仮面浪人をしていた人は、就活やバイト時の履歴書の書き方で困る場面もありますよね。
「仮面浪人していたことを書くべきなのか…」
「書いて面接で突っ込まれたらどうしよう…」
こんな不安を抱えている人も多いかと思います。
履歴書は自分の経歴をありのまま書くものですが…
仮面浪人をしていた経歴はわざわざ書かないといけないのでしょうか?
この記事では、仮面浪人した場合は履歴書にそのことを書くべきなのかどうか、そして仮面浪人をしていた人の履歴書の書き方を解説いたします。
仮面浪人をした場合、履歴書に書くべき?
ではそもそも、仮面浪人をしていたことは履歴書にちゃんと書くべきなのでしょうか?
まずはこの辺をしっかりと解説していきます。
仮面浪人に成功した場合は履歴書にちゃんと記載しよう
仮面浪人に成功した場合、きちんと履歴書には記載しましょう!
もしバレた時のことを考えると、経歴詐称とまではいかなくても印象が下がるのは免れません。
特に仮面浪人中に通っていた学校で取得した単位を《認定》してもらった場合ですね。
成績証明書に通常のA、B、C…ではなく「認定」と出てしまいます。
内定後に提出を義務付けている企業もありますので、注意が必要ですよ。
仮面浪人に失敗した場合は書かなくてOK
一方で仮面浪人に失敗した場合は、当たり前ですが履歴書には書く必要はありません。
普通に入学し、普通に卒業した(見込み)と書けばいいのです。
要は本人の気持ちの問題なのですから。
「在学中に他の大学を受験してみた」というだけの話です。
仮面浪人した場合の履歴書の書き方は?
では実際に履歴書に仮面浪人の経歴を書く場合、どのように書いたらいいのでしょうか?
1年間仮面浪人をして、2020年の3月に卒業見込みの場合の履歴書を作ってみました↓
こんな感じで、仮面浪人先のA大学の「入学」と「中途退学」を書けばいいですよ。
中退理由を学歴欄に書く場合もありますが…
この場合は退学後すぐに別の大学に入学しているため、「大学を移るための退学」というのは見れば分かりますからね。
なので「仮面浪人していたため」とわざわざ退学理由を書かなくても大丈夫です。
履歴書に仮面浪人と書くと不利にならないの?
履歴書に仮面浪人をしていた実績を書くと、就職に不利になってしまうのでしょうか?
私自身の経験では特に不利になるとは思いませんでしたね。
私の場合、結果的に編入で受かってしまったのでちょっと事情が違うかもしれませんが、「前の大学を退学して別の大学に移った」という点ではほぼ同じです。
面接ではやはり退学について突っ込まれることもありましたが、きちんと受け答えを用意していたので特に問題ありませんでした。
ここでポジティブな言い返しができれば、むしろ株価は上がります。
じゃあ逆に、仮面浪人した事実を書かないとどうなるかを考えてみましょう。
履歴書に1~数年の空欄があり、「普通に浪人した」という経歴に見えますよね。
「普通に浪人した」場合と「仮面浪人」をした場合を比べてみると…
面接官に与える影響はそこまで変わらないです。
もちろん人によってどう考えるのかは差がありますが…
確率で考えると大差ないです。
所詮面接官なんてガチャですから。
まとめ:仮面浪人に成功したらしっかり履歴書に記載しよう
- 仮面浪人に成功した場合、学歴は正直に書いた方が無難
- 仮面浪人に失敗した場合は書かなくてOK
- 履歴書に「退学」とあってもきちんと理由が説明できればマイナスになることはない
今回は仮面浪人をした場合の履歴書の書き方について解説していきました。
履歴書はやっぱり正直に書くべきです。
後々退学実績があるということがバレたら厄介ですからね。
そしてもっと大切なのが、仮面浪人について面接で突っ込まれた時にきちんと受け答えすること。
「失敗してしまって仕方なく…」ではなくて、もっとポジティブな理由を言えると良いですね。
上手く伝えることができれば、プラスの評価になることもありますよ!
この記事が参考になれば幸いです!