大学受験を考えている皆さんはもう志望校は決めましたか?
もちろん焦って決定する必要はありませんが…
やはり志望校は早めに決めておいた方が断然いいです。
具体的に言えば、高校2年生の秋までに志望校を決定しておくのが理想です!
この記事では高校2年生の秋までに志望校を決めないといけない理由と、それまでに志望大学を決めないと何が起こるのか?ということについてお話していきますね。
志望校は高校2年の秋までに決めるのが理想。その理由は?
ではなぜ志望校は高校2年生の秋までに決めないといけないのでしょうか。
ここではその理由を解説していきます。
勉強のモチベーションアップにつながる
具体的な目標もなくただ勉強を頑張る、なんてことは難しいです。
具体的な志望校を早くから定めることによって勉強のやる気アップにつながります。
やはり目標がないとやる気が出ないってもんです。
受験勉強の手段を余裕を持って選べる
こういう風に考えている人もいますが、正直それでは遅いです。
難関校や国公立を目指すならなおさら、その志望校の対策ができる塾や予備校を探す必要があります。
そして…
- 予備校 or 塾?
- 塾の中でも…集団塾 or 個別?
- 通信教育や講義動画だけで十分?
こんな風に今はたくさんの選択肢があります。
一度体験授業に行ったりサービスを利用してみないと、どれが自分に合っているのか分からないですからね。
高3の受験直前期にいろいろな塾の体験授業をハシゴするのは大変なので、早めに気になるサービスを試していくのがオススメです。
合格までの最短ルートを行くことができる
高2の秋までに志望校を決めていれば、高校3年生になってからは必要な勉強だけに集中することができます。
必要な科目とそうでない科目、その科目の中でも必要な範囲など…
ゴールが決まっていれば無駄なところに余計な労力をかけることはありません。
でも一方で志望校も志望学科も何も決まっていない状態だと、ちょっと面倒なことになるんです。
具体的には次の項目でお話いたします。
高校2年生の秋までに志望校を決めないとどうなるの?
では志望校が決まっていない状態で高2の冬以降に突入してしまうとどうなってしまうのでしょうか?
受験科目を決定できない
志望校が絞れていないと、受験科目が決まらないことだってあるんです。
なんて考えがあったとしても、受験する学校によっては選択できないことも。
また受験科目に「国語」とあっても、古文や漢文まで必要なのかどうかも大学によって違います。
学校で必要科目が履修できない可能性も
だいたいの学校は高2の冬くらいに高校3年生での選択授業を決定します。
もし授業選択に失敗して学校で必要な科目を履修できないと、自力で勉強するしかなくなるんです!
これが一番恐ろしいですよね…。
学校選びで勉強に集中できない
また先ほども言いましたが、高3になってから学校選びを開始するようだと日々の勉強にも影響が出てきてしまうんですよね。
いろいろな情報を得るために駆けまわったり、悩んでしまい勉強に集中できなかったり…
正直、高3になってからオープンキャンパス巡りをするのは遅いです。
早い段階で志望校を決定できている人はその志望校に向けて迷うことなく勉強できているんですよね。
そういう人と比べてかなり遅れを取ってしまっています。
ヘタしたら推薦系が受けられないかも…?
推薦入試を受けるための条件として、
「オープンキャンパスに〇回参加」
などの条件を出している学校もあります。
これは早くから志望校を定めていないとクリアすることができませんよね。
こういった細かなデメリットもあるため、やはり早めに志望校を決定した方が良いと言えます。
「どうしても志望校を決められない!」って人が最低限決めておくこと
こんな人も実際多いです。
しかしそんな人にでも、最低限決めてほしいことがあります。
ここで挙げるものだけはしっかり決定するようにしましょう!
志望する学科
志望する学科が決まるだけで、概ねですが勉強するべき科目は絞ることができます。
そして大学も必然的に絞ることができてきますので、大体の受験校が決定できるのではないでしょうか。
同じ学科なら試験科目は大きく変わらないはず。
必要になりそうな科目に目星を付けて勉強することができます。
志望大学のレベル
同じ名前の学科でも、大学によって必要な科目が異なる場合もありますよ。
例えば国語で言えば、日東駒専レベルは現代文・古文だけで受験できる学校が多いのに対して、
MARCHレベル以上になると漢文も加わってくるなんてこともありますね。
また英語においてもどれくらいのレベルまでもっていくべきなのかが分かれば参考書選びの基準ができるはずです。
とは言え選択科目や求められるレベルについては傾向で見ることしかできないのが実際のところです。
ここで挙げた「学科」「レベル」を決めても受験科目などを確定させることはできませんが、何も決まっていないよりはだいぶ良いと言えます。
志望校を決めるためには具体的にどうしたらいい?
ここでは志望大学を決めるための具体的なアクションを紹介しますね。
オープンキャンパスへ行く
気になる大学のオープンキャンパスには積極的に足を運びましょう!
「どうしても気になる大学がない」って人はとりあえず身近にある総合大学に行ってみるといいかもしれません。
いくつか大学をまわるうちに、自分の興味のある分野が見つかるかもしれませんよ。
大学パンフレットを資料請求する
今は大学のパンフレットを一括で請求できるサービスも多いです。
例えば【スタディサプリ進路】からも資料請求できますよ。
大学だけでなく短大や専門学校のパンフレットも取り寄せられるので「全く志望校が絞れない」という人にもオススメです。
たくさんパンフレットを資料請求して、その中からオープンキャンパスに行く学校を選ぶと効率が良いですね。
気になる大学・短大・専門学校のパンフを無料請求
10校以上で図書カードプレゼント
まとめ:志望校についての情報収集だけは早めに取り掛かろう!
- 志望校は高校2年生の秋までに決めておくのが理想
- そうしないと受験勉強のスタートが遅れたり、学校で必要な科目を選択できないということが起こり得る
- 具体的に決められない人も「学科」「大学のレベル」などは最低限決めておこう
今回は志望校はいつまでに決めるべきかということをお話していきました。
ここでは高2の秋までに決めるのが理想と言いましたが、志望校決定は早いに越したことはありません。
もちろん時間が経ったり勉強を進めていくうちに志望校が変わるのはよくある話です。
しかし情報収集を早めに始めれば受験直前にあわてて進路変更…なんて事態にならずに済みます。
沢山悩んでベストな進路選択をしたいですね。
同じ悩みでも、高1の時に悩むのと高3の時に悩むのは全く違います!
とにかく情報収集は早めに開始しましょう!
気になる大学・短大・専門学校のパンフを無料請求
10校以上で図書カードプレゼント