英検Jr.(児童英検)のブロンズは、小さい子が初めに受ける英語の検定テストとして有名です。
でも…どのくらいの年齢で、どれくらいの英語力があればチャレンジできるのか不安な親御さんも多いのではないですか?
こんな不安を抱えている人も多いかもしれません。
今回は英検Jr.(児童英検)のブロンズレベルのサンプル問題を例に、難易度や対策方法を解説していきます。
英検Jr.ブロンズってどのくらいのレベル?
3歳から受験できる!
英検Jr.の対象年齢は実は、3歳~中学生となっています。
ということは、実力さえあればどんどんレベルを上げてテストを受けることができるんです!
とはいえ、何となくの勉強では英検Jr.のテストにチャレンジするのは難しいかもしれません。
英検Jr.の対策をしっかり行っていく必要がありますよ。
文字は読めなくてOK!
英検Jr.ブロンズレベルではアルファベットを読めなくて大丈夫!
音声を聞き取って答えを選ぶだけの簡単な問題なんです。
単語や表現を音で覚えればいいので、小さい子でも安心してテストを受けることができますよ。
単語と定型表現を中心に覚えよう
例えば ”This is my 〇〇” のような表現はとてもよく出てきます。
そしてそれとセット使う、”a pen”, ”a bike” などの基本単語も覚えておく必要がありますね。
単語の量は親御さんが思っているよりも必要かもしれません。
例えばこんな単語が多く出題されています。
- 食べ物
- 動物
- 色
- 時や天候
- 数
- 体の部分
- 乗り物
- 日常生活の基本的な動作
こう見ると結構多いように感じてしまいますね…。
基本の挨拶をマスターしよう
英会話の基本はなんと言っても挨拶ですよね!
”Hello.”、”Good morning.”
のような基本的な挨拶についてはマスターしておきましょう。
挨拶単体だけでなく、会話形式で実践練習することも大切ですよ。
こんな感じの会話の流れを覚え、意識せずとも口から出てくるようになると良いですね!
目的は英語の「音」に慣れさせること
ここまででお分かりの通り、英検Jr.ブロンズレベルの目的は英語に慣れ親しむこと!
特に英語の「音」に慣れさせることが一番の目的と言えます。
子供の時からネイティブの発音に慣れておくということは長い目で見ても大切なことです。
シルバーやゴールドではアルファベットや読解力なども問われてきます。
英検Jr.ブロンズレベルはリスニングに特化したテストですので、まずはしっかり「英語耳」を鍛えていきたいですね。
シルバー・ゴールドレベルと比較したい人は、こちらのページをご覧ください。
英検Jr.(児童英検)ブロンズ サンプルテストの問題を解説!
ここでは英検Jr.ブロンズレベルのサンプルテストを見ながら、実際の出題形式や難易度を解説していきます。
画像は英検Jr.のオンラインテストからお借りしました。
出題傾向や難易度は変わらないとのことなので、 ペーパーテストを受ける人にも参考になるかと思います。
イラストに合う正しい応答を選ぶ問題
このようにイラストが出てきて、3択の音声が流れます。
何番の音声が正解なのかを選ぶ問題です。
この問題では「Pen」という単語を聞き取れればOK。
「This is my ~」の部分は最悪聞き取れなくても問題が解けます。
下の解答欄をクリック、もしくはタッチして正解を選びます。
これは結構簡単ですね。
問題文とイラストを照らし合わせて考える問題
一方でこんな問題もありますよ。
イラストに合う応答文を選ぶ問題です。
問いかけは「バナナはある?」って文章ですね。
イラストにはバナナはないので”No”を選ぶのですが…。
”bananas”、”cherries”など、フルーツの種類を覚えていないと正しい選択肢は選べません。
どれくらいの数の単語を覚えているかがカギとなります。
この”Do you have bananas?”という問題文もしっかり聞き取らないといけませんね。
”Do you have …”の部分に気を取られていると”bananas”が聞こえてきません。
”Do you have …” のような定型表現もしっかり覚えてからテストに臨みたいですね。
英検Jr.ブロンズレベルで問われるのは名詞だけじゃありません。
動詞や形容詞の知識も問われますよ。
英検Jr.の本番のテストはこんな感じです。
英検Jr.のテストの受け方、動作環境についてはこちらのページでまとめいます。
併せてチェックしてくださいね。
英検Jr.オンライン版教材のブロンズレベルってどんな感じ?
