現在、通信教育サービスと一口に言っても、紙教材・タブレットなどたくさんの種類がありますね。そして通信教育を手掛けている会社もたくさん!
これは選ぶのが難しいですね。
実は通信教育って、自分の目的に合ったサービスを選ばないと、時間やお金も無駄になってしまうことが多いんです。
アドバイスしてくれる先生がいないならなおさら、通勤教育の教材はしっかり選ぶ必要があります。
なので今回は、通信教育を選ぶ際のチェック項目をご紹介していきます。
こちらの記事では通信教育のメリットやデメリット、向き不向きや効率的な使い方について書いています。
通信教育のいいところって?
塾、予備校に比べて安い!
これが一番のメリットと言っても過言ではない!
塾に通っていれば安心ですが、何年も通えばトータルの費用は大変なことになります。
もちろん人によって向き・不向きがありますので、値段だけではなくコストパフォーマンスで考えましょう。
勉強を一人でできるようになる
塾に行かないと勉強ができないって子、多いんです。
塾では集中して授業を受けていても、それって週に3時間程度。
家でどれだけ演習を積めるかによって、成績の上がり方は大きく変わります。
実際の定期テストや入試では、先生はそばにいません。
勉強=問題を解く、ではなく
勉強=自分でできることを増やす!
ですよ。
先生に教わって分かった気になってはいけません。
自分で解けるようにならないと意味ないんです。
通信教育では最初から先生がいない分、実践的な練習を常にできるのがいいですね。
勉強する時間や場所を選ばない
勉強が特別なものっていう認識を持つと、勉強を始めるのに時間がかかってしまいます。
前述のとおり、塾でしか勉強できないっていう状況はよくないです。
勉強が生活の一部となればとても素晴らしい!
自分の生活の中に勉強を組み込んで、計画的に学習していけるといいですね!
使い方はいろいろ
通信教育って毎月テキストがたくさん送られてくるので、棚がすぐに圧迫されてしまうんです。
私の生徒は、できなかった問題だけを切り取ってノートに貼り、その他は捨てていました。
自分専用のオリジナルテキストができるので、これは賢い!
出来ない問題を取っておきつつ、終わった教材をどんどん捨てられるので素晴らしいですね!
受験用通信教育サービスの選び方、チェックポイント
現在、通信教育サービスはいろいろな形式が存在するため、自分の目的に合った会社を選ぶ必要があります。
志望校合格までの道筋
目的は定期テストだけではありませんよね。
ほとんどの人が、その先にある受験を意識しているはずです。
よって第一志望の学校に合わせたレベルの教材を選ぶ必要があります。
志望校に合わせたレベル選択ができるのは…
進研ゼミ・Z会は難関校への合格実績が多数。
東大・京大の特別講座なども持っています。
高校受験でも難関校対策のためのテキストが用意されています。
定期テスト対策 or 受験対策?
一番大切なのはこちら。
大手の会社だと定期テスト対策と入試対策を同時進行で行うことが多いです。
しかし、よく調べておかないとどちらか片方の教材しか届かないこともあります。
それを親御さんも分かっているのならいいのですが…そうでなかったら、
「一生懸命教材をこなしているのに定期テストの点数は下がって怒られた!」
なんてことになりかねません。
親子で目的を共有して、目的に合った教材を選ぶことが大切ですね。
生徒のレベル合っているか?
苦手克服のために基礎から勉強をしたいのか、入試に向けて実践力をつけたいのかでも使用すべき教材は変わってきます。
また教科ごとに得意不得意は必ずありますよね。
オススメは教科ごとにレベルが選択できるサービス。
苦手な科目は基礎から、
得意な科目は入試演習をたくさん!
という風にレベルを選べば、コスパは最強です。
教科書準拠かどうか?
定期テストの対策をしたいのであれば、教科書に準拠しているかを確かめる必要があります。数学や理科でしたら準拠でない教材を使ってもさほど問題ありませんが、国語や英語の定期テストは教科書に乗っている文章からの出題がほとんどです。
準拠教材でないにしても、文法や範囲が学校の進み方とちょうどいいかどうか、違うのであればその範囲をリクエストできるのかどうかを確かめましょう。
教科書準拠のテキストで勉強できるのが…
添削サービスがあるか?
