小論文

小論文で文字数は何割書けばいい?足りない時はどうする?

小論文で文字数が足りなかったらどうなってしまうんだろう?大幅に減点されてしまうのかな…?

小論文の試験では、文字数によって減点・加点を定めている学校がほとんどです。

このブログで繰り返し書いているように、文字数はとても大切な指標。

なぜなら文字数が唯一、誰が採点しても同じになる絶対的な数値だからです。

という訳で文字数に関しては完璧を目指していく必要があります。

そこで今回の記事では、小論文において目指すべき文字数について紹介していきます。

何割書けばいいのか?足りない場合・オーバーする場合の対処法も一緒に紹介していきますね。

しっかり勉強して、小論文試験に挑みましょう!

小論文で必要な文字数は?何割書けばいい?

まずは、小論文で書くべき文字数について解説をしていきます。

まずは問題文を確認しよう

実は学校によって、文字数の指定のしかたがいろいろあるんですよね。

例えばこんな感じ↓

  • 「~字以内」
  • 「~字以上、~字以内」
  • 「~字程度」「約~字」「~字前後」

自分が受験する学校がどういう風に文字数を指定しているのかは、過去問などで確認しましょう。

また文字数がどのくらいあれば減点されないのか?というのは学校によって異なります

なのでここでは、よくある文字数の基準を解説していきます。

「~字以内」と指定されている場合

「~字以内で書きなさい。」と指定されている場合は、規定文字数の9割を書くようにしましょう。

●800字の小論文 ⇒ 720字~800字

●1000字の小論文 → 900字~1000字

といった感じですね。

「~字以上、~字以内」と指定されてる場合

また「~字以上、~字以内」で書きなさいと言われている場合は、必ずこの範囲に文字数をおさめないといけません。

1文字でも足りなかったり、多かったりした場合は減点になってしまいます。

しかしこの範囲内に収まっていれば、文字数について減点されることはありませんよ。

「~字程度」「約~字」「~字前後」と指定されている場合

この場合が一番ややこしいですね。

学校によって判断が変わってきそうです。

一般的には、《指定の文字数±1割》とするのが理想と言われています。

●「800字程度」などと書かれている場合

 ⇒ 720字~880字

●「1000字程度」などと書かれている場合

 ⇒ 900字~1100字

こんな感じですね。

稀にある例として…

「1000字程度の小論文なのに、解答用紙が1050字までしか書けない」

ということもあります。

この場合は解答用紙のマス目におさまるように書きましょう

欄外にはみ出てはいけません。

「字数制限なし」と指定された場合は?

そして一番困るのは「字数制限なし」の小論文ですよね。

試験会場で一斉に行う小論文試験というよりは、願書と一緒に提出をする事前課題に多い印象です。

まずは解答用紙をチェックしてみてください。

原稿用紙のようはマス目状になっているのなら、できるだけ解答用紙に書けるギリギリを狙うのがいいです。

しかしマス目状ではなく長方形だけだったり、罫線が引いてある解答用紙だったら…

できるだけぎっしり見えるように書いていく必要がありますね

これは解答欄の大きさやあなたの文字の大きさなどにもよるので、具体的な数値は出せないのですが…

自分が苦しくならない程度の大きさの文字で、解答欄いっぱいに書く!

と覚えておいてください。

文字数が足りなかったらどうする?

目指すべき文字数は分かったけど…中身を膨らませることができないんだよな…。いつも全然かけなくて困っちゃう。

こういう人のために、ここでは文字数が足りなかったらどうなるのか?や、文字数が足りない時の対処法を紹介していきます。

文字数によって大幅減点になってしまう学校も

まず、「文字数が足りないとどうなってしまうのか」というところですが…

学校によっては文字数で大幅減点になってしまう場合もあるので注意が必要ですね。

例えばこんな採点基準を設けている大学もあります↓

「800字以内」と指定された小論文の採点例

  • 721~800文字 :80点
  • 641~720文字 :70点
  • 560~640文字 :50点
  •  (中略)
  • 0~400文字   :0点
  • 801文字〜   :0点

以上のように文字数によって基礎点を決めて、そこから加点・減点を行う。

このように、そもそも文字数が足りないと基礎点の時点でかなりの差がついてしまいます。

9割以上書けていれば80点からスタートできるのに対し、7~8割しか書けていないと50点スタート。

出だしから30点もの差がつくことになってしまいます

これは一例ですが、これほど文字数は大切ということです。

可能であればあなたが受験する学校の採点基準を知るところから始めてみましょう。

よくある採点基準はこちらのページでまとめています。

まずは基本!構成メモを必ず作ろう

では文字数をクリアするためには具体的にどうしたらいいのでしょうか?

