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【地獄】浪人生に必要な覚悟とは?メンタル的にも本当にきついことを覚えておこう

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志望校に落ちてしまった…浪人してもう1回チャレンジしようか迷う…。

こんな人に言っておきたいのが、浪人生って体力的にもメンタル的にも想像以上にきついんですよ。

生半可な気持ちで浪人を成功させることはできません。

浪人って、いくらでも目標を下方修正することができるんですよね。

自分が成功と言い張れば成功だし、失敗と認めるなら失敗。

つまり、甘えようと思えばいくらでも甘えられるということです。

浪人をしようと決意したときは全員、揺るぎない第一志望校があったはずなんですよね。

でも浪人生活中、少しの甘えの積み重ねでどんどん目標が下がってくることがよくあるんですよ。

そんな状態を数年前の自分が見たらなんと言うでしょうか?

でもそういう人が多発してしまうほど、浪人はとても厳しい戦いとなります。

今回の記事では、浪人生が絶対に持っているべき覚悟を解説しています。

すこし厳しい言い方になりますが、事前にこのような覚悟は持っておいてくださいね。

浪人生は地獄。メンタル的にも本当にきつい。

実はわたくし、浪人経験者です。しかも仮面浪人。

仮面浪人って、浪人の方法の中でも特にきついものなんです…。

仮面浪人時代の経験についてはこちらの記事にまとめています。

仮面浪人の何が辛いかって、

  • 時間がない
  • 合格できる保証もない
  • 常に勉強しなければという危機感
  • 自分が勉強しなくても誰も困らない

ってことでしょうか。

浪人って、自分のエゴでしかないんですよね。

私の親は「どの大学でもいいからキャンパスライフを楽しんだらいいのに…」と思っていたんじゃないかと思います…。

勉強をやめてしまいたいと思った時期もありました。

でも、自分のプライドが浪人という選択肢を選ばせたんです。

「ここでやめてしまっては、自分を許せなくなるだろうな…」という考えで、日々過ごしていました。

結果的に仮面浪人成功できたので良かったですが…

もし失敗していたらかなり悲惨だったと思います…。

仮面浪人に限らず、浪人はとてもきついもの。

まずはこのことを知っておいてくださいね。

浪人生に必要な覚悟とは?

それでも浪人という道を選択する人に覚えておいてほしいことがあります。

とても大切なことなので、しっかり読み込んでくださいね。

浪人しても、第一志望校に合格できるわけではない

もう1年必死に勉強をすれば、第一志望校なんて余裕で合格できるでしょ

こんな風に安直に考えていませんか?

そりゃあ、猶予が伸びたのですからその分勉強はできるでしょう。

でも、合格のしやすさが変わったわけではありません。

受験は他人との競争です。

ライバルよりもどのくらい頑張ったか、その差で合格を勝ち取るわけです。

浪人をする1年間、サボれば当然志望校合格は不可能。

1年間の猶予が伸びたところでそれは変わりません。

一方で必死に・人よりも多く・濃い勉強ができれば、合格できる可能性は高くなります。

ポイントなのは、浪人したところで絶対に合格できるわけではないということ。

出題傾向の変更や当日の体調など、入試は何があるか分かりません。

浪人をして勉強を頑張っていても、運の悪さで合格できない可能性だってあるんです。

このことをきちんと理解しておきましょうね。

浪人しても、現役時代より学力が下がる可能性がある

浪人をしているのに学力が下がるなんて!なんで!?

と思うかもしれません。

でもこれ、結構あることなんですよ。

多くの人は「もう一年くらい頑張れば余裕で合格できるでしょ」と考えがち。

勉強する期間が長くなれば、その分学力は伸びるであろうという考え方です。

でも本当は、そんなことはありませんよね。

学力を上げるのに必要なのは、期間ではなく努力量

いくら期間が伸びたからと言って、日々の努力を怠ってはいけません。

勉強した事柄が身に付くのには時間がかかります。

でも、学力が落ちるのは本当に一瞬。

だから毎日、継続して勉強を続けないといけませんよ。

本当はアルバイトどころではない

浪人中はアルバイトをして、塾や予備校代を稼ごうとしている人も多いかと思います。

でも、浪人中のアルバイトは本当はおすすめしません…

現役生はアルバイトなんてほとんどしていませんよね?

学校の授業があるにしても、一日の時間のほとんどを勉強に充てています。

アルバイトをしている時間って、勉強のことは考えてもいられないじゃないですか。

どうしても勉強から離れている時間ができてしまうんですよね。

そうなると、ライバルと差がつくのは当然と言えます。

「お金の事情でどうしてもアルバイトをしなくてはいけない」という人は、人一倍時間にシビアになりましょう。

  • あらかじめ指定した曜日・時間以外はシフトを入れない
  • バイトの時間以外でできる限り勉強時間を捻出する
  • あらかじめ〇月で辞めると宣言しておく
  • 早寝早起きを徹底して、規則正しく勉強できるようにする

こういった工夫が必要になります。

浪人するなら志望校は上げるべき

無理に進学する大学を変えろというわけではありません。

浪人をするのなら、「目標とする学力レベルを上げよう」ということです。

だって、現役時代は今の第一志望校を目指して勉強して、ダメだったんですよね?