入試の記述問題は、自分では採点が難しいですよね。
実際に、採点基準が明確に発表されていない入試もたくさんあります。
これで満点がもらえるのか?と不安になることも多いかと思いますね。
そんな時に役に立つのが添削サービス。
“赤ペン先生”なんかが有名ですよね。
実際に人に採点してもらうってすごく為になることなんです。
解答のポイントを教えてくれるだけでなく、勘違いを指摘してもらうこともできます。
私は赤ペン先生から、「大文字はもっと大きく書いて!」とアドバイスを受けたことがあります。
細かいところですが自分では気づきにくいところなので、指摘していただいて助かりました。
添削サービスがあるのは…
勉強のことで相談をできるか?
自分だけで勉強を進めるというのは、孤独になりがちです。
「このペースで勉強していて本当に志望校に合格できるか?」
「周りと比べて自分は遅れをとっていないか?」
など、不安が溢れてくる時もありますよね。
モチベーションが続かなかったり、途中で挫折してしまう原因となってしまいます。
そんなときは電話やネットでチューターに相談しましょう。
どうしても分からないところを解説してくれたり、やる気を継続できるコツなんかも教えてくれますよ。
また、保護者向けの相談ダイヤルを持っているところもあります。
紙教材 or タブレット教材 ?
いまではタブレットを用いた学習もメジャーになりつつありますね。
一部の私立高校では1人1台タブレットを持っており、タブレットから課題を提出、なんてこともできるようです。
タブレット学習の利点としては、できる問題・できない問題を自動的に分類してくれて、自分に合った問題を出題してくれるところ。
生徒1人1人に合ったレベルで演習ができるため、効率の良い勉強ができますね。
ただ、あまりデジタル機器になじみのない親世代からしたら、不安要素も多いですよね。
「タブレットをいじってはいるけど、他の事をしていない?」
「ゲーム感覚で楽しく勉強できるのはいいけど、本当に身についているの?」
などなど…
そんな親御さんにこそ、資料請求をしてタブレット学習について深く知っていただきたいです。
手持ちのタブレットで勉強できるサービスもあれば、専用タブレットを利用するサービスもあります。
紙テキストにはないいいところをたくさん持っていますよ。
タブレット学習でおすすめなのが…
通信教育にはこんな使い方も
教科ごとに使うサービスを変える
例えば、得意な社会は通信教育で、数学は訳が分からないから個別指導塾で、など、サービスを使い分けることでコスパがよくなることもありますよ。
また、英語の長文をもっとやりたい!と言うのならば市販の教材を足していっても良いですね。
塾との併用
私が持っている生徒では、個別指導塾に通いながら通信教育でも勉強している生徒が多くいました。
通信教育でどうしても分からなかったところを塾の先生に質問したり、
自分だけでは教材を溜めてしまうからと塾の先生に進度を管理してもらったり…
通信教育は何より毎月自動的に十分な量の教材が届くのが魅力。
全部こなしていけば間違いなく成績は上がるんです。
そのために、塾を利用するというのも賢い手段ですね。
私が現役時代に利用していた通信教育は…進研ゼミ
私は現役時代、塾には通っていませんでした。
みんなで足並み揃えて…ていうのが苦手だったもので…
現役時代に今くらい個別指導塾が普及していたら迷わず通っていたと思います。
そんな私が利用していたのが、進研ゼミ。
しまじろうやコラショのグッズが今でも家にあります。
高校受験、大学受験とほぼ進研ゼミだけで乗り切ったので、本当に頭が上がりません…!
定期テスト対策・受験対策のバランスもいいし、私が小学生の頃は読み物テキスト(勉強のしかたアドバイス、生き物など興味関心を引くコンテンツ、夏休みの過ごし方など)があり勉強以外のこともたくさん教わりました。
自分の対策したいことをピンポイントで学習できるところが便利で、テスト前はよく教材をリクエストしていました。
今では紙テキストの<オリジナルコース>と、タブレット・紙テキスト併用の<ハイブリッドコース>から選べて、学習方法の幅がぐんと広がりました。(進研ゼミ中学講座)
まずは無料の資料請求をしてみては?
まとめ
結局どんな通信教育の会社がいいのかといいうと、
できるだけ大手でたくさんのコース・ノウハウを持っているところがおすすめ。
他にも、中学受験専門や医学部専門など、ピンポイントで強みを持っているところもおすすめです。
自分のレベル・目的に合ったテキストを選ぶのはとても大切です。
しかし、それを上手に活用することがもっと重要。
自分に合った教材で、志望校合格目指して頑張りましょう!
ちょっと通信教育とは違いますが…インターネット(オンライン)家庭教師という手段もあります。
通信教育と家庭教師のいいとこどりといった感じでしょうか・
こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧くださいね。