もし大学受験に失敗してしまったら、浪人、アルバイト、就職などいろんな選択肢がありますが…
専門学校に進学するという人もいますよね。
でも実際、専門学校に進学するという選択肢はどうなのでしょうか?
あらかじめどんなものなのかをしっかり理解しておかないと、入学してからの後悔に繋がってしまいます。
というわけで今回は、大学受験に失敗してしまった人が専門学校に進学するという事、そして注意するべき点などをご紹介していきます。
大学受験に失敗して専門学校に進学するのはアリ?
大学受験に失敗してしまって、仕方なく専門学校を目指すという人もいるかと思います。
でも実際、仕方なく専門学校に進学するという選択肢はアリなのでしょうか?
塾講師の視点から解説していきますね。
大学受験に失敗して専門学校に進学する人は実際多い
私の働いている塾でも、残念ながら受験に失敗して専門学校に進路変更する人が多いです。
進路変更をするタイミングは人により様々。
推薦入試やAO入試でダメだったから進路変更をする人もいれば、3月末になって大慌てで専門学校を探す人もいます。
目的があって専門学校に進学するのならアリ
でも心のどこかで、「大学と比べると専門学校なんて…」って思っている人も多いのではないですか?
実は専門学校には、大学にはないメリットは沢山あるんです。
特に公務員・美容師・トリマーなどの資格が取れるような専門学校は、大学よりも夢を叶える近道になる可能性が高いです。
美容師の資格なんて特に、大学じゃ取得することはできないですしね。
こういった目的意識をもって専門学校に進学することは大いに賛成!
実際に専門学校に進学した生徒も、夢に向かって日々頑張っています。
ただ何となく専門学校に行くのはNG!
しかし、特に夢や目標もなく専門学校に進学するのはおすすめしません。
何となく専門学校に進学してしまうと、
なんて迷いや不安が生まれてしまいます。
こうなってしまうと、これからもその専門学校で勉強するという道にだんだん自信を持てなくなってしまいます。
大学受験終了後から進路決定の短い時間で、後悔のない選択をしないといけませんね。
専門学校でやっていける覚悟はある?
専門学校はその名の通り、社会ですぐに活かせるような技術を専門的に学ぶ学校です。
当然その業界・職業に就職することが目的となります。
当然生徒もその意欲が高いです。
周りの真剣な雰囲気についていけないと、辛くなってしまうかもしれませんね…。
また国家資格を取るような専門学校では、授業を欠席した場合追加料金を払って補習授業を受けないといけないことが多いです。
半端な気持ちでは辞めたくなってしまうかもしれません…。
専門学校以外の選択肢も一度は考えるべし
ここで一旦立ち止まって考えてほしいのですが…
専門学校以外の道については考えてみましたか?
焦って決断をすると、視野が狭くなってしまいがちです。
他にどんな選択肢があるのかを知って、広い視野で柔軟に考えていきましょう。
その他の選択肢についてはこちらでまとめています↓
ちなみに…専門学校から大学編入という道もある
ちなみにですが、専門学校から大学に編入できるのは知っていますか?
特定の単位や資格、出席日数などを満たしていることで編入試験を受けさせてくれることが多いですよ。
しかしこれは編入したい大学の要項をしっかり確認する必要があります。
そして専門学校で履修できる授業や編入を目指せるかどうかなどを確認し、慎重に検討しないといけません。
まずはいろんな大学・専門学校の資料を集めて早めに情報収集するようにしてください。
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大学受験がダメでも、専門学校に進学することで夢を叶える人は沢山いる!
- 目的なく専門学校に進学するのはNG
- 逆に、夢や目的があって専門学校に行くのは多いにアリ!
- 専門学校から大学編入できることも!
- 専門学校以外の選択肢も吟味してから決めよう
今回は大学受験に失敗してしまった人が専門学校に進学するのってどうなの?という事を解説していきました。
専門学校という環境を生かすのもダメにするのも、その人次第なんですよね。
きちんと目標を持ってその目標を叶えるのに適した専門学校を選べば、夢を叶える近道になります。
そして忘れてはいけないのが、専門学校から大学に編入できる可能性もあるということ。
ちょっと編入がでも気になっている人は、大学側の編入基準も考えて専門学校を探すと良いですよ。
情報収集の最初の1歩としては、資料請求ですね。
【スタディサプリ進路】のような、沢山の学校のパンフレットを一括で請求できるサイトがオススメです。
国公立大学を除くほとんどの学校のパンフを無料で請求できるので、所在地や学べる分野から絞り込んで沢山の学校の資料を取り寄せましょう。
特に編入狙いの人は大学と専門学校の両方のパンフレットを比較して、編入可能かどうかをチェックしてくださいね。
この記事を見ているのが大学の合否発表の前だとしたら、まだ猶予はあります。
早めに資料を取り寄せて、次の策を練っていきましょう。
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