  • 資料を正しく読解できていない
  • 要約が「本文の切り貼り」になっている
  • ムダな言葉が多い
  • 文構成が分かりにくい
  • 誤字・脱字
  • 表現の誤用
  • 話が飛躍している

このように、加点基準は何となくあやふやで、減点基準は誰から見ても減点対象だと分かるものが多いです。

ということは、まずは「減点されない文章」を書くことを意識したほうが良いと言えますね。

嫌われない文章を書く

小論文では、独創的なアイディアを書くことで加点されることも多いです。

しかし人と違う意見を書こうとするあまり、採点者にマイナスの印象を与えないように注意が必要です。

  • 賛否両論のある意見
  • 反道徳的
  • 話が飛躍している
  • 現実味のない話

こんなことは、逆にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

一般的に小論文の採点は、2~3人の採点者がいてその平均値をとることが多いです。

この採点者のうち1人でも低い評価をつけられてしまうと、低い得点になってしまいますよね。

読んだ人すべてに好印象を与えられるように意識しましょう!

ありきたりな意見は避ける

先ほど「嫌われない文章を書こう」と言いましたが…

「ありきたりな良い子ちゃん解答」というのも高得点には繋がりません。

誰でも思いつくような内容だと「独創性」の部分は0点ですし、採点者は1日に何十人分もの小論文を採点するので印象に残らないんですよね。

このバランスは難しいかもしれないね。「前向きに問題解決する姿勢」を意識すると良いよ。

不安な漢字・表現は避ける

間違った漢字や表現は減点対象になってしまいます。

ということは…不安な漢字や表現は使わないことが鉄則!

平仮名で書いたり、簡単な表現を使うなどすれば減点対象にはなりませんね。

基本に沿った段落構成で書く

小論文初心者さんにとっては、細かい表現はもちろんのこと、段落の組み立てが一番難しいのではないでしょうか。

構成メモを書かずにいきなり書き始めると、この項目で減点されてしまう可能性が高まります。

段落分けや構成は、事前にメモを作っておくことが必須!

詳しくはこちらの記事で説明をしていますので、ぜひマスターしてくださいね。

小論文で高得点を取るためには、採点基準を意識することが重要

まとめ
  • 小論文の採点方法は、「項目別採点」、「基礎点からの加点・減点」、「採点者独自の採点基準」の3つ
  • いずれの方法でも加点要素と減点要素を理解しておくことが大切。
  • 減点要素は注意すればなくせる!
  • 文字数も上限ギリギリを狙うようにしよう

今回は小論文の採点基準について解説をしていきました。

採点基準の細かいことは学校や企業によりますが、加点要素・減点要素は全員が注意しておくべきことです。

この採点基準を意識しておけば、少なくとも減点されにくい小論文を作ることができるはず。

皆さんも今回ご紹介した採点基準を意識して練習をしてみてくださいね。

小論文の書き方の全体像はこちら。

他にも沢山のポイントを紹介しています。

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