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小論文が書けない原因3つと解決法。ひとつずつ解消していこう。【動画あり】

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小論文が全くと言っていいほど書けない…なんで皆スラスラ書けるの…

こんな風に悩んでいる人、実は多いんですよね。

私が担当している生徒でも、どんどん書ける子と全く書けない子にはっきり分かれてしまっているよ。

この記事では小論文が書けない原因3パターンと、その解決法を紹介していきます。

小論文が書けないと悩んでいる人は、今回紹介する原因に自分が当てはまっていないかチェックしてみてください。

原因が分かれば後はそれを潰していくだけです。

後半で紹介する解決策を実践してみて、小論文に対する苦手意識をなくしていきましょう!

サクッと確認したい人は動画でどうぞ↓

小論文が書けない原因は3つ。

小論文が書けない人は、次に挙げる3つのパターンに当てはまっている人がほとんどです。

自分がどれに該当するのか、チェックしてみてくださいね。

原因① 小論文に書く内容が思い浮かばない

まず第一に、何を書くべきなのかが分からないパターンが多いですね。

細かく分けていくとこんな感じになります↓

自分の意見がない

小論文は自分の考えについて書くもの。

それなのに自分の考えを持てないというのは、結構キツイものがありますよね…。

これは一朝一夕で直せるものではありません。

でも実は…

自分の意見がないのではなく、言葉にできないだけの人も多いんですよ

これは後で詳しくお話しますね。

テーマに関して知識がない

ちょっと難しいテーマだと、それに対する知識が必須となります。

例えば「環境問題」のようなありふれたテーマでも、それに関する知識はあった方が断然良いですよね

テーマに関する知識があるだけで、書きやすさや書けるボリュームが変わるよね。

その事について詳しく知っているのも大切ですが…

「知らないことでも頑張って考えた」ということを伝えることが大切です。

それに知識は持ち合わせているに越したことはありませんが、専門的な知識がなくても大丈夫なように設計されていることがほとんどですよ。

ちなみに、小論文よく出るテーマはある程度決まっているんです。

こちらのページにまとめていますので、あらかじめ調べておくと良いですよ。

原因② 文章を書くことに慣れていない

書きたいことは思い浮かぶんだけど、どうやって書いていいのか分からない!

こういうタイプの人も多いです。

これも細かく分析していきましょう。

どんな順番で論じればいいのか分からない

伝えたいことはあるのに、どんな順番で書けばいいのか分からないタイプ。

このタイプは後述する「構成メモ」をしっかり書くことで結構簡単に解決できますよ。

書き言葉に慣れていない

口頭で伝えるのはとても上手なのに、書き言葉になるとペンが動かない人も多いんですよね…。

でもこれは完全に慣れの問題

普段から読書をしていたり文章を書くことに慣れている人は、「書き言葉」などを気にしなくてもどんどん書いていけます。

小学生からの作文の練習はこれにも繋がっているんだね。

原因③ 問題文や資料の内容が分からない

「読解+小論文」のタイプの出題だったり、問題文で言及されていることが難しいとペンは進みませんよね…。

  • 問題に出てくる用語が分からない
  • 資料が何を示しているのか分からない

などなど…いろんな要因が考えられます。

これも一朝一夕で解決できるものではありませんが、対策することはできますよ!

詳しくは次の項目で説明していきますね。

小論文を書けない状況を脱出する方法は?

では具体的に、小論文を書けない人がするべき対策を紹介していきます。

自分の意見をアウトプットする癖をつけよう

自分の意見をとにかくアウトプットすることが大切!

正しい・正しくないは気にせずにどんどん意見を出していきましょう

具体的な方法としては以下の通りです。

  • Yahoo!知恵袋の返信文を考える(実際に書き込まなくてOK)
  • ツイッターに書く(投稿はしなくてOK)
  • 日記を書く

ポイントは「なぜそう思ったのか論理的に書くこと」です。

上2つは実際に書き込まなくていいので、「自分だったらどう書くかな?」とノートに試しに書いてみると良いですよ。

それでも「自分の意見なんてない!」って言ってくる生徒もいます。

でも何かを聞かれたとき、何も思わないってことはないと思うんですよね…。

実際に生徒とこんな会話をよくします。

この文章に対して何も書けないんだけど…
文を読んで何も思わなかったの?
うん。ていうか、こんなの時と場合によるし、この時代に古臭い考え持ち込まれても困るし、たぶんこういう考えの人は絶滅する。
それ書けばええやん。

こんな感じ。(笑)

