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高校入試の面接で長所と短所をどう伝える?【例文で解説】

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面接で長所と短所って聞かれるよね…どうやって言えばいいか分からないよ…

高校入試の面接で、「あなたの長所と短所は?」と質問されることは多いです。

でも…この質問に即座に答えられる人は珍しいです。

高校受験生に限らず大人でも、自分の長所と短所をはっきり理解している人は少ないですね。

推薦入試前は面接でよくある質問に対する答え方を作ってもらうんだけど…長所と短所の部分がどうしても埋まらない生徒が多いんだよね。

今回は高校入試の面接で長所や短所を聞かれた時の答え方や、どうしても思いつかない時の考え方のヒントをご紹介していきます。

面接の前にしっかり準備しておきましょうね!

高校入試の面接で長所と短所をどう伝える?【例文で解説】

面接で自分の長所や短所を言いたいとき、どのように伝えればいいのかを紹介していきますね。

2つの例文を用いて解説していきます。

例文① 長所と短所で別のことを言う

まず初めに、長所と短所で全く別のことを言う例です↓

私の長所はリーダーシップがあることです。中学校では学級委員や文化祭実行委員などを務めました。最近では球技大会の実行委員にも推薦されましたが、クラスのみんなの協力のおかげで成功を収めることができました。

短所は集中力が続かないところです。勉強にすぐに取り掛かることはできるのですが、30分くらいで集中力が切れてしまいます。そのため最近はあえて細かく休憩をとりながら受験勉強をしています。

こんな感じで、長所と短所で別々のことを言うのがスタンダードな方法です。

それぞれエピソードを語って説得力を持たせています。

例文② 長所と短所で同じことにフォーカスする

一方で、長所と短所で同じことにフォーカスするという方法もありますよ。

例えばこんな感じ↓

私の長所は思慮深いことだとよく言われます。無駄な買い物をしないように日ごろから気を付けていたり、綿密に予定を立ててから行動することが多いです。

しかし一方で、優柔不断なところが短所だと思います。悩んでしまって物事にすぐに取り掛かれない所は自分でも良くないと感じていますので、最近は「即決断」を心がけています。

こんな風に、「よく考えてから行動する」ということが言い方によって長所にも短所にもなるんです。

よく「長所が思いつかない!」という人が多いのですが、これは短所を裏返しにすることで発見できるかもしれませんよ。

逆に長所から短所を考えることもできるよね。要は言い方次第でどっちにもなるということ。

面接で長所と短所を伝える時の注意点

では面接で長所と短所を伝える時に、どのようなことに注意すればいいのでしょうか?

具体的に説明していきますね。

長所は自慢になってはいけない

自分の長所を考える時って、なんだか恥ずかしい気がしますよね。

でも面接では、恥ずかしがらずに長所を出していった方が良いですよ。

とは言っても…

長所を語る際に自慢みたいになってしまってはいけません

自慢のように捉えられてしまうと、それが本当のことでも信ぴょう性が薄くなってしまうんですよね…。

具体的に盛り込んでいきたいのは次のようなことです。

  • エピソード
  • 謙遜の気持ちをちょっとだけ
  • 長所をどう生かしているか/これから生かしていくか

先ほどの【例文①】にはこれらが盛り込まれています。

「私にはリーダーシップがあります!」とだけ言うよりも、なんだか説得力がある気がしませんか?

短所を短所のままにしてはいけない

短所を伝える時は特に注意が必要!

ネガティブなイメージや「ダメな人」という印象を与えないようにしないといけません。

でもこれも伝え方次第でどうにでもなりますよ。

できるだけポジティブな印象を与えるためには、こんな感じの文言を入れるようにしましょう↓

  • 短所とどのように向かい合っているか
  • 短所をどのようにして改善しようとしているか
  • 短所を活かしているか

これが入るだけで、前向きに自分の短所と向き合っているという印象を与えられますね。

先ほどの【例文①】では「短所とどのように向かい合っているか」、

【例文②】では「短所をどのようにして改善しようとしているか」を盛り込んでいます。

こんな風に具体的な策を盛り込むことで、短所を正直に言ったとしても悪い印象を残すことはなくなるんです!

長所と短所は即座に言えるように準備しておこう

長所と短所を面接で聞かれたら、必ず即答できるようにしておきましょう。

というのは長所と短所を聞くことで、次のようなことを知りたいからなんです。

  • 受験生の人柄
  • 自分を客観的に分析できる人物かどうか
  • 短所も前向きに捉えることができているか
  • 長所や短所を受け入れてこれから活かすことができるのか

もし面接本番で、

えーっと…わかりません…

なんて答えてしまうと、「自分のことをよく分かっていない人」と思われてしまいますもんね。

長所と短所はその場ではひねり出すことは難しいので、絶対に事前に考えておくようにしてくださいね!

長所や短所が思いつかない時はどうする?

長所や短所がすぐに思いつけば先ほどのようなことに注意して文章を作っていくことができますよね。

でも…

そもそも自分の長所や短所が分からない!

という人も多いのではないですか?

ここではそういった人のために、自分の長所や短所を発見するためのヒントを紹介していきますね。

迷ったら人に聞いてみよう

一番手っ取り早いのは、周りの人にあなたの長所と短所を聞くことですね。

親や友人などに率直に聞いてみると良いですよ。

中には、「え、絶対に違うよ!」って思うような答えも返ってくるでしょう。

でもそういう答えも一度受け止めてみてください。

自分では気づかなかった新たな一面に気づけるかもしれません。

自分を良く知る友達や家族からの意見って、結構正しいことが多いよ。

長所や短所を言い換えよう

先ほどの【例②】では、「よく考えてから行動する」ということを長所・短所両方で使っていきましたよね。

このように、同じことを指していても長所になったり、短所になったりすることが多いんです。

長所短所
慎重優柔不断
すぐ行動できる考えが浅い
信念を持っている頑固
いろんなことに興味を持てる飽きやすい

こんな風に、長所か短所のどちらかが分かればもう片方もひねり出すことは可能です。

どうしても思い浮かばないという人は、ぜひその反対のことを考えてみてくださいね。

長所と短所は事前にしっかり準備して、高校面接を万全に乗り切ろう!

まとめ
  • 長所だけでなく、エピソードやどう生かすかも伝えるべき
  • 短所は改善策や向き合い方もセットで伝えよう
  • どうしても分からない人は、友達や家族に聞いてみよう
  • 長所か短所の片方が分かれば、言い換えることでもう片方もクリアできる

今回は高校入試の面接で使える、長所と短所の考え方について説明していきました。

長所や短所を伝えるのは大変ですが、今回紹介したような方法で考えていくとかなり楽に考えられます!

またエピソードや長所・短所への向き合い方もちゃんと伝えることで、信ぴょう性があり評価されやすくなりますよ。

面接本番でどう答えるかまでしっかり考えて、万全の状態で面接に挑んでくださいね!

こちらの記事では面接全体を通しての注意事項などをまとめています。

併せてご覧下さいね。

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