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大学の秋入学とは?メリットやデメリットなどを詳しく解説!

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大学の秋入学って聞いたことあるけど…どんな感じなんだろう?

秋入学の募集をしている大学があるという事は、何となく聞いたことがあるのではないですか?

しかし、まだよく知られていないのが現状ですよね。

秋学期入試をやっている大学は実は多いよ。でも、謎に包まれているよね…。

というわけで今回は、大学の秋入学の仕組みとスケジュール、そしてメリット・デメリットについて紹介していきます。

秋学期入試のことをちゃんと知って、損をしないようにしておきましょう。

大学の秋入学とは?

ここでは早速、秋学期入試の大まかなことを説明していきますね。

秋入学は9月に大学に入学する制度

通常の入学式は4月ですが、秋入学の場合の入学式は9月です。

基本的に秋学期入試を受ける人は帰国子女や外国人が多いですね。

普通の4月入学との違いは、入学の時期入試形式くらいでしょうか。

秋入学の入試では、学力試験の他に面接や書類選考がある場合がほとんどですね。

学力試験は英語に特化しているものだったり、逆に学力試験を課さないなど、大学によるところが大きいです。

基本的に帰国生や外国人に向けたもの

ここで注意したいのが、秋入学は基本的に帰国生や留学生など、海外経験がある人に向けられたものです。

海外経験のない日本人でも受験できる大学もありますが、ほとんどは英語力があることが前提の入試となっています。

また、授業が全部英語で行われるなどの特別な構成になっている場合もありますよ。

受験チャンスを広げるために「秋入学にチャレンジしたい!」という人は、

  • どんな授業が行われるのか
  • 受験資格はあるのか
  • やりたい勉強はできるのか

などをしっかり確認しておきましょうね。

秋入学の募集を行っている大学は結構多い

実は秋学期入試を行っている大学は結構多いんです。

2019年時点では、全国で60校もの大学が秋学期入試を行っています

特に国際色の強い大学だと、秋入学を受け付けている場合が多いです。

もしかしたらあなたが目指している大学でも秋入学の募集を行っているかもしれませんよ。

秋入学導入の背景は?

実は、日本のように4月に入学式がある国は少ないって知っていましたか?

世界の国の約7割は秋入学の方式をとっているんです!

という事は…

留学を考えている人や留学終わりに就活をしようとしている人にとって、このズレは厄介なものなんです。

そこで日本も、世界のスタンダートに合わせて秋入学を導入しました。

しかし、あまり浸透していないのが現状ですよね…。

秋入学の入試スケジュール

では、実際の秋入学の入試スケジュールはどうなっているのでしょうか?

実は、大学によって大きくスケジュールが変わるので注意が必要なんです!

ここでは国際基督教大学・上智大学・桜美林大学の募集スケジュールを比べてみます。

国際基督教大学立命館アジア太平洋大学
(秋期AO入試)
桜美林大学
出願期間2月中旬~3月中旬Ⅰ期:10月中旬~下旬
Ⅱ期:2月下旬~3月上旬
Ⅲ期:5月上旬~下旬
5月中旬~下旬
試験日Ⅰ期:11月下旬
Ⅱ期:4月上旬
Ⅲ期:6月下旬
6月中旬
合格発表4月下旬Ⅰ期:12月上旬
Ⅱ期:4月中旬
Ⅲ期:6月下旬
6月下旬

こんな感じで、学校によって秋入学の試験を実施している回数も違いますし、時期も大きく異なります。

その学校ごとによく確認しておく必要がありますね。

大学の秋入学のメリット

ちょっと珍しい大学の秋入学ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?

秋入学についていろんな方向から考察していきましょう。

英語力と書類選考だけで選考されることが多い

普通の一般入試では、複数の科目の学力試験が課されることが多いですよね。

でも秋入学の場合、英語と書類選考に重きを置いている場合がほとんどです。

英語については資格の有無・英語面接で実力を試されることも多いですよ。

外国人・帰国子女が多い

先ほども申し上げましたが、秋入学は留学生や帰国生を対象としたものです。

そして彼らのために英語での授業など、特別な授業プログラムが組まれている場合もあります。

こういう環境で勉強していれば、強制的に英語に触れることになるので、英語力の維持・アップにもってこいですね。

就活期間が長い

秋入学の場合、どっちの年度で就活すればいいんだろう?

