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大学受験に通信教育の教材を使うのってどうなの?‐メリットとデメリットまとめ

皆さんは通信教育というとどのようなイメージでしょうか?
最近ではスマホやタブレットなどを使った勉強法なども台頭してきて、ますます学習方法の幅は広がりました。
通信教育の教材自体はとっても優秀で、一人でも十分勉強できるようになっています。

でも、大学受験で通信教育使うのが有効かどうかは、正直人によるんです。
せっかく始めても、溜めてしまったり、思うように進まなかったり…
向き・不向きが大きく表れてしまうので、慎重に考えたいですね。

今回は通信教育のメリット/デメリットや、どんな人に向いているのか、
そしておすすめの使い方なんかを紹介していこうと思います。

通信教育のメリット

毎月教材が自動的に届く

通信教育の一番のメリットってこれだと思うんです。
本屋さんで教材を買おうとすると、たくさんあってどれを選んでいいのか分からないですよね。
本屋さんでたくさんの時間を浪費することにもなってしまいます。

特に私が助かったのが、英語の長文読解。
毎月十分な量の練習問題が届くので、どんどん読解練習を進めることができます。

本屋さんで同じ量の長文読解練習の本を買おうとすると、ボリュームにもよりますが毎月1~2冊買うことになります。
おそらく受験までには近所の本屋さんに並んでいる長文教材を買い尽くしてしまうでしょう。

その点通信教育の会社は数多くの問題を持っていますので、志望校に合わせて順番に送ってきてくれます。
自分で教材を選んだり、買いに行く手間がなくなるのはとても嬉しいですね。

勉強計画に合わせて範囲を選べる

普通に塾に通っていると、基本的には塾の先生に勉強する範囲を指定されます。
「今日の授業はここをやるよ」
「宿題はここ。来週までに絶対やってきてね」
といった感じ。

でも通信教育では、自分の勉強計画に合わせてその日に進める範囲が選べます。

「テスト前だから今週はテスト範囲を集中的に勉強!」
「だいぶ基礎は理解できてきたから、応用問題にもチャレンジしよう!」
なんて、自分で勉強の計画を立てることができます。

「この範囲はできるから飛ばそう!」
なんてこともOK。
自分に足りないところをピンポイントで勉強していけるのは強みですね。

ただ、勉強計画は事前にしっかり立てておきましょうね。
勉強計画の立て方については、詳しくはこちらの記事でまとめています。

料金が安い

通信教育は、料金の安さは本当に魅力。
そばについて教えてくれる先生がいない分、費用は大幅にカットできます。

しかし、溜めてしまってはお金をドブに捨ててしまうようなものです。
安易に安いからという理由だけで選んではいけません。
性格や能力と合っているか、
そして目標達成の手段として適しているかを見極める必要があります。

通信教育のデメリット

質問が気軽にできない

常に先生がついていてくれる塾と違って、気軽に質問することができません。
添削や質問サービスなどを設けている通信教育もありますが、すぐに答えがほしい時には少し不便ですね。
でも、自分で調べる癖がつくので逆にいいところでもあると言えます。

緊張感がない

すべて自宅でできてしまう分、緊張感をもって勉強することは難しいでしょう。

家でも普通に勉強できる人にとっては、緊張感はないほうがいいと考えます。
勉強が特別な行為ではなく、日常生活の一部となったほうが断然良いです。

しかし、自分で勉強を進めるのが難しい人にとってはダラダラ勉強になってしまう可能性があります。
勉強している間はスマートフォンを預ける、などのルール作りも必要かもしれません。

すぐに解答を見れてしまう

これはメリットでもありデメリットでもあります。
学習意欲のある人にとっては、手元に解答を置いておいてすぐに見れることはデメリットにはなりません。

しかし、解答を見て分かった気になってしまう人は結構います。
大切なのは、次同じような問題に出会ったときに解けるかどうか。
これを意識して普段の勉強に取り組まないといけません。

通信教育が向いている人

自分をコントロールできる人

簡単に書きましたがすごく難しいことです。
勉強する時間を守れて、どこまで進めるか予定を立てて確実に実行するって、大人でもできない人は多いです。
もちろん完璧にこなす必要はありませんが、絶対にやり終えるという強い意識は必要です。

負けず嫌いな人

どんなに勉強ができる人でも、一人で勉強していれば心が折れてしまうことだってあります。
受験は自分との闘い、と言いますが、通信教育の教材だけで授業している人にとっては特にそう。
常に自分を奮い立たせて、成長しようとしている人は、通信教育の教材だけでも受験に挑める可能性が高いです。

質問できる人がそばにいる

親やきょうだいなど、わからなくなってしまったときに質問できる人がいれば安心ですよね。
気軽に質問できる環境があれば、通信教育の教材だけの勉強も怖くありません。
また、家族が勉強に協力的ならば、一緒に目標を立てたりできますね。

