仮面浪人をしようか考えている人、そして仮面浪人を乗り越えて就活を迎える人は、「仮面浪人の経験がマイナスのイメージを与えてしまうのでは?」と心配になることもあるかと思います。
今まで通っていた大学を辞めて新しい大学に通おうとするわけですから、ネガティブなイメージを与えるのも仕方のない事…
こんな風に思う人も多いのではないでしょうか。
でも実際、仮面浪人をした実績というのは本当に就職に不利になってしまうのでしょうか?
自分の勝手なイメージで、実際の面接官はたいして気にしていない可能性もありますよね。
という訳でこの記事では仮面浪人は就職に不利なのかどうか、そして就職面接時の注意点について紹介していきます。
仮面浪人は就職に不利?
仮面浪人は本当に就職に不利になってしまうのでしょうか?
私や友達、生徒の経験をもとにまとめていきますね。
きちんと仮面浪人した言えればむしろ有利
こういう風に考えている人はぶっちゃけ不利です。
というのも、この自信のなさというのはエントリーシートや面接でにじみ出てしまうものなんですよね。
でも自分の仮面浪人の経歴に自信をもってアピールできれば逆に有利になることもありますよ!
というのも、私が就活時代にこういう経験をしたからです。
30社くらい面接を受けましたが、約半数でこんな感じのことを聞かれました。
結局その次の面接とかで落ちてしまうのですが、仮面浪人について聞いてきた面接については大体パスできました。
だから私は仮面浪人でも伝え方によっては有利に働くと考えています。
実際のところ…評価は普通の浪人と変わらない
あと半数の企業では、特に仮面浪人については触れられませんでしたね。
私が受けたのはどちらかというと技術職だったので、まずはスキルがあるかどうかの方をチェックされていたようです。
ここからは私の想像ですが…
面接官からしたら、仮面浪人も浪人もそこまで変わらないのでは?と思っています。
1年間別の大学に通っていても、予備校でがっつり浪人していても、履歴書から受ける印象は大差ないのでは、と…。
結局大切なことは、会社に利益をもたらしてくれるかどうかですもんね。
結局は面接官次第
でも結局は、仮面浪人をしていたことをどう思うかなんて面接官次第なんですよね。
「なるほど!すごい!諦めずに頑張ったんだね!」
って思う人もいれば、
「中途半端なことしやがって!」
って思う人もいます。
これは普通の浪人に対しても言えることですし、なんなら現役合格の人だってサークルやボランティアなど別のところでそう思われる可能性もあります。
なので面接官にどう思われるかなんて考えるだけ無駄です。
だったら仮面浪人の経験を逆手にとって、自分の武器にする方法を考えていきましょう。
仮面浪人をしても就職で不利にならないためのポイント
じゃあ実際、仮面浪人経験をどんな風に活用していけばいいのでしょうか?
ここでは具体的な方法をお話していきますね!
仮面浪人をしたポジティブな理由を話そう
まず、仮面浪人をした理由。
「第一志望の大学に落ちたから」などネガティブな理由を挙げがちですが、これではプラスの評価につなげることはできません。
仮面浪人をした理由は必ずポジティブなものを言うようにしましょう!
例えばこんな感じ。
- どうしてもやりたい研究があった
- 現役時代の結果に納得できなくて、再チャレンジしてみた
- 2つの大学を見ることで自分の価値観が広がると感じた
- 新しい目標ができた
などなど。
面接官が「おっ」と思うようなアピールをしたいですよね。
仮面浪人時代に得たことをアピール
ポジティブな理由とセットでアピールしたいのが、《仮面浪人を通じて得たこと》です。
普通に考えてみてください。
仮面浪人って実はすごいことなんですよ。
通っている大学の授業や課題をこなしつつ、受験勉強までするのですから…。
例えばこんな感じのアピールができます。
- 自分を極限まで追い込んで、限界を突破できた
- 計画を立てる力と実行する力がついた
- 無駄を徹底的に省いた、効率の良い勉強方法を編み出した
- 友達との上手な付き合い方を学んだ
- 目標達成のために必要な要素が分かった
こんな感じでしょうか。
仮面浪人を経験したあなたにしかできないアピールをしていきましょう!
自分の選択に自信を持つこと
何よりも大切なのは、仮面浪人という経験に自信を持つことです。
自信のなさは就活面接の短時間でも見透かされてしまいますよ。
逆に自信たっぷりでアピールできれば、仮面浪人の経験が大きな武器となります。
同じ履歴書を持って行っても、どうアピールするかで印象は変わるものですよ。
まとめ:仮面浪人が就職に不利になるかはアピール次第
- 経験上、仮面浪人が就活に不利になることはない
- しかし自信なさそうな姿勢はマイナス評価に
- 仮面浪人をしたポジティブな理由・得られたことを話そう
- 結局どう思われるかなんて面接官次第
今回は「仮面浪人は就職で不利になってしまうのかどうか」についてお話をしていきました。
繰り返しですが、私は不利になるという経験をしたことはありません。
これで書類選考も標準くらいの確率で受かりましたし…。
特殊な経歴ではありますが、自信を持って大丈夫ですよ!
自信満々にアピールしさえすれば、逆に強みにもなるんです。
ぜひあなたも胸を張って、仮面浪人の経験をアピールしていってくださいね。