スキマ時間は日常にたくさんあふれているものです。
1回1回は短い時間でも1か月・1年と積み重なると膨大な時間になってしまいますよね。
この記事ではスキマ時間のオススメな勉強法を紹介していきます。
中学生も高校生も、スキマ時間を有効活用してよりたくさんの勉強時間を捻出していきましょう!
スキマ時間にオススメの勉強法7選
さっそくスキマ時間にオススメの勉強方法を紹介していきます。
オススメ順に並べてありますので、取り入れられるものはどんどん取り入れてください!
①暗記ノートでの勉強【オススメ】
スキマ時間の使い方で一番オススメなのは暗記ノートを使った勉強です。
このブログでは何度も登場していますね。
暗記ノートは簡単に言うと「自分がこれから覚えるべきことだけを凝縮したノート」のことです。
日々勉強する中で暗記するべきことにたくさん出会うと思いますので、そういったことを全部書き留めていってほしいんです。
そうすれば自分だけのオリジナル教材が作れますからね。
そして暗記ノートに書いただけでは覚えたことにはなりません。
暗記ノートは常に持ち歩いて見返していってほしいんです!
まだ暗記できていないことをまとめたこのノートは、スキマ時間の勉強にピッタリですよ。
暗記ノートについては以下の記事で詳しくまとめていますのでぜひ参考にしてくださいね。
②単語帳や用語集などでのインプット学習
市販の単語帳を使っての暗記作業ももちろんOK!
一番メジャーなのは英単語や英熟語の暗記でしょうか。
それ以外にも社会や理科の用語集を見る人もいますね。
スキマ時間だけで単語帳や用語集を1冊完璧にできたら素晴らしいですね!
机に向かえる時間はまるごと演習に使うことができますから。
③リスニング音声を活用する
英語のリスニング音声を利用するのも良いですね!
音声での勉強なら単語帳を出せないくらいの満員電車でもできますし、歩いている最中でも勉強できます。
わざわざ音声学習用の教材を買うのもアリですが、テキスト付属のCDや教材連動アプリでも十分な場合が多いですよ。
ここでの狙いは英語の発音に慣れることなので、いきなり難しい音を聞く必要はありません。
ポイントは聞き流さないようにちゃんと集中して聞くこと!
聞き流す癖がついてしまうのはNGです。
④スタディサプリで講義動画を見る
スタディサプリは短時間での勉強にとてもオススメです。
1回15~20分程度の動画が多いので、電車に乗っている時間が長い人にはピッタリですね。
それにスタディサプリの動画はWi-Fi環境でダウンロードしておけば外出先でオフラインで見ることができます。
スキマ時間に暗記するだけじゃ物足りない!って人にはちょうどいいですね。
⑤スマホアプリでチェックテスト
今は市販教材に連動したスマホアプリもたくさんありますね。
最近使ってみて面白かったのは「ターゲットの友」というアプリ。
有名な単語帳のターゲットシリーズに連動したアプリで、チェックテストや単語・例文の音声を聞くことができます。
ターゲットシリーズはこんなやつですね↓
こういった単語帳を持ってる人はぜひ入れてほしいアプリです。
(有料アプリと間違えないように注意!「ターゲットの友」は無料です。)
こんな感じで最近はアプリ連動の参考書も増えていますから、便利なものはどんどん使っていきましょう!