と悩んでしまいますよね…

結論から言うと、就活する年度はどちらでもOKとのこと。

パターンとしては、

  1. 早く入学した人と一緒に就活を開始し、卒業してすぐ10月入社する
  2. 下の学年と一緒に就活し、半年のギャップイヤーの後4月入社する

この2つがあるようです。

志望する企業が4月入社しか希望していない場合、下の学年の人と一緒に就活をするしかありませんよね…。

外資系の企業では10月入社がOKな場合がありますよ。

大学の秋入学のデメリット

次に、秋入学のデメリットについて紹介していきますね。

授業が英語のみで行われる可能性も

先ほども書きましたが、秋入学は基本的に帰国生や留学生に向けたもの。

その人たちのための特別な授業は英語で行われる可能性があります。

この辺は大学によって異なりますので、しっかり調べておきたいですね。

日本人の友達ができにくい

そして日本人の友達ができにくいというのも人によってはデメリットかもしれません。

この辺は外国人の割合がどのくらいいるのかでも違ってきそうですよね。

しかし様々な国籍・価値観を持った人と友達になれるという意味ではメリットでもあります。

ギャップイヤーの存在

秋入学・秋卒業だと、どうしても空白の期間が存在してしまいますよね。

この期間のことを 「ギャップイヤー」または「ギャップターム」 と言います。

この期間のせいで「学生のモチベーションが低下するのではないか」といったデメリットを指摘する声もあります。

しかし、このギャップイヤーをどのように活かすかは学生次第なんですよね。

  • 語学研修
  • 短期留学
  • インターンシップ
  • ワーキングホリデー
  • ボランティア活動

などなど…できることは沢山あります。

普通はできない体験をここで沢山積めると良いですね

受験に失敗してしまった人も秋入学の入試にチャレンジできる?

受験に失敗してしまったという人は、おそらく日本の高校で学び、留学経験もない方かと思います。

こういったごく一般的な日本人生徒を受け入れてくれるのかどうかは、大学によるところが大きいです。

国際色豊かな大学だと、普通の日本人生徒にも受験資格があっても、ある程度以上の英語力がないと厳しい場合がほとんどですね。

しかし英語などに特化しているわけではなく、ただ単に秋入学ができる大学というのも存在します。

しっかりと募集要項やパンフレットを確認してみてくださいね。

大学の秋入学は、知らないともったいない!

まとめ
  • 秋入学とは、国際基準に合わせて9月に大学に入学できる制度
  • 主に帰国生や留学生のための入試
  • 普通の日本人生徒でもOKな大学も
  • 授業が英語に特化している場合もある
  • 秋入学のメリットは沢山!ギャップイヤーを上手に利用しよう

今回は大学の秋入学のシステムとメリット・デメリットについて紹介していきました。

帰国生や留学生の方などは、このシステムをしっかり活用していただきたいですね!

もしこの制度を知らなかった場合、半年~1年という期間を無駄にしてしまう可能性もありますからね…。

留学経験のない日本人の方が秋入学を希望する場合、出願基準授業内容などをよく調べておきたいですね。

手っ取り早いのは、パンフレットを取り寄せて確認をすることですね。

そしてその中から気になった学校のオープンキャンパスに行くようにしましょう。

秋入学はまだまだ特殊な試験。

そして、学力以外にも面接や書類で判断されることが多いですからね。

大学が求めるものと自分の力・将来の方向性一致しているか確かめてがおいた方が良いです。

そのため、オープンキャンパスの個別相談にはできるだけ参加しておくのがオススメです。

もし英語で授業が行われるなんて知らずに入学したら…と思うと怖いよね。情報収集はしっかりしておこう。

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