模試が近づくと、こんな風に不安になる人もいますよね。
実際に塾で働いていても、同じような不安を抱えている生徒が大勢いるのが分かります。
この記事では模試前日の勉強・過ごし方についてまとめていきます。
模試を目前に控えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
模試の前日にするべきこと《勉強編》
まずは模試前日の勉強についてまとめていきますね。
まずは模試の出題傾向を掴む
翌日受ける模試がどういうものなのか把握出来ていますか?
高校入試や共通テストと同じ出題形式のものなのか、
それとも特定の入試問題を意識していないものなのか…。
これによってどう戦うべきなのかが変わってきますからね。
で、出題傾向を掴んで何をしてほしいのかと言うと…
- 時間配分
- 解く順番
- 捨てる問題・必ず得点する問題
などですね。
これらをあらかじめ決めておけば、作戦ミスによる失敗は起こりません。
前日は復習をメインに行う
模試の前日にあれこれ新しい勉強をしようとする人は多いのですが…
実は模試の直前は新しいことを行うべきではありません。
模試で出題されるポイントを狙い撃ちするのは難しいですし、
何より詰め込み勉強は数日で忘れてしまうので、長期的に見ても意味がないです。
それよりも、今までに習ったことがちゃんと身に付いているかの確認をした方が良いですよ。
勉強の振り返りって普段あまりする機会はないですからね。
詳しい直前勉強の仕方はこちらでまとめています↓
「今まで大して勉強していなかった…」
って人は、範囲を絞って勉強してみるのをおすすめします。
英語なら文法とか、
数学なら関数とか…
浅く広く勉強するのではなく、「ここだけは得点する!」といった感じで勉強するのが良いですよ。
前回の模試の問題を解いてみる
手元に前回の模試の問題があるのなら、それをもう一度解いてみると良いですよ。
前回の模試の復習にもなりますし、出題傾向を掴むこともできますからね。
手っ取り早く模試の作戦を立てていくことができます。
こんな感じで模試の前日はあまり新しいことには手を出さず、復習や作戦を立てていきましょう!
模試の前日にするべきこと《事前準備編》
では次に勉強以外の準備についてまとめていきます。
模試当日に焦ってしまわないように準備しておきましょう。
志望校を決めておく
模試では志望校を5~8個ほど書くことになります。
せっかく志望校判定を出してくれるのですから、枠は全て埋めたほうがいいですよ。
「模試の会場に行ってからどの志望校を書くか考える!」って人も時々いるのですが…
実は模試の当日は、志望校を考える時間があまりないんですよね。
模試によってどのタイミングで志望校を書くのかは異なりますが、
休憩時間と兼ねていたり、会場にギリギリに入ってしまうと記入を急かされることもあります。
なので、あらかじめ志望校をどの順番で書くのか考えておいてくださいね。
模試の会場・行き方の確認
模試の会場はどこなのか、そしてそこまでの行き方も事前に確認しておきましょう。
現代はスマホの地図アプリがあれば概ね解決できますが…
方向音痴な人や電車に乗り慣れていない人は、下調べをしっかりしておいてくださいね。
余裕を持って到着できるようにしましょう。
持ち物の準備
持ち物についても当日の朝に準備するのではなく、前日に用意を済ませましょう。
模試の日って何を持って行けばいいのかよく分からないですよね。
特に勉強道具はあれもこれも持って行くと大荷物になってしまいます。
具体的な持ち物についてはこちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてください↓
早めに就寝しよう
そして何より大切なのが、しっかり眠ること!
睡眠不足だと本来の実力は発揮できませんからね。
高校受験生でも5時間、人によっては9時間以上拘束されることにもなりますから…
しっかり睡眠をとって、体力を蓄えておいてくださいね。
体調を整えておくことは模試の結果に直結します。
まとめ:模試前日は勉強はそこそこに。それよりも仕度をしっかりしよう。
- 模試の前日は軽く復習する程度でOK
- 浅く広くの詰め込み勉強は避けよう
- 出題傾向を掴んで、本番どう解いていくかの作戦を立てるべし
- 持ち物などの用意を万全にして、全力を尽くせるようにしよう
今回は模試の前日に何をするべきかということについてまとめていきました。
普段の勉強の遅れを取り戻すように勉強することは得策ではありません。
むしろ今までの勉強の復習をするくらいに留めておくといいでしょう。
それよりも、模試本番で持っている力を出し切れるようにしっかり用意をしておきましょう。
模試は今の学力を客観的に示してくれる貴重な機会。
だからこそ、1回1回の模試は大切にして行きたいですよね。