専門学校

専門学校卒業だと学位が貰えない?《専門士》と《高度専門士》とはいったい…?

専門学校だと学位がもらえないって本当!?

こんな噂を聞いたことはありませんか?

大学を卒業すると「学士」という学位がもらえますが…

専門学校を卒業すると学位は貰えないのでしょうか…?

でも、《専門士》や《高度専門士》という言葉もよく聞くよね。これはいったい何なんだろう?

ということで今回は、専門学校を卒業した時に貰える《専門士》や《高度専門士》についてと、学位との違いについて紹介していきます!

専門学校卒業だと学位が貰えない?

ここでは専門学校と学位の関係について紹介していきますね。

専門学校卒業だと学位は授与されない

冒頭の通り、専門学校を卒業しても学位は貰えません。

学位はざっくり説明すると、

  • 学士 … 大学学部を卒業
  • 修士 … 大学院の修士課程を修了
  • 博士 … 大学院の博士課程を修了、または論文審査で認められる
  • 短期大学士 … 短大を卒業

などのことを指します。

専門士や高度専門士はこの中には入っていないのです…。

専門学校卒業で貰えるのは学位ではなく《称号》

じゃあ専門士や高度専門士とは何なのかというと…

学位とはちょっと違う、《称号》というものなんです。

学位は国際的にも通じる栄誉称号である一方、専門士や高度専門士は文部科学大臣が認定してくれるものです。

学位ではないからと言って履歴書に書けなくなるわけではないのですが…

このような違いがあるということを覚えておいてくださいね。

称号を得られない専門学校もあるので注意!

ただし、専門学校によってはこの《称号》を得ることができない学校もあるので注意が必要です!

例えば分かりやすいのが、1年制の専門学校ですね。

専門士の称号を与えられる学校は2年制の専門学校となりますので、1年制の専門学校では専門士の称号を得ることはできません。

2年制以上でも専門学校によって称号を与えられない学校もありますので、学校選びの段階でよく確認しておく必要があります。

称号は就活ではどう扱われる?

この《学位》とか《称号》とかって、就活にはどう影響するんだろう?

結論から言うと、公的機関以外はその企業ごとの判断となります。

公的機関とは…

  • 都道府県庁
  • 行政機関
  • 警察
  • 消防

などなど、ざっくり言うと国が運営している系ですね。

(ちょっと語弊があったらすみません…)

これらでは、

  • 専門士…短大卒と同等
  • 高度専門士…大卒と同等

このように扱われます。

逆に公的機関以外の一般企業ではこのような決まりはなく、その企業ごとの判断となります。

称号があるにせよないにせよ、就活にどう響くのかというのは一概には言えません。

何を重視するかはその企業・業界によって違うので、調べてみると良いですよ。

専門学校卒は大卒よりも不利と思われがちだけど…専門学生の方が就職に有利な場合も多いよ。事前に知っているのかどうかで学校選びも変わってくるね。

専門学校を卒業すると貰える称号、《専門士》と《高度専門士》について

じゃあ、専門学校を卒業していると貰える《専門士》と《高度専門士》とはどんな称号なのでしょうか?

専門士とは?

専門士の称号を貰うためには、通う専門学校が以下の要件を満たしている必要があります。

  1. 修業年限が2年以上
  2. 総授業時数が1,700 時間(62 単位)以上
  3. 試験等により成績評価を行い,その評価に基づいて課程修了の認定を行っていること

ただし、この要件を満たしていても専門士の称号を貰えない学校もあるみたいです…

なので学校選びの段階でこれはよくチェックしたいですね。

そしてこの専門士を取得していれば、大学への編入要件を満たすことにもなります

専門学校から大学へ編入を考えている人は、こちらの記事もチェックしてみてください。

高度専門士とは?

また高度専門士を取得するのに必要な要件は以下の通りとなります。

  1. 修業年限が4年以上
  2. 総授業時数が3,400 時間(124 単位)以上
  3. 体系的に教育課程が編成されていること
  4. 試験等により成績評価を行い,その評価に基づいて課程修了の認定を行っていること

専門士と同じように、通う学校がこれらの要件を満たしている必要がありますよ。

この高度専門士の称号を取得すると、大学院への編入も可能となります。

要件についてはこちらのページを参考にしました。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/senshuu/1382378.htm

まとめ:専門学校選びは慎重に!

まとめ
  • 専門学校を卒業して与えられるのは、学位ではなく《称号》
  • 専門士と高度専門士は貰える学校と貰えない学校がある
  • 称号や学位の考え方は、一般企業の場合はその会社ごとの判断
  • 公的機関では、《専門士=短大卒》、《高度専門士=大卒》と扱われる
  • 大学編入・大学院編入を目指しているなら、その学校が要件を満たすかよく確認しよう

今回は専門学校で貰える《専門士》と《高度専門士》の称号について説明していきました。

学位と称号は厳密には違うものですが、一般企業を受ける際にはあまり違いを実感することはないかと思います。

どんな人材が欲しいのかはその企業ごとの判断ですし、専門学校卒だからって一方的に不利になるわけではありません。

もし将来の方向性が定まっているなら、その業界について調べてみると良いでしょう。

専門学校を卒業していた方が有利になることだってありますしね。

そして公的機関への就職や大学編入・大学院編入を考えている人は、より丁寧に学校選びをしていく必要があります。

オープンキャンパスに行って、称号を貰えるのかどうかや編入が可能なのかなどをしっかり確認してください。

専門学校を受験するなら、オープンキャンパスに参加した回数なども大切になってくるからね。

まだ進路を決めきれていない人は、幅広く情報収集を行うようにしましょう。

一番手っ取り早いのはパンフレット請求ですね。

マイナビ進学」などの進路情報サイトを使えば、所在地や学科の系統から候補をピックアップすることができます。

国公立大学を除くほとんどの学校のパンフを無料で取り寄せることができますので、使わない手はないですね。

これで気になる学校のパンフをかたっぱしから集めて、特に気になった学校からオープンキャンパスに行くのが良いですよ。

直接聞いてみないと分からないこともありますので、オープンキャンパスには何校も・何度でも足を運びましょう

この記事があなたの進路選びのお役に立てたら幸いです!

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