英検Jr.オンラインはご存知ですか?
英検Jr.はペーパーテストとオンライン版のテストがあるのですが、ペーパー版はグループ受験のみ。
個人で英検Jr.を受けたい場合はオンライン版のテストを受けることになります。
そしてこの英検Jr.オンライン版には、模擬テストや教材もセットになったコースもあるんです。
テスト・教材・模擬テストも全てパソコンやタブレットで使うことができますよ。
ここでは英検Jr.オンライン版の教材を見ながら、どんな対策をすればいいのか確認していきましょう。
ドリル
英検Jr.オンラインにはドリル&ゲームという機能がありますので、どんなものかよく見ていきましょう。
これは数ある種類の中の一例です。
身の回りの様々なものが並んでいますね。
これタッチ or クリックで選んでいきます。
Paper , this is a piese of paper.
と音声が流れます。
文字の表示を選ぶことができて、
- 日本語で「紙」表示
- 英語で ”Paper” と表示
- 表示なし
の3つのパターンがあります。
使い方によってはスペルクイズや一問一答の単語クイズもできますね。
このドリル&ゲームにはクイズもセットになっています。
「ドリル」で学んだことが実際に身に付いているか、テストしていきますよ。
絵に合う挨拶を選びます。
こんな感じでその都度、身に付いているかの確認できるのがいいですね。
ゲーム
次にドリル&ゲームのゲームの部分の解説です。
これも一例ですが、かるたのゲームなんかもありました。
相手の強さは選べるので、一番弱い「妹」と対戦してみました。
単語が読み上げられるので、その絵の描いてある札を妹よりも先に取ります。
最後の札は妹に超高速で取られてしまいました。
かわいくない妹です。笑
こんな感じなら楽しく単語を覚えていけそう!
ドリル&ゲームから分かる英検Jr.ブロンズの対策法は?
このようなコンテンツ構成から英検Jr.ブロンズを受験するのに大切なのは、
- とにかく単語
- 挨拶をしっかり!
- ”This is a ~.” などの定型表現を覚える
こんなことが必要だと分かりました。
市販の本などを使った学習でも良いですが、英検Jr.オンラインは音声とアニメーションで楽しく学ぶことができます。
英検の公式教材なので対策としては申し分ないですね。
親がべったりついていなくても自分だけで勉強していけるのもありがたいです。
サンプル教材を試そう!
英検Jr.オンラインの料金など、もっと詳しく知りたい方はこちら↓
英検Jr.ブロンズ受験目指して、適切な教材で勉強しよう
- 英検Jr.ブロンズはアルファベットが読めなくても受験できる
- 英語の「音」に慣れさせることが目的
- 挨拶・単語・定型表現を中心に学習しよう
- 学習教材は英検Jr.オンラインの専用教材が手っ取り早い
本日は英検Jr.(児童英検)のブロンズレベルについて解説をしていきました。
大人から見ると結構簡単そうに見えますが…
初めて英語を勉強する子供にとっては、しっかり対策をしないと難しいかもしれません。
特に知らない単語などが出てきてしまうと手も足も出ませんよね…。
そんな可哀そうなことにならないためにも、しっかり準備をさせてから本番のテストに臨みましょう!
先ほども紹介した「英検Jr.オンライン」はテストだけのコースも選べますが、教材もセットにした方が断然お得。
専用教材で勉強してからテストに臨めるので、他に教材を揃える必要はありません。
何より親御さんの手間が省けて良いですよね。
まずはサンプル問題で実力をチェック!