「英検や漢検などを持っていると入試で有利になる!」ということはなんとなく聞いたことがあるかと思います。
私立高校入試ではこういった検定や資格によって加点される場合もあるのですが、都立高校を受験する人は少し注意が必要です。
この記事では都立高校入試において内申点への加点はあるのかについて解説していきます。
都立高校を目指している人はしっかり確認しておきましょう。
都立高校入試で内申点への加点はある?
残念ながら都立高校入試においては内申点への直接の加点は一切ありません。
これは推薦入試、一般入試ともに同様です。
それぞれの入試の点数のつけ方を見てみましょう。
推薦入試の場合
推薦入試の場合、満点は各学校で異なります。
多くの場合は、
のそれぞれを点数化して合計点が出されます。
学校によっては、これらに加えて集団討論や実技検査、口頭試問が行われます。
内申点をもとに調査書点を算出するのですが、これには明確な計算式があります。
英検などを持っていてもここに加点が入るわけではありません。
一般入試の場合
一般入試では多くの学校において1020点満点で評価されます。
内訳は以下の通り。
学校によっては調査書点が400点満点、学力検査が600点満点の場合もあります。
またこれに加えて実技検査など独自の試験を課す場合もあります。
調査書点の算出のしかたには共通の計算式があり、英検などによって加点が入る余地はありません。
調査点の計算について詳しくは別の記事で解説しています。
私立高校入試では内申点への加点がある場合も多い
都立高校と私立高校の入試の仕組みを混同してしまっている人も多いので注意が必要です。
私立高校においては自分の持っている内申点に加点が行われる場合があります。
ただ、入試得点に直接加算されるわけではなく、出願条件となる内申点合計への加点であることが多いです。
そして学校によっても扱いが変わってくるので、必ずその学校のルールを確認する必要があります。
私立高校における内申点の加点については以下の記事で解説しています。
英検などの検定や資格を取得しても意味がないのか?
こいうふうに思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません!
その人が持っている検定試験や資格などは調査書に記載されます。
その調査書を見ながら面接が行われるので、面接官にも持っている検定などの情報は届くのです。
よって直接的な内申点への加点がなかったとしても、面接において印象が良くなるなどの間接的は効果はあります。
もし難易度の高い検定・資格を持っていれば面接官も相当の評価をしてくれるでしょう。
それに私立高校では内申点への加点が認められているところが多いので、滑り止めの私立高校をより有利な条件で受験できるかもしれません。
これから取得できる資格はぜひ積極的に取得していきましょう!
まとめ:都立入試において直接的な加点はないけど…できるだけ検定・資格にはチャレンジすべし
- 都立高校入試では推薦・一般ともに内申点への加点はない
- 私立高校では加点が認められている場合も多い
- 直接の加点がなくても検定や資格を持っていれば印象アップ!
今回は都立高校入試における内申点への加点について解説していきました。
残念ながら都立高校入試においては英検などの検定や資格で内申点に加点されることはありません。
しかし検定や資格を持っていれば面接時の印象が良くなりますし、滑り止めの私立高校入試で有利になることもあります。
入試まで時間がある人はぜひ積極的に取得していただきたいです。
そして都立高校入試の仕組みを正しく理解し、効率よく日々の勉強に挑んでいきましょう!