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宅浪の理想的な勉強スケジュールの3大要素とは?1日単位・年間スケジュールの例を公開

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宅浪ってスケジュール管理が難しいんだよね。なにか目安になるものやポイントはないかな?

宅浪生は塾や予備校に通う浪人生と違って、他人に勉強計画や進捗をチェックしてもらえません。

当然ながら自分で計画を作成・管理していくしかないんですよね。

言葉にするのは簡単だけど、実際に有効なスケジュールを作って実行していくことは難しいよね。

というわけで今回は、宅浪生の理想的な勉強スケジュールについてお話していきます。

年間スケジュールと1日の生活スケジュールの例もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

宅浪の理想的な勉強スケジュールの3大要素とは?

まずは宅浪生がスケジュールを立てていく際に必要な3大要素を紹介します。

この基本を押さえておけばどの科目においてもズレたスケジュールが出来上がることはないでしょう。

①きちんと設計されたスケジュールであること

3大要素の1つ目はきちんとスケジュールが設計されているということです。

ただ闇雲に勉強時間を増やせばいいというわけではありませんからね。

ここでのポイントは志望校合格までの道のりを逆算して考えること。

「合格するためにどんな力が必要なのか?」

「そのためには具体的に何をするべきなのか?」

このように考え、根拠のあるスケジュールを立てていかないといけません。

②実現可能であること

そして次に大切なのが、作った計画をやり通すことができるかどうかです。

  • 1か月で偏差値を10上げる
  • 1日20時間勉強する
  • 息抜きの時間を一切とらない

など…こんな無理な目標を立てるのはNGです。

遂行するのが難しい計画は計画とは呼べません。

③長期間継続できること

そしてもうひとつは、数か月・1年単位で計画を継続できるかどうかです。

1日だけであれば睡眠時間を多少削ることは可能かもしれません。

しかし長期的に考えたとき、ずっとその生活リズムをキープすることは可能でしょうか?

もしその計画を長期間続けていける自信がないのなら、現実味のある計画に修正していくべきです。

宅浪生の勉強・生活スケジュールを作る際の注意点

ここでは実際にスケジュールを作り始める前に、細かな注意事項を見ていきます。

朝型の生活リズムをキープしよう

まずは基本中の基本ですね。

現役生だろうと浪人生だろうと、受験生は朝型の生活リズムをキープするのが基本です

宅浪生は特に不規則な生活になりがちなので注意しましょう!

目標を明確にしよう

そしてさらに大切なことは目標を明確にするということです。

ゴールが決まっていないと計画を立てようがありませんから。

また目標がないとモチベーションを維持できなくなります。

早いうちに志望校・志望学科などを具体的に決めておきましょう。

勉強時間・内容の記録をしよう

計画を立てるだけではもちろんダメで、着実に実行していくことが何より大切となります。

日々の計画をきちんと達成できたのかどうか、どのような時間配分で行ったのかを毎日記録していってください

そうすれば一日の行動が可視化されて反省点も見えてくるはずです。

状況に合わせて改善していこう

上記のように日々の記録を付けたら、それを活用して勉強計画をより良いものにしていきましょう。

無理のあるスケジュールを組んでいたと感じたら修正、

逆に余裕がありすぎると感じたらさらに負荷をかけるなど。

なんとなく・目的なく改善するのはあまり意味がありません。

また長期目標に対してどれくらい成果が出ているのかも逐一確認してください。

これには模試の結果帳票が使えますね。

科目ごとの時間配分を見直し、勉強内容を適正化させていきましょう。

計画倒れにならないための工夫をしよう

またせっかく計画を作っても実行できない要因として、余裕のない勉強計画を立てていることが挙げられます。

息抜きの時間もろくに取れないような無理のある計画だったり、趣味の時間をまったく取らないなど…

自分を追い詰めることが正義と思っている人も少なからずいます。

しかしこれでは長い受験生活を戦っていけません。

  • 週に1回は調整日を設ける
  • 月に1回は友人と遊びに行く
  • 3時間ごとに休憩をとる

など…快適に勉強していけるように工夫していきましょう。

宅浪生のスケジュールの作り方

ではこれらを踏まえて、宅浪生の勉強スケジュールを作っていきましょう。

大まかな順番は以下の通り。

  1. 長期目標を決める(志望校、本番で必要な点数など)
  2. 中期目標を決める(模試ごとが理想)
  3. 短期目標を決める(1週間ごとの具体的なやることリストを作成)
  4. 1日ごとにやることを振り分ける