⑥特定のテーマに対してアウトプットする
たとえば直前に「鎌倉時代の政治」について勉強したのなら…
心の中で誰かに説明するように勉強したことをまとめていきましょう。
この方法の良いところは何も道具が必要ないこと。
すべて頭の中で完結できますからね。
しかし暗記が甘かったりすると「何も思い出せない」ということも起こるので、この勉強法は向き・不向きがあるかもしれません…。
⑦英語の文章を読む
スキマに時間に英語の文章を読んでいくのも良いですね。
入試ではほとんど長文での出題となるので、より多くの長文を読んでいく必要があります。
しかし移動中とかだと、知らない単語が出てきてもすぐに調べられないのがデメリットなんですよね…。
一度読んだ長文の復習として読んでいったり、一つ簡単なレベルの文章をセレクトして速読練習とするなどの工夫が必要です。
または見開き内に訳文や解説が載っているテキストを使用するのも良いですね。
速読英単語シリーズならその条件に当てはまりますので、これを使って読解+単語の練習をしていくのも良いですね。
基本的に単語帳は1種類あればOKですが、これから購入する人はこういった選び方もできるということを覚えておいてください。
速読英単語を使う際の注意事項に触れた動画もありますので合わせてどうぞ。
スキマ時間の勉強を効率化するポイントとは
次にスキマ時間の勉強をより効率化するヒントをまとめていきますね。
スキマ時間の長さによって勉強内容を工夫しよう
スキマ時間と言えども立派な勉強時間。
普段の勉強と同様に計画的に実行していきましょう。
「何を勉強するか」を事前に細かく決めておいてくださいね。
例えば電車に乗っている時間が20分以上あるのなら、ある程度時間を要する勉強もできますよね。
長めの長文も読むこともできますし、スタディサプリの動画ならほとんどどの動画でも見終わることができます。
逆に単語帳を使った勉強であれば、5分以下の細かいスキマ時間にも勉強をすることができます。
このようにスキマ時間の長さによって「いつ何をするべきか」をパズルのようにあてはめていきましょう。
スキマ時間勉強もルーティン化させよう
上記でスキマ時間の勉強内容が決まったら…
その時間は絶対にその勉強をするようにしてください。
例えばこんな感じの勉強計画を作ったとしましょう↓
- 電車の中 ⇒ 英単語の暗記
- 学校の休み時間 ⇒ 日本史の暗記
- お風呂待ちの間 ⇒ 音読練習
- 髪の毛を乾かしている間 ⇒ リスニング練習
このように、スキマ時間の勉強予定は絶対に崩さないくらいの覚悟を持った方が良いですよ。
そうすれば「今何をしたらいいんだろう?」と時間をロスすることもありませんし、「勉強道具を持ってない!」なんてことも起こりません。
勉強道具はシンプルに、取り出しやすく!
スキマ時間勉強では道具を取り出してセッティング…なんて余裕も時間もありません。
なのでスキマ時間に行う勉強の道具は、
- かさばらない(できれば片手で持てる)
- ペンが必要ない
- 取り出しやすいところにセットする
などの工夫が必要です。
もし教科書などかさばるものを使って勉強したい場合は、本をバラバラにして必要な部分だけ持ち歩くという手段もあります。
ちょっと可哀想な感じもしますが、必要な部分だけ持ち歩けば荷物も少なくなります。
そして使う道具を取り出しやすい位置にセットしておいてください。
そうすればすぐに勉強に取りかかることができますね。
アウトプットを意識する
勉強は《インプット3:アウトプット7》の割合で行うことが理想とされています。
でもスキマ時間にできる勉強はインプットに偏りがちなんですよね。
でも少しアウトプットを意識するだけでもずいぶん違いますよ。
例えば…
- 声に出して読む
- 一問一答型で思い出す練習をする
- 人に説明するようなイメージで自分の言葉にまとめてみる
なんて方法もあります。
テキストを読んで「分かったつもり」になるのが一番良くないですね。
本当に覚えられているか確認するようなイメージで行うのが良いですよ!
そもそもスキマ時間を作らないことも大切
ここまでスキマ時間の有効活用する方法について紹介していきましたが…
そもそもスキマ時間を作らないようにするということも重要ですよ!
だってスキマ時間って細切れの時間だし、電車や外出先なんかは勉強の環境としても微妙ですよね。
同じ時間勉強するのであれば、細切れの時間をかき集めるよりも静かな環境でまとまった時間勉強した方が良いに決まっています。
なのでできるだけスキマ時間を生まないために、
- 遠すぎる塾・予備校を選ばない(移動時間を短くする)
- ごはんやお風呂の時間を融通してもらう
- カフェや自習室を活用して出先でも集中して勉強する
こんな感じで、できるだけまとまった時間勉強できるように工夫していきましょう。
まとめ:スキマ時間は有効に使って効率よく勉強!
- スキマ時間は暗記や音声学習などがオススメ
- 暗記ノートやリスニング音声、アプリなどあらかじめ準備しておこう
- どの時間にどの勉強をやるかを決めておくこと
- そもそもスキマ時間を作らないという考え方も大切!
今回はスキマ時間にオススメの勉強法について紹介していきました。
今はアプリなど便利なものもたくさんあるのでどんどん活用していきたいですね。
スキマ時間も積み重なれば膨大な時間となります。
スキマ時間を有効活用できるかどうかでライバルたちと大きく差がついてしまいますよ。
ぜひ日常の細かな時間も有効活用して勉強量を増やしていってくださいね!