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TOEICが大学入試共通テスト撤退!受験生への影響と例外措置とは?

TOEICが共通試験撤退?なんかやばそうだけど、実際どう影響してくるの?

7月2日のニュースで、TOEICが大学入試共通テストを撤退すると報じられました。

これって結構衝撃ニュースなんですが、あまりテレビでは報じられていませんよね。

今回はTOEICが大学入試共通テストから撤退にすることついての解説と、大学受験生・例外措置対象生にどのように影響してくるのかをまとめていきます。

TOEICが大学入試共通テスト撤退!

TOEICが大学入試共通テストを撤退する流れを説明するには、まずは2020年から新しくなる「大学入試共通テスト」から理解する必要があります。

あまりよく分かっていない人はまずこちらから理解しましょう。

ざっくりと経緯を説明

  1. センター試験が「共通テスト」に生まれ変わるよ
  2. 共通テストでは、民間の資格試験が利用できるよ
  3. でもその中の一つ、TOEICが撤退を発表!

この流れです。

それぞれ詳しく解説していきますね。

①センター試験が「共通テスト」に生まれ変わるよ

2020年教育改革によって、センター試験が廃止され、「大学入試共通テスト」に生まれ変わります。

どう変化するのかはここでは割愛しますが、とにかく変わります。

②共通テストでは民間の資格試験が利用できるよ

2021年度~2023年度は資格試験・共通テストが用意する問題のどちらを受けてもOKになっています。

※これは各大学が決定することです。募集要項を要チェック!

でも共通テストでは、2024年には完全に英語の試験はなくなってしまいます。

共通テストで英語がなくなる代わりに利用されるのが、TOEICなどの民間の7つの試験のはずだったんです。

③でもその中の一つ、TOEICが撤退を発表!

そしてここで衝撃なのが「TOEIC撤退」のニュース。

なんでTOEICが共通テストを撤退するのかというと…

「大学入試センターが求めるレベルが高すぎる」ということらしいです。

具体的には…

  • 身体が不自由な人などへの配慮
  • 成績提供システムが複雑
  • 4技能を1日でテストしないといけない

TOEICはもともと、TOEIC L&R(リスニング・リーディング)とTOEIC S&W(スピーキング・ライティング)が別々に実施される試験です。

それを1日で試験しないといけないなどの縛りがあることによって、大変な対応を迫られたのだと思います。

英検に至っては新しく「英検CBT」という受験方法をを作ったくらいですからね…。

TOEICが撤退することによって、受験生にどんな影響があるの?

【例外措置】2019年度に受けたTOEICはどうなるの?

「え?共通テストが始まるのって2020年度(2021年入試)からじゃないの?」

と思うかもしれませんが、一部の人たちには「例外措置」が取られます。

浪人生や離島に住んでいる人、病気などやむを得ない理由がある人が当てはまりますね。

この「例外措置」の対象となる方たちは、受験の前の年に受けた資格試験が利用できます。

今回TOEICは共通テストを撤退してしまいましたが、2019年度に受験したTOEICについては有効となりそうです。

今後文部科学省から追加のお知らせがあるそうなので、続報を待ちましょう。

文部科学省:大学入学共通テスト実施方針(追加分)

TOEICはもう受けない方がいいの?

実はTOEICの使われ方にはいくつかあるんです。

一つは今回TOEICが撤退した、「大学入試英語成績提供システム」

これは大学入試センターが、共通テストの他の科目と一緒に各大学へ資格試験のデータを大学に送るシステム。

これを使いたい場合、もうTOEICは利用することはできません。

でももう一つ、大学入試センターを通さず、自分で大学に資格試験のデータを渡す方法もありますよね。

例えば私立大学の推薦入試。

願書と一緒にTOEIC成績表のコピーを送るなどどといった方法。

これは大学入試センターを通さないので、今まで通りTOEICを使っていきます。

ただし、どの資格試験を使うのかは大学によりますので、各自募集要項を確認してください。

このように、TOEICを受けても全く無意味というわけではないんです。

特に外国語学部を受験する人は「大学入試英語成績提供システム」以外でもTOEICの使い道がある可能性が高いです。

今後も撤退する資格試験は出てくる?

これは推測でしかありませんが…もしかしたらTOEICの他にも撤退する資格があるかもしれませんね…。

これまで発表された共通テスト参加の資格は以下の7つでした。

運営会社備考
英検(CBT)日本英語検定協会
ケンブリッジ英語検定ケンブリッジ大学英語検定機構
GTECベネッセコーポレーション
IELTS日本英語検定協会
TEAP日本英語検定協会
TEAP CBT日本英語検定協会
TOEFL iBTCIEE国際教育交換協議会
TOEIC 国際ビジネスコミュニケーション協会 参加中止!

しかし、TOEICの撤退によって「じゃあうちも…」と撤退を表明する資格も出てきそうですよね。

こればかりは蓋を開けてみないと分かりませんが…。

最も撤退しなさそうな資格は?

私予測するに、最も撤退しなさそうな資格は「英検」だと予測します。

というのは、最近新しく「英検CBT」というものを作ったからです。

これは新しい種類の英検というよりは、英検の新しい受験の仕方と言った方が分かりやすいでしょうか。

「大学入試英語成績提供システム」のガイドラインに沿って、4技能を1日で受験できるようにしたんです。

ここまでしておいて撤退ということは考えづらいですよね。

そして、英検は先ほど挙げた7つの資格試験の中で、学生の受験者が一番多いのです。

ここで英検までも撤退ということになると本当にカオスな状態になってしまい、「大学入試英語成績提供システム」の存在自体が危ぶまれることになってしまいます。

ということで、一番撤退の可能性が低いのは英検と考えます。

まずは英検を目指して勉強するべし!

まとめ
  • TOEICが共通テスト撤退
  • でも、TOEICを受けて意味がないことはない。
  • おすすめは英検を見据えて勉強すること

今回はTOEICが共通テスト撤退するというニュースについて私の考えをまとめてみました。

共通入試からは撤退してしまいますが、TOEICを受験して無意味というわけではありません。

必ず各大学の募集要項を確認するようにしてください。

そして「英検なら撤退しないであろう」という予測から、大学受験生は英検を目指して勉強しておくことをおすすめします!

そしてなにより、英検は対策本がたくさん出回っていて対策がしやすいんです。

ツイッターでも何度か言っていますが、英語は学校の勉強だけでは絶対に不足です!

早くから受験や資格を見据えた勉強をしておくことが必須ですよ。

幸いにも英検なら何度でも挑戦することが出来ます。

※「大学入試英語成績提供システム」で利用するためなら受験年度の4月~12月に2回まで

早くから英検を受けておいて試験慣れをしたり、だんだんと級を上げていったりしたいですね。

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