大学の編入学…あまりメジャーな方法ではありませんが、実は手段としては存在しているんですよ。
そして私立だけでなく、国立大学でも編入の受け入れを行っているのはご存知ですか?
しかし、編入の情報はあまり出回っていませんよね…。
というわけで今回は、大学編入、特に国立大学の編入学について紹介していきますね。
受験生も大学在学中の人も、参考にしていただければと思います。
国公立大学に編入は可能!
冒頭で述べたとおり、国公立大学への編入学は可能です。
ここでは編入先の国公立大学を選ぶポイントをご紹介していきますね。
編入試験を行っている国公立大学は沢山
実は編入試験を実施している国立大は沢山あります。
ここではちょっとまとめきれないので、下記のリンクを参考にしてみてください。
外部サイト:
学部編入学の志願者数・合格者数もちろんその年によって編入受け入れを実施するかどうか、募集する学部などは変わります。
あくまで参考程度にしてくださいね。
地方の国立大学は比較的編入しやすい
先ほどのリンク先のデータを見ても分かる通り、地方の国立大学の方が倍率は低い傾向にあります。
さすがに医学部などは高倍率ですけどね…。
募集人数を多めに出している大学もありますので、狙い目はこの辺かもしれません。
首都圏だと倍率がかなり高い
逆に首都圏などアクセスの良い場所にある国公立大学は、編入の倍率はとても高いです。
「若干名」の募集に対して100人以上が受験している大学もあります…。
やはり編入と言えども都会の国公立大学は人気のようですね。
編入試験は併願が可能
「国公立大学は1校しか受験できない」というのは、良く知られた受験のルールですよね。
国公立大学は全国で同じ日に試験を行うので、普通の大学受験では国公立大学を複数受験することは不可能です。
しかし、編入学となると話は別。
それぞれの大学が編入試験の日程を独自に決めているので、複数の国公立大学の編入試験を受けることができるんです!
国立大学の編入を目指す際の注意
受験チャンスが多い・難関大学に挑戦できるなど、編入試験を受けるのは良いことばかりのように思えますね。
実際、迷っているなら受けたほうが良いとも言えます。
しかし、注意事項も存在しますよ。
編入試験を受ける前に事前に把握しておいてくださいね。
何年次編入かは大学や単位数による
編入には大きく、2年次編入と3年次編入があります。
大学や学部によって、新しい大学で何年生からスタートできるのかが違うんです。
これは編入先大学が提示している条件や単位の取得状況にもよりますよ。
さらに、前の大学で一定の単位数を取得していても、編入先大学の単位として認められない場合もあります。
「編入した直後に留年」という事も実際あるようです。
編入で合格した後のことをしっかり考えておくこと
実家から離れた国公立大学に編入するとなると、引っ越しなどの費用などが発生してしまう場合もあります。
こんなことも起きかねません。
寮があるのかどうかや周辺の家賃相場などはあらかじめ調べることができますよね。
オープンキャンパスなどで質問しておくと良いですよ。
編入試験では面接もありますから、「1度も訪れたことがない」というのは避けたいですよね。
面接・小論文対策をきちんと行うこと
編入の試験は大体、英語・面接・小論文です。
(学校によって異なる場合があります。)
一般入試の5教科7科目と比べるとかなり楽なように見えますが…
裏を返せば、1科目でも失敗したら命とりなわけです。
面接と小論文の対策は軽視してしまいがちですが、編入を受ける人は特に対策をしておきましょう!
特に面接では、「なぜ元の大学ではだめで、この大学に入りたいのか?」というのを説明できる必要がありますよ。
詳しくはこちらの記事でまとめています↓
英語の点数も大きく影響する
そして英語の対策も絶対に必須です。
世の中には、「大学編入のためのコース」のある専門学校も存在するんですよ。
主に外国語系の専門学校に多いですね。
ここの人たちは英語力を日々伸ばしているだけでなく、過去問を使っての対策や必要な英語資格の取得、面接・小論文対策もしてきているんです。
この編入ガチ勢の人たちと戦わなくてはいけないので、並大抵の勉強では受からないと思っておいた方が良いです。
通っている大学の授業だけでは英語力を伸ばせない可能性があります。
自分でもしっかり勉強しておくと良いですよ。
大学によっては英語資格で優遇・足切りしている場合がありますので、TOEICや英検などの資格も同時に目指していきましょう。
国公立大学に編入したい人は、情報収集をしっかり行うこと!
- 国公立大学への編入は可能!
- 地方大学の方が比較的倍率は低い
- 試験科目は英語・面接・小論文なことがほとんど
- 3科目それぞれの対策をしっかり行おう
- 専門学校の編入ガチ勢は強敵!全ての科目で対策をしてきている
- 特に英語は満点を狙うようにしよう。
- とにかく幅広く情報収集をすることが大切!
今回は国公立大学への編入について紹介していきました。
編入しやすい国公立大学もあるとは言え、全体的にかなり厳しい戦いです。
課せられる試験科目を早めに把握して、今すぐに対策を始めたいですね!
まだどこの大学の編入を受けようか迷っている人は、あらゆる大学の編入を情報をゲットするようにしましょう。
大学によって編入の条件や科目は変わりますので、対策するべき科目や取っておくべき単位数などは早く確認したほうが良いです。
まだ受験生の人は特に、進学予定の学校と編入先の学校の条件が一致している必要があります。
両方を確認するようにしておきましょう。
ここで注意なのが…
国公立大学は資料請求をするのに送料を自己負担するルールになっています。
何校も何校も取り寄せると、送料だけで大変なことになってしまうんですよね…。
オススメなのは、【スタディサプリ進路】で編入希望の大学の資料請求をすること。
送料を負担しないといけないことには変わりませんが、パンフレットを10校以上請求すると図書カードがプレゼントされます。
無料の私立大学や専門学校のパンフレットと合わせて10校以上にすれば、送料の負担が軽くなりますよ。
編入を考える皆さんは「知らなかった」と後悔しないよう、情報収集を早めに・幅広く行ってくださいね!
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