まず大前提として、解答用紙に書きながらかさ増ししようとするのはNGです。

必ず事前に構成メモを作り、事前にしっかりと計画を立ててから清書を書きましょう。

事前に構成メモを作れば、出来上がりの全体量を把握することがきるんですよね。

文字数が足りないかもしれない」ということに早い段階で気づくことができます

構成メモの作り方はこちらで解説をしています。

具体例や体験談を盛り込む

文字数をかさ増しする手段としては、「具体例や体験談を入れる」というのがメジャーですね。

構成メモを作る段階で、どんな具体例や体験談を入れようかということをピックアップしておきましょうね。

本筋と関係ない事を入れては意味がないので、その具体例や体験談の役割もしっかり考えるようにしましょう。

結論の段落を膨らませる

小論文の基本構成は、《序論→本論→結論》の3つのパートの構成。

もし書き進めていって最後何行か足りないことに気づいてしまったら、結論の部分を膨らませるようにしましょう

この時に注意なのは、問題文で聞かれたことに対してきちんと答えるようにすること。

最後の最後で聞かれたことと違うことを書いてしまうと、採点者は「???」ってなってしまいますからね。

きちんと聞かれたことに収束させるように意識しましょう。

文字数のNGな増やし方

しっかり構成を作ってから書いたけど、文字数が足りない!何とかして増やさないと…!

どんなに準備をして書き始めたとしても、清書を書いている途中に文字数が足りないことに気づくこともありますよね。

無理やり文字数を増やす方法として以下のようなことをやってしまう人も多いですが…

これらはやってはいけません!

他の部分で減点になってしまう可能性が高まります。

  • 小学生でも書ける漢字をひらがなにする
  • やたらと長い接続詞などを使う
  • 話を逸らす
  • 関係のない具体例などを入れる

明らかに不自然なものはそれだけで減点になってしまいます。

これらは絶対にやらずに、先ほど挙げたような方法で文を増やすようにしていきましょう。

「殆ど」を「ほとんど」と書いたり、 「全く」を「まったく」と書くのは問題なし。これは”漢字を開く”という、文章を読みやすくするための技法でもあるよ。どこまでが良くてどこからがダメなのかの判断は難しいけどね。

文字数がオーバーしてしまう場合は?

逆に、文字数がオーバーしてしまいそうな場合はどうしたらいいんだろう?

文字数が少なくて悩んでいる人の方が多いかと思いますので、これは贅沢な悩みに聞こえるかもしれませんが…

文字数がオーバーしてしまう場合はどうなってしまうのか、そして文字数がオーバーしそうな時の対処法についても解説をしていきますね。

文字数オーバーに関してはかなり厳しい!

先ほどの採点基準の例をもう一度見てみましょう。

「800字以内」と指定された小論文の採点例

  • 721~800文字 :80点
  • 641~720文字 :70点
  • 560~640文字 :50点
  •  (中略)
  • 0~400文字  :0点
  • 801文字〜 :0点

以上のように文字数によって基礎点を決めて、そこから加点・減点を行う。

このように、規定文字数を1文字でも超えてしまうと基礎点が0点になってしまう学校さえあるんです。

文字数が足りないより、オーバーしてしまうことの方が罪が重いようですね…。

対処法①:文の内容は変えずに文字数を減らす

まず思い浮かべるのは、文章の内容はそのままに文字数を減らす方法

何文字か削れば良いだけだったら、この方法が手っ取り早いですね。

例えばこんな方法が考えられます。

  1. できるだけ熟語を使う
  2. 言い切りの語尾を使う
  3. 修飾語などを削る

①できるだけ熟語を使う》については取り入れやすいのではないでしょうか。

例えば…

  • 「~のではないかという心配がある」⇒「懸念している」
  • 「誰の目から見ても明らかだ」⇒「明白だ」
  • 「なくてはいけないものだ」⇒「必要不可欠だ」

こんな感じです。

また《②言い切りの語尾》についてですが、

  • 「~と考える。」⇒「~だ。」
  • 「~してしまう。」⇒「~する。」
  • 「~ではないだろうか。」⇒「~である。」

このように言い換えることができます。

よく使う「である調」の語尾については、以下の記事で解説をしていますので参考にしてください。

元々の文章と意味が変わらないように注意して書き替えましょう。

そして、《修飾語を削る》ということも有効ですね。

例えば…

  • 「まったく問題ない」⇒「問題ない」
  • 「お金に余裕のある裕福層は」⇒「裕福層は」

こんな風に、削っても意味が通るものについて消してしまいましょう

対処法② 内容を削る

規定の文字数から大幅に超えてしまいそうな場合は、文章をまるまる削ったり、構成から変えていく必要があります。

まずは削っても問題のない具体例などを削るのが良いですね。

これだけで結構削ることができますし、構成を大幅に変えずに済みます。

しかしこれがダメなら、構成を変更していくしかないですね。

構成メモとにらめっこしながら、必要最低限の修正で済むように変更していきましょう。

いずれにしても、残りの文字数は常に意識しないといけないね。早くに気づけば対処のしかただっていくらでもあるから。

小論文では文字数は絶対に守るようにしよう!

まとめ
  • 文字数の理想は、規定文字数の9割が基本。
  • 「約〇字」のような問題では《基準±1割》と覚えておこう
  • いずれも字数制限のギリギリまで書くことが理想
  • 文字数が規定に収まるように、事前に構成をしっかり作るようにしよう

今回は小論文において必要な文字数についてお話していきました。

理想の文字数に収めることは難しいので、かなりの練習が必要です。

しかし慣れてしまえば、

「こんな構成で書けば大体〇字くらいかな」

とか、

「文字数オーバーしそうだからこの段落は簡潔に…」

など、書きながら調整していくこともできるようになりますよ

しかしこれは構成メモがあってのこと。

手順を踏まずに書き始めては失敗のもとです。

こちらにまとめている手順の通りに書いていきましょう↓

沢山練習をして、小論文試験を突破してくださいね!

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