推薦入試

都立高校推薦入試は内申が足りてなくても合格できる?

都立高校の推薦入試を受けろって先生に言われたけど…内申が足りてないし、どうせ受けても時間の無駄だよ…。

こんな風に、「推薦合格なんて自分には無理!」と最初からあきらめていませんか?

内申点はたしかに、推薦入試の配点の大部分を占める大切な要素です。

推薦入試の合否は、ほとんど”内申点が左右する”と言っても過言ではありません。

むしろその他の要素は数値化しづらいから、事前の段階だと内申点で判断されることが多いんだよね。

でも都立高校の推薦入試は、本当に内申点が足りないと合格できないのでしょうか?

今回はこのことについて解説をしていきますね。

都立高校推薦入試は内申点が足りてなくても合格できる?

結論から言うと、内申点が足りなくても十分合格の可能性はありますよ!

今まで10年間塾の先生をしてきましたが、毎年1人は内申点が足りないのに逆転合格している生徒がいます!

都立推薦入試で採点されるのは、内申点だけではありません。

  • 内申点
  • 作文・小論文
  • 面接
  • 集団討論

学校によって配点は違いますが、これらを合計した総合得点で推薦の合否が決まります。

また推薦入試だけに限らず、合格の基準点というのは模試の会社が生徒の統計を取って算出したもの。

年度によって倍率や受ける生徒も変わるので、100%そうなるわけではないのです。

作文・小論文や面接などで、十分挽回できることを覚えておきましょう!

内申が足りなくても合格できた生徒の実例

では、どんな生徒が内申点が足りないにも関わらず推薦入試で逆転合格できたのでしょうか?

実際に私が過去に受け持った生徒を紹介していくね。

面接と集団討論が得意なAさん

授業中もおしゃべりが止まらないくらい、お話が大好きなAさん。

大人と話すことに何か気を遣うこともなく、塾の先生たちや他の学年の人ともよく話し、すぐに仲良くなっていました。

この子が本当にすごいと思うのは、「独特の感性を持っていて、それを言葉にできる」ということなんです。

大人っぽくしっかりとした文章が書けるわけではありませんでした。

でも主張が面白くてはっきりとしているので、多少の文章の幼さは十分カバーでき、かつインパクトの残る作文ができたと思います。

推薦入試が終わって作文と面接で何を答えたか聞いた時、合格を確信した(笑)

ちなみにAさんは、その辺のお笑い芸人よりも面白いギャガーでした。(笑)

野心たっぷりのBさん

実はBさん、本当に心配だったんです。

推薦の基準の内申点に全く届いていないばかりか、一般入試でも合格の可能性はほぼないと思われていました。

でも…推薦倍率7倍を勝ち抜きました。

確か、素内申で5以上は足りていない状態だったと記憶しています。

この子が評価されたのは、野心だと考えます。

  • 国公立大学に入りたい!
  • 学年の誰よりも勉強する!
  • 高校入学後は勉強に専念するために部活には入らず、寄り道しないで帰る!
  • 将来絶対に丸の内で働く!(?)

こんなことを面接でアピールしていました。

(最後の「丸の内で働く」っていうのは、面接官にどう響いたのかは分かりませんが…笑)

Bさんが受験した高校はあまり部活に力を入れている感じではないです。

都心にあるため、ほとんどの生徒は都心で遊んでから帰るような学校でした。

Bさんが不器用だけどまっすぐな子だってことは面接官もすぐに分かったと思います。

成績は足りていないのは誰の目からも明らかでしたが、将来性を買ってくれたのでしょう。

この子は志望大学・学部・学科まで目標を決めていたよ。人柄も申し分なしで面接練習も上手だったから、面接はほぼ満点だったのではないかと予想しているよ。

控えめな自己主張、世話焼きのCさん

Cさんはいわゆる「副部長タイプ」の子。

みんなのまとめ役で、細かい所にも目が行く、とても優しい子でした。

そして、とても心配性です。

それでいて、大人と話すのが上手だったんです。

言葉尻は柔らかく、でも自分の意見をしっかり伝えられる。

相手に失礼にならないように細心の注意を払いながら。

先生の悪口は決して言わないタイプの、誰の目から見てもいい子だったよ。優等生タイプの子はこの子の面接をお手本にしてほしいくらい。

こういうタイプの子って、推薦入試では受かりやすいんですよね。

上手く言えませんが、「絶対この子受かるわ…」ってタイプの子が経験上存在します。

こちらの記事でも触れているので、ぜひ併せてご覧ください。

自分の意見を持っていて、的確に伝えられる人は合格の可能性が高い

以上で紹介した3人に共通しているのは、

  • 将来の夢や目標が明確
  • 大人と話すのが上手。(緊張や変な遠慮をせず、スムーズに意見を伝えられる)
  • 自分の軸を持ちつつ、周りの様子も見ることができる
  • 自分に自信を持っている

こんな感じでしょうか。

面接の短い時間でどこまで伝わったのかは分かりませんが、普段塾でこの子たちと接していて、「本当にいい子だな…」って思うことが多かったです。

”求める生徒像”に合わせてアピールすることも大切だけど、みんなと同じ意見じゃ差別化できないよ。自分の良い所をしっかり伝えられるように考えていこう!

都立推薦入試を受けると、他にこんな良いことも。

でも内申が足りなくても受かる人って一握りでしょ?どうせ受けても落ちるだけだよ!

こんな風に考える人も多いかと思いますが…

実は不合格を貰う前提でも、推薦入試は受けたほうがいいと考えます。

一般入試では不合格を乗り越えてきた人の方が有利になるんです。

詳しくはこちらの記事で説明しています↓

内申が足りなくても、都立推薦入試は受けるべき。

まとめ
  • 内申点が足りなくても、推薦合格の可能性はある。
  • 内申が足りずに合格した子は、夢や目標がはっきりしている
  • 高校が求める生徒像に合わせていくのも大事だけど、それよりも自分を表現できるようになろう
  • 玉砕覚悟でも推薦入試は受けるのがおすすめ。

今回は都立高校の推薦入試は内申点が足りなくても合格できるのか?ということについてお話していきました。

結論、逆転合格は可能です!

推薦入試での得点の中で、内申点が占める割合は半分程度。

その他の面接・作文・集団討論などを強化していくことにより、合格できる可能性がありますよ。

内申点が足りなくて都立推薦入試を受けるかどうか迷っている人は、ぜひダメ元でも受けてみてください。

合格できるチャンスが転がっているのなら、貪欲に拾っていきましょう!

受けないで後悔するんだったら、当たって砕けよう。悔いのない受験を!
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