塾・予備校・通信教育について

塾と予備校の違いって?高校生は賢く選んで、大学受験に挑もう!

大学受験に向けて塾や予備校を探しているけれど…
そもそも塾と予備校って何が違うか、ご存知ですか?

集団塾と予備校は一見似ていますが、
授業の形態や先生と生徒と関わり方など、大きく違うポイントがあるんです。
塾と予備校の違いをはっきり理解した上で、どこに通うかを決めたいですね。

今回は塾と予備校の違い、
そしてどんな生徒がそれぞれに向いているのかをお伝えいたします!

塾と予備校の違いは?

授業形式の違い

塾には集団塾や個別指導塾などいろいろな形態がありますが、
共通しているのは授業中、生徒とのコミュニケーションをとっているということ。
先生が質問を投げかけてそれに生徒が答えたり、
生徒から先生に質問をしたりできます。

でも予備校の授業は「講義」です。
先生と生徒とのコミュニケーションはほとんどなく、講師の一方通行の授業です。
予備校でも質問をすることはできますが、授業後に、「チューター」と呼ばれるサポート専門のスタッフに聞くこととなります。

また予備校では、自分に必要な講義を選んで受講するシステム。
組み合わせは予備校スタッフと相談をして決めます。

先生の違い

予備校の先生は、いくつもの校舎で同じ授業をすることがあります。
なので一つの授業が終わったら、間髪入れずに移動。
人気の講師だとなかなか話しかけられません。

一方で塾の先生は、基本的に勤務時間中はずっとその校舎にいます。
なので先生を捕まえて質問や相談をしたり、
先生と仲良くなることだってできちゃいます。

学習サポートの違い

塾の中でも特に個別指導塾では、教科担当の先生や教室長が学習状況の管理を行うことが多いです。
そして定期面談で、学習状況や勉強の進み具合を保護者と共有します。

でも予備校は、講師が全部丁寧にサポートしてくれるわけではないんです。
先ほども書いたように、

  • 講義はプロの講師
  • 学習サポートはチューター
  • 受講する講義やお金関連のことはその専門スタッフ

と完全に分業体制です。
塾のように「分からないところはある?」と気にかけてはくれません。
自分から相談しに行かない限り、何も起こらないのです。

また、予備校のチューターと相談する際には「回数制限」と「時間制限」が設けられていることもあります。

塾のメリット

サポートの手厚さ

やはり学習サポートについては、塾の方が上回ります。
「ちゃんと宿題やった?」
「夜更かししちゃだめだよ」
なんて細かなアドバイスも、塾側からしてくれます。

予備校は”生徒が授業についていくスタイル”なのに対して、
塾は基本的に、”塾側が生徒に合わせていくスタイル”です。
(方針は塾にもよります)

特に個別指導塾では、生徒ひとりひとりに合った授業カリキュラムを提案してくれるので、
部活で忙しい生徒や勉強習慣のついていない生徒にはぴったりです。

気軽に利用できる

予備校は都会にあることが多いのですが…
塾だと家の近くにあることが多いですよね。
電車に乗らずとも、授業を受けたり自習室に通ったりできることは大きな魅力。
予備校にたどりつくまでに時間がかかってしまうと、勉強を始めるまでが長くなってしまいます。

また、塾は明るい雰囲気でフレンドリーなのも特徴。
塾に行けば先生が笑顔で出迎えてくれるし、
たくさん褒められれば勉強のモチベーションも上がりますね!

