仮面浪人や編入に成功して、春から新しい大学に通うことになったら…
当然今いる大学でも所定の手続きが必要になってきますよね。
でもどんなタイミングで、どんな手続きをすればいいのでしょうか?
この記事では、仮面浪人や編入にに成功して退学手続きをするタイミングや方法について解説していきますね。
仮面浪人や編入で退学手続きをする方法。
ここではまず、退学に関連する手続きをまとめていきます。
手順はだいたいこんな感じです。
- 退学に必要な書類を受け取る
- 各種書類に記入
- 学科長との面接・ハンコを貰う
- 退学届けを提出
この辺は大学によって大きく変わるので、参考程度にしておいてください。
①退学に必要な書類を受け取る
まずは退学のために必要な書類を受け取ります。
《学生課》《事務課》みたいな窓口に行って、「退学したいです」と伝えれば細かく教えてくれますよ。
この時点でついでに、「奨学金を借りている場合はどうしたらいいですか?」と聞いてみると二度手間にならずスムーズです。
②各種書類に記入
そして受け取った書類に必要事項を記載していきます。
書類の内容としては、
- 退学届
- 退学理由書
- 親の承諾書
- 学科長の承諾書
- 奨学金関連の書類
と、こんな感じですね。
これを頑張って埋めていくわけです。
当時通っていた大学合は奨学金を扱っている窓口が別だったので、奨学金関連の書類はまた別の場所に書きに行かないといけませんでした。
③学科長との面接・ハンコを貰う
私が退学する時に一番厄介だったは、学科長の承諾書にハンコを貰う事でした。
なんせ学科長があまり大学にいないので…
1週間前に電話でアポを取ってようやく会うことができました。
本来は「面談ののち承諾書にハンコを貰うこと」となっていたのですが、
面接らしい面接はなく、「はいよー」ってハンコをポンと押してくれました。
ちょっと寂しささえ感じましたね。笑
④退学届けを提出
そしてすべての書類が揃ったら、窓口に出しに行きます。
これで退学の手続きは終了です!
奨学金関連の手続きも忘れずに!
他の大学に通うことが決まった場合、奨学金関連の手続きも忘れずに行いましょう。
奨学金の手続きを忘れると大変なことになってしまいます!
奨学金関連の手続きは仮面浪人の場合と編入の場合で異なります。
私が申請を行ったときと事情が異なる可能性があるので、必ず担当の窓口に手順を確認するようにしてください。
次の年度も奨学金を貰うための手続き
まずは冬に、次の年度も奨学金を貰うためにインターネットで「奨学金継続願」を提出します。
これは奨学金を貰う人は全員、1年に1回行わないといけないものです。
編入が決まった人は次の学校でも継続して奨学金をもらうためにも必須。
また仮面浪人をしている人はまだ結果が出ていない時期だと思いますので、引き続き現在の学校に通う場合に備えて必要な手続きになります。
仮面浪人に成功したら、奨学金の廃止→再申し込み
仮面浪人生は奨学金が引き続き受けられるわけではありません。
今受け取っている奨学金を一度廃止する必要があります。
廃止手続きは現在通っている大学で、そして再申し込みは新しい学校で行うことになります。
ここで注意なのが…
ということ。
これについては別の記事で詳しく解説をしています。
編入生は通う大学が変わる手続き
編入で大学を移る人は「通う大学が変わるよ」という手続きが必要です。
私の時は、
- 元の大学の退学証明書
- 新しく通う大学の在籍証明書
- 学生支援機構から指定されたその他の書類
をセットで出さないといけなかったので、新年度が始まっても何回か元の大学に足を運びました。
「学生支援機構から指定されたその他の書類」については、私の時は大学の窓口で貰うことができました。
ホームページから印刷もできるようですね。
参考リンク:日本学生支援機構 転学・編入学
なお合格が決まったら早めにどんな手続きが必要なのか、そしてどんな書類が必要なのかを確認しておくとスムーズです。
手続きのタイミングは合格後でOK
冬あたりになってくると、手続き関連をどうしたらいいのかかなり不安になってきますよね…。
でも、まだ合否が分かっていない状態であわてる必要はありません。
手続きの心配をするのは合格が決まったあとで大丈夫です。
なので安心して受験勉強に集中してくださいね。
ただ奨学金を借りている人は、「奨学金継続願」だけはしっかり提出してください!
これをしないと大学が変わる・変わらないに関係なく、奨学金を借りられなくなってしまいますよ。
仮面浪人や編入に合格したら、早めに大学窓口に相談しよう
- 退学手続きは始めに、窓口で所定の用紙を貰おう
- 学科長との面談が必須な場合もある
- 奨学金関連の手続きも忘れずに行おう!
- 手続きのタイミングは合格後でOK
今回は仮面浪人や編入で合格が決まった人のために、退学や奨学金の手続き方法を紹介していきました。
大学の窓口に行けば、必要な書類や手順などを細かく教えてくれます。
合格が決まったら早めに相談するようにしましょう。
また、奨学金を借りている人はこちらの手続きも必要になります。
忘れずに手続きしてください!
今回紹介したものは私の経験談です。
大学によって、そして年度によって手続き方法は変わりますので、必ず各自確認するようにしてください!