ここでは《目標から逆算して考える》ことがポイントとなります。

まずは最終的な目標(長期目標)を決め、そのためにはどうしていけばいいか?をより具体的に落とし込んでいきます。

そして具体的な行動目標を決め、日々の勉強に割り振っていく感じです。

オススメなのは1週間単位でやることリストを作っていくこと

そうすればプライベートの予定も考慮することができますし、調整日なども含めた余裕のある計画を立てていけるはずです。

宅浪生の年間スケジュールの例

あくまで一例ではありますが、年間スケジュールの例も見ておきましょう。

ここでは共通テストの英語で8割を取ることを目標に勉強内容のスケジュールを考えていきます。

【長期】共通テスト8割

  【中期】6月までに基礎を完璧にする

    【短期】単語1週目・週○語

    【短期】週に文法○課

    【短期】易しい長文・週○題

  【中期】8月の模試で5割・過去問開始

    【短期】週に1つ過去問を解く

    【短期】長文テキスト週○題

    【短期】単語帳2週目・週○語

  【中期】10月の模試で6割

    【短期】週に1つ過去問を解く

    【短期】抜け漏れがあれば復習

    【短期】英文解釈を週に○題

    【短期】長文週○題

  【中期】共通テストプレで8割

    【短期】週に1つ過去問を解く

    【短期】ハイレベル長文・週○題

    【短期】時間に負荷をかけて読む

これは一例ですが、このように【長期目標】→【中期目標】→【短期目標】の順に考えていくことがポイントです。

短期目標の部分は「目標」というよりも「具体的な行動計画」ですね。

このように目標に向けて具体的にどうしていくべきかを考えていくことがポイントです。

実際には個別試験対策もあるし現時点の状況も人それぞれだから、これはあくまで例としてとらえてね。そしてその都度計画を修正していくことも大切!

こちらの記事でも勉強計画の立て方を詳しく解説しています↓

宅浪生の1日のスケジュールの例

また1日ごとの細かい予定表の例も見ていきましょう。

こちらに関しても一例となります↓

6:00起床
6:00
~7:00
朝ごはん、身支度
前日に覚えた暗記事項の確認
7:00
~12:00
英語
12:00
~13:00
お昼ご飯
13:00
~15:30
数学
15:30
~16:00
休憩
16:00
~19:00
国語
19:00
~21:00
晩ご飯、お風呂など
21:00
~0:00
未達成のタスク
暗記事項を詰め込む
0:00就寝

この通りに勉強すると13時間半の予定ですね。

先ほど挙げた

  • 朝型
  • 息抜きの時間を取る
  • 調整の時間を取る

という条件も達成できています。

ただこれだと睡眠時間が6時間だけになってしまってます。

睡眠時間だけは絶対に削ってはいけません。

必要な睡眠時間は人それぞれなので、必要な分は必ず先に確保してくださいね

まとめ:宅浪生はよりスケジュール管理を厳密に!

まとめ
  • 宅浪生はスケジュール管理がとても大切!
  • 年間スケジュールは【長期目標】から【短期目標】に落とし込む
  • 1日の勉強スケジュールも厳密に決めよう
  • いずれも無理のない・継続可能なスケジュールを作ることが大切

今回は宅浪生がスケジュールを立てる上で大切なことをお話していきました。

宅浪生は監督してくれる先生やチューターさんがいない分、自分でスケジュール管理を徹底していく必要があります。

余裕のある計画を立てつつも、目標の達成に向けて自分に厳しく勉強をしていきましょう

もし自分だけで管理できないのなら、塾や予備校などプロに頼ることも必要になってきます。

今はスポットで利用できる家庭教師や勉強サポートが中心のサービスなんかも存在しますので、こういったものを活用していけると良いですね。

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