授業料がシンプル

塾の授業料は、
「週に〇回で○○円」や、
「〇回コースで○○円」など比較的シンプルです。

一方で予備校は、
文法講義〇回○○円+長文講義〇回○○円+過去問解説〇回+…
こんな風に受講する講義の数によって料金が大きく変わってくるんです。
やはり合格に必要な講義は取らなくてはいけませんから、
「蓋を開けてみたら予算をかなりオーバーしていた!」
なんてこともあります。

予備校のメリット

専門性の高い授業

英語の授業だったら、
文法・長文・英文解釈・英作文など…

日本史の授業だったら
古代・近代・政治史・文化史など…

このように、ひとつの科目でも細分化されて、専門性の高い講義を聞くことができます。

また有名大学ならば、その大学に特化した講義を受けることもできますよ。
過去問解説や、類題解説など、その大学合格に向けた内容の濃い授業が開講されているのが強みです。

開講授業数の多さ

浪人生ともなると、一日中予備校にいることは珍しくありません。
朝から晩まで色々な種類の授業が開講されていますので、自分に合った時間・レベル・内容の講義を受けることができます。
講義と講義の間の空き時間は自習室を使って勉強を進めるなど、効率良く勉強をすることができます。

その点塾だと、平日は夕方からしか授業がないことが多いですよね。
丸一日を有効に使えるのは、予備校のいいところです。

カリスマ講師による授業

予備校のイメージってまさにこれでしょう。
予備校講師ってカリスマ性があってかっこいいですよね…
予備校の先生は独自の勉強ノウハウを持っていますし、おもしろいキャラクターの先生が多いです。

塾と違うのは、予備校の先生は「専門の科目」を持っていること。
塾の先生は一人で何教科も教えたりします。
でも予備校の先生はその科目だけしか教えません。
そのためその専門科目に対して深い知識を持っているんです。
授業準備や教材研究に充てられる時間も長いので、
結果的に専門性が高く、濃い授業ができるんです。

塾と予備校、どちらの方が向いている?

塾が向いている生徒

勉強以外も手厚くサポートしてほしい

「どうやって勉強を進めればいいのかわからない!」
という人は迷わず塾に行きましょう。
塾ならば勉強内容や学習計画についてアドバイスをしてくれるだけでなく、
進路の情報なんかも教えてくれたりしますよ。

基礎から教えてほしい

基礎学力がないのに予備校に行くのは、ちょっと危険です。
せっかく講義を聞いていても、基礎ができていないとちんぷんかんぷんになってしまいます。
目標は入試レベルを解けるようになることですが、
できる人とできない人で、それまでの道のりが大きく違うんです。
大学受験の勉強こそ、その人のレベルに合った内容で進めていく必要があります。

学習習慣をつけたい

学習習慣を身につけたいなら、断然塾がいいです。

予備校では学習習慣まではアドバイスしてくれません。
もちろんチューターさんなどに質問をすれば、答えてくれますよ。
でも、こちらから質問しない限りはアドバイスも何もしようがありません。

その点、塾の方が先生と生徒との距離が近い分、生徒の学習習慣についても気にかけてくれやすいです。
個別指導塾ならば、担当の先生が要望に合わせて宿題を調整したりしてくれます。

予備校が向いている生徒

基礎学力がある

基本的な学力があって、
「もっと実践的な力をつけたい!」
という生徒には予備校はおすすめです。
自分の学力・弱点に合わせた講義を受講することで、効率よく実力を伸ばしていくことができますよ。

自分をコントロールできる

予備校に通うのであれば、ある程度自分をコントロールできないといけません。
勉強時間や進捗状況の管理などは、予備校は塾ほど丁寧にやってくれませんよ。
毎日予備校の後に寄り道なんかしていては、ライバルに簡単に抜かされてしまいます。

浪人生は特に!
時間がある分、心に余裕が生まれやすいです。
自分と同じ境遇の人を見つけて安心してしまってはいけませんよ。

あなたは塾と予備校、どちらにしますか?

ここまで塾と予備校の違いをご紹介していきましたが、いかがでしたか?
それぞれの良さがあるので、その人に合う形式を選びたいですね。
入試本番までの時間は有限です。
「やっぱり合わなかった」と塾を探し直したら時間の無駄!
事前にしっかりチェックしていきましょう。

ちなみに、今は塾や予備校だけではありません。
最近メジャーになりつつある、「インターネット家庭教師」というシステムをご存知ですか?
こちらのページで詳しく解説しています。

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