通信教育に向いていない人

基礎学力のない人

学校の授業が意味不明って人は、迷わず塾に行ってください。
通信教育の教材の、学校の授業対策の部分はついていけるかもしれませんが…
受験に向けた演習は、説明が理解できずにちんぷんかんぷんになってしまう可能性が高いです。
塾に行けば先生が分かりやすい言葉で説明してくれますので、高いお金を出しても塾に通った方が有意義です。

自分をコントロールできない人

意思の弱かったり、やる気が続かない人ですね。
通信教育をやっちゃダメ!というわけではありませんが、
塾に通ったほうがモチベーションを維持できて効率よく勉強できるかと思います。

時間の管理が苦手だったり、計画を立てられない人も、割り切って先生の助けを借りましょう。

意地っ張りな人

溜めちゃう→怒られる→意地で辞めない
この悪循環に陥ってしまう人が多いです。
自覚のある人は割り切って塾の助けを借りたほうが効率よく勉強できますよ。

だらだらスマホを見ちゃう癖がある人

スマートフォンを一度持ったら手放せなくなっちゃう人も、塾向きです。
強制的にスマホを触れない空間に置いたほうがメリハリをつけて勉強できます。

「いざとなったらスマホなんて見ないで頑張れる!」
と思った人は、今すぐにスマホを置いて2時間勉強してみて下さい。
1度もスマホを見ずに勉強できますか?

今できないことは、来月もできません。
受験間際になって焦ることになってしまいます。

覚悟が出来てない人

しっかり目的を持っていないと途中で心が折れてしまいます。
ただでさえ孤独な闘いです。
この学校に絶対合格する!という強い意志がないと、途中で溜めてしまったり挫折してしまいます。

分からないところがあると手が止まってしまう人

分からない問題に必要以上に時間がかかってしまう人も、塾向きです。
分からない問題でいつまでも悩んでいるのならば、先生に聞いて一瞬で解決してしまうか、
もしくはその問題は捨ててどんどん次に行った方がいいです。
解説を読んでも理解できない問題がたくさんあるのなら、その教材自体のレベルが合っていない可能性もあります。

でもこういうのって自分では分からないんですよね。
もう少し考えれば分かるかもしれないし、
教材のレベルが合っていないなんて自分で気づくことは難しいです。

「よく手が止まる」という自覚のある人は、一度きちんとした先生についてもらったほうがいいです。
教材や学習のアドバイスをしてもらったり、直接教えてもらったほうが時間も有効活用できます。

通信教育で得られるもの

ここまで通信教育のメリット・デメリットを書きましたが、通信教育で勉強することによって得られるものも大きいと考えます。

  • 忍耐強さ
  • 自分で考えること
  • 計画を立てる力
  • 自分自身と向き合うこと

などなど…

一人で計画・勉強・復習までこなすのですから、これから役立つスキルもたくさん身に付くはずです。

通信教育のおすすめの使い方

塾と通信教育のW使い

なにも、塾と通信教育のどちらかを選べというわけではありません。
両方を利用してもいいし、教科によって使い分けるという使い方もあります。

たとえば・・・

  • 苦手な数学は塾に習いに来て、他の教科は通信教育でさらに実力をのばす。
  • 英語を重点的に勉強したいので塾に通いながら通信教育で送られてくる教材もこなす。
  • 塾の宿題は通信教育の教材からも出題してもらって、順調に進むように管理してもらう。
  • 通信教育の教材で分からなかったところを塾で解決する

などなど。
実際にうちの塾に通っている生徒も、通信教育も並行して行っている子が多数います。

通信教育の教材を自分流にアレンジ

こちらの記事でもご紹介していますが、通信教育の教材を切り貼りして「暗記ノート」を作りましょう!
間違えてしまった問題は、上のリンク先にある【間違えた問題コレクション型】でまとめることをおすすめします。

この暗記ノートを作る作業って一見面倒くさいのですが、

  • 間違えた問題だけを1か所にまとめておくことができる
  • やり終わった教材は捨てることができる
  • 机がすっきりして、やるべきことがシンプルになる

こんな良いことがあります。
通信教育って毎月教材が送られてくるので、定期的に捨てていかないと大変なことになってしまいますもんね…

こちらの記事でもノート活用術を紹介しています。
併せてご覧くださいね。

通信教育は使いこなせれば大きな武器となる!

いかがでしたか?
通信教育というと安い反面、しっかり内容が身につかないのではないかという不安な人も多いと思います。
しかししっかり使いこなすことができれば、こんなにコスパの良いものはありません。
お試し教材を無料で送ってくれるところもありますので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

これを見て、自分には通信教育が合ってるかも?と思った方は、次は実際に通信教育を選んでいきましょう。

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