「大学受験に失敗してしまって、就職せざるを得ない…」って人もいらっしゃるかと思います。
大学受験の結果が分かったという事は、3月くらいでしょうか。
これから雇ってくれる会社を探すとなると、ちょっと苦労しそうですよね…
今回は、大学受験に失敗してしまった人が3月から就職活動をする時の注意事項を紹介していきますね。
大学受験に失敗して就職する時の注意点
大学受験終了後の高校生が就活をするときには、注意しておかないといけないことも多いです。
ここでは高校生が3月から就活する際の注意点を紹介していきますね。
3月ではほとんどの企業が採用が終わってしまっている
ほとんどの企業は4月1日から働いてくれる人材を、約1年間かけて募集しています。
大学受験終了後となると、4月1日まであと1か月もありませんよね。
そのため4月入社の人材を募集している企業は、その年度の採用活動は終了してしまっていることも多いです。
まだエントリーできる企業もあろけど…4月以降の入社がほとんど
しかし、4月入社にこだわらなければ正社員として採用してくれる企業もありますよ。
面接は複数回行うこともあるので、入社は5月や6月にずれ込んでしまう可能性が高いです。
とは言え、4月から正社員として働ける企業もないわけではありません。
中小企業では「3月に面接をして、即採用!」という所も多いですよ。
どうしても4月入社にこだわるのなら、求人票でしっかり確認して、できるだけ多くの企業を視野に入れるようにしましょう。
普通は高校を通じて就職活動をすることになっている
ここで、高校生の就活の仕方について整理していきましょう。
普通高卒で就職をしようとすると、高校を通じて就職活動をすることになります。
高校生の就活には「一人一社制」などの特殊なルールがあるのです。
しかし、大学受験終了後となるともう卒業間近、もしくは卒業式も済んでしまっているかもしれません。
高校卒業間近・卒業後の場合は高校生の就活というよりも、普通に大人が求人を探す感覚に近くなります。
自分で求人票を探して応募したり、ハローワークやエージェントを頼ることになります。
しかし、高校の先生に相談はしておいた方が良いですよ。
直接的に協力することはできなくても、過去の事例からアドバイスを貰えることもあります。
正社員になる前に一度フリーターになるのはアリ?
ここで一度、正社員以外の選択肢についても見ていきましょう。
高校卒業後にフリーターになってしまうという道はどうなのでしょうか?
結論から言ってしまうと、一度フリーターや契約社員になってから正社員を目指すのもアリです。
一般的には、第二新卒(既卒)の就職活動は新卒よりも厳しくはなります。
高校在学中に内定がもらえないと、状況はどんどん厳しくなっていくでしょう。
しかし、大学受験終了後であれば話は別です。
4月までもう時間がないので、一度フリーターになってしまうのも仕方のない事です。
「就活をしていたけど内定がもらえなかった」のと「大学受験終了後に就職に方向転換した」のでは、企業からの印象も変わりますからね。
しかし、フリーターの期間は短い方が良いですよ。
あまり長くなってしまうと、履歴書に空白の期間が生まれてしまいますからね。
早めに来年度の4月入社に向けての就活・即採用の企業を狙って就活をして行きましょう。
正社員募集と同時進行で、アルバイトも探してみると良いですよ。
大学受験失敗からの就職は厳しい…きちんと相談しながら進めよう
- 大学受験終了後だと、4月入社はちょっと厳しいかも…。
- 4月入社を目指せる企業もあるけど、焦って決めるのは厳禁
- 卒業間近・卒業後は普通の大人と同じルールで就活をする
- 一度フリーターになるというのも手だけど、短期間で切り上げるようにしよう
- 頼れる人・機関はしっかり頼るようにしよう
今回は大学受験に失敗してしまった人が就職したい時の注意点を紹介していきました。
通常の高校生の就活は学校のサポートもありますが…
高校卒業間近・卒業後だと、高校の先生を頼れないですよね…。
しかし、ほとんどの高校生は仕事や就活に対して全くの初心者です。
履歴書の書き方から企業の選び方など、心配な部分も多いですよね…。
こういう時こそ、周りの大人を頼りましょう。
高校の先生や親、そしてハローワークの人や就職エージェントなど…
無料で相談できる場所も多いですよ。
こういった場所をしっかり利用して、慎重に進路選択をして行きましょうね。