さすがにこのまま小論文を書くわけにはいきません。

表現は人様に読ませられるようにソフトにしないといけませんが…

自分の感じたことは自信を持って書いて大丈夫。

世間一般に合わせる必要はありません。

無難な意見よりも、時には鋭い意見の方が評価されることもありますよ。

こちらは面接の受け答えの記事になりますが、ちょっとふざけた言葉の言い換えには参考になるかと思います↓

自分自身について見つめなおす機会を持とう

これは特に「入学後頑張りたいこと」や「10年後の自分など」、自分自身に関わる小論文が出る場合は大切になります。

10年後の自分なんて、小論文の制限時間内には考えることができません。

なので普段からそういった事について考えている人の方が、圧倒的に深い文章を作ることができます。

これは小論文だけのためではありませんよ。

面接や志望動機などの書類、はたまたもっと将来の就活などにも役に立つことです。

書き言葉に慣れよう

書き言葉に慣れることで、小論文がぐっと書きやすくなります。

また表現による減点も減らすことができますよ。

書き言葉に慣れていないのは、その人が作った文章を読めばすぐにバレてしまいます。

作文でも日記でも本番の小論文形式でも良いのでとにかくたくさん書くことが大切

できれば小論文の「~である調」で書く練習をしてください。

同時に、敬語が苦手な人は普段から敬語を使う練習もしておきましょう。

本や新聞を読もう

それは小さい頃からいろんな人に言われているよ!いまさらそんなこと言わないで…。

生徒にもよくこう言われます。

耳が痛いかもしれませんが根拠のある話なんです。

本や新聞を読む理由は以下の通り。

  • 語彙を増やす
  • 書き言葉に沢山触れる
  • 新しい知識を入れる

このように、小論文の上達のために良い事ばかりなんですよ。

特に新聞は全て書き言葉で書かれています

書き言葉を勉強するのにはうってつけです。

ただ…

受験生だと読書などに時間を割けない場合も多いですよね。

他にやるべきことがあるのに無理やり読書に時間を使わないようにしてくださいね!

面接前のニュースチェックなど、目的をもって新聞や本を読むのはOK!でも「文章力を上げたいから」という理由だけだと受験生にはオススメしないかな。

清書の前に構成メモをきちんと書こう

小論文を書き始める前に構成メモを作るのは必要不可欠

いきなり書き始めてしまうのは危険すぎます…。

事前に構成メモを作っておけば、自分が伝えたいことを適切な順番で伝えることができますよ。

こちらの記事では構成メモに関する説明と、おすすめの段落構成を紹介しています。

下手でもいいから書きまくることが大切!

自分は文章が下手だから…

と、あまり小論文を書きたがらない生徒がいます。

でもこれは最もNGなこと!

どんなに知識を詰め込んだところで、実際に書いてみないと上達はしません。

下手でもいいからとにかく書きまくることがポイントです。

毎回添削をしてもらうこと

先ほど「とにかく書きまくろう!」と言いましたが…

書きっぱなしは良くないですよ。

その都度学校や塾の先生に添削をしてもらいましょう

はじめは赤ペンの修正だらけになってしまうのは仕方ありません。

何回も書くことによって、だんだんと修正も少なくなっていきますよ!

逆に何も書いていない状態で、「小論文の書き方を教えて!」って言われても難しいんだ。下手でも書いてあれば教えようがあるんだけどね…。小論文指導は状況によって方向性が変わるから、何かしら書いて持って行った方が効率が良いよ。

小論文が書けないのには原因がある。ひとつずつ解消していこう。

まとめ
  • 自分の考えが思い浮かばない場合 → 考えをアウトプットする習慣をつけよう
  • 知識がない・書き言葉に慣れてない → 本や新聞を読もう
  • 論じる順番が分からない → 構成メモを作ろう
  • 知恵袋に返信・ツイートするつもりでノートに書いてみよう
  • とにかく書きまくって添削してもらうことが大切!

今回は小論文が書けない原因とその対策法をまとめました。

小論文はとにかく数をこなすことが大切。

実際に書かずに上達する人は存在しません!

そして上達までに時間がかかるものでもあります。

言葉遣いや知識、説明の仕方など…いろいろな要素が必要になってくるんです。

小論文は早め早めの対策が肝心。

これを読んだあなたは週に1つのペースでもいいので、定期的に小論文を書いていきましょうね!

学校や塾の先生に添削してもらうのも忘れないでね。

小論文の書き方の全体像はこちら。

他にもたくさんのポイントをまとめています。

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