もう1年かけて浪人をするのであれば、その学力レベルに到達するのは最低条件。

もっと上の学力レベルを目指す必要があります。

「余裕で到達できる目標」を目指して1年間過ごすのは、だらけてしまう原因となります。

より高い目標を設定して、自分を追い詰めていきましょう。

勉強しない浪人生はただのニート

浪人生というのは、微妙な立場なんですよね。

働いてない、学生じゃない、フリーターでもない…

もし、浪人生から勉強を取ったら何が残りますか?

本当に何も残らないんですよ。

ほとんどの浪人生は、実家で親のお世話になりながら勉強をしている立場です。

それなのに勉強をしないのなら、ニートと同じです。

厳しい言い方になるけど、本当にそうなんだよね。1浪しても現役時代に合格できた大学にしか受からなかったら、ただただ1年間を無駄にしただけ。

浪人生だけに当てはまることではないのですが、受験生に余裕のある生活など存在しません。

工夫に工夫を重ねて、勉強時間を捻出するんです。

浪人生は特に、このことをしっかり意識しましょうね。

本当の恐怖は迫りくる現役生

浪人を決意してすぐ、春の模試で高い偏差値を出せた!これは浪人成功の予感…!

こんな風に思っていませんか?

春の模試で高い偏差値が出るのは当然です。

ほとんどの受験生は1つ年下なのですから。

現役生はこれからメキメキ力をつけてくるんです。

進学校でも夏まで部活をしている子たちもいます。

そういった子が勉強に本腰を入れ始めたら…みるみる現役生に抜かされてしまいます。

勉強をしているはずなのに、下がっていく偏差値を見て耐えられますか?

浪人生は、現役生以上の努力をしないといけません。

浪人友達を見つけて群れたら全員終了

予備校に通うと、自分と同じ浪人生をたくさん見つけることでしょう。

同じ境遇の人同士で仲良くなることも多いです。

浪人友達を作ると良いこともありますし、気持ちも楽になるのですが…

必要以上に長く一緒にいない方がいいですよ。

「皆でサボれば怖くない」みたいな感覚に陥ってしまう可能性がとても高いんです。

意識を高く持って自分の勉強時間を大切にしているような素晴らしい友達とは、積極的に関わっていきたいですね。

ただし、お互いの勉強時間を大切にするのも忘れずに。

勉強しなくても叱ってくれる人なんていない

高校も卒業すると、「勉強しなさい」なんて叱ってくれる人はほとんどいません。

親もそこまで監督しようなんて思わないでしょうし、予備校だと先生がいちいち勉強進度を見てくれるわけではありません。

勉強するもしないも、全て自分次第なんです。

だから、目的意識と危機感をしっかり持って、自分を律していく必要があります。

「自分一人では怠けてしまいそう…」という人ならば、予備校よりも個別指導塾がおすすめ。

文字通り個別対応してくれますので、浪人生を受け入れていることも多いです。

きめ細かな指導をしてくれますので、サボればすぐバレます。

予備校か塾かを迷っている人は一度個別指導塾を体験してみると良いですね。

浪人は自分で選んだ道

誰かに頼まれて浪人をしている人って本当にわずかだと思います。

または、大学受験に全落ちしてしまって仕方なく浪人か…

全落ちだとしても、就職という道もありますよね。

結局は、自分で浪人という道を選んでいるんです。

自分で選んだことなのに、適当に勉強すごすなんてことをしていては、自分を裏切ることになってしまいますよ。

自分のことが許せなくて浪人をしているのならば、未来の自分が許せなくなる行動は今すぐやめるべきです。

2浪はないと思え

「今年だめだったら最悪もう1年浪人しよう」なんて甘い考えは、今すぐ捨ててください。

そんなことをはじめから考えている人は、ほぼ100%第一志望校に合格できません。

たとえ家の状態的に2浪が可能なのであっても、「今年で絶対に合格してやる」という強い意志がないと浪人は成功できません。

ただでさえ誘惑の多い浪人生活です。

常に危機感を持って過ごしましょう。

浪人生は相当な覚悟を持ってないと失敗する

まとめ
  • 浪人は地獄。メンタルが相当きつい。
  • 常に自分との勝負
  • 迫りくる現役生から逃げ切れるかという不安感で押しつぶされそうになる
  • 1年間1人で戦い抜けるという自信がある人以外は浪人はしないほうがいい!

今回は浪人生が持つべき覚悟について説明をしていきました。

もし浪人をするか迷っているのであれば、「おすすめしない」と言っておきます。

筆者が仮面浪人をしている間は本当に時間がなくて、不安で押しつぶされそうで、とにかくきつかったです。

浪人は、輝かしい大学生活を送ることができるという夢がありますが、浪人中の1年間はとにかく地獄です。

たいして勉強しない人にとっては天国でしょうね。

でも本当に第一志望校に行きたいのであれば、地獄の生活は避けて通れません。

このことをよく理解しておいて下さいね。

もしあなたが現役生ならば、浪人を避けるために今からできる限りのことをしましょう!

詳しくはこちらの記事で解説しています。

皆さんの受験が成功することを祈っています!

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