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都立高校入試に使う内申はいつからのもの?

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内申点っていつからの分が入試に使われるんだろう?これからの定期テストを頑張れば挽回できるのかな?

都立高校を受験する際に必要になってくる“内申点”
内申点は推薦入試でも一般入試でも考慮されるため、かなり大切なものとなります。

でもこの内申点、入試に使用するのはいつからいつまでの分なのか知っていますか?

この記事では、都立高校入試においてどのように内申点が使われているのかを解説していきます。
都立高校を受験する可能性のある人は必ず知っておきましょう。

損をしないように早めに知識をつよう!

都立高校入試に使う内申はいつからのもの?

まずは、都立高校入試で使われる内申点はいつからいつまでのものなのかを見ていきたいと思います。

都立高校入試に使うのは3年生の1学期~2学期の成績

結論から申し上げると、都立高校入試で利用される内申は中学3年生の1学期~2学期のものです。
1年生・2年生の成績は利用されないんですね。

ということは…
中2までの成績がイマイチでも3年生から逆転可能ということ。
3年生からの頑張り次第でいくらでも挽回がきくんですよね。

逆を言えば、3年生になった瞬間に受験が始まっているともいえるよ。3年生になったら普段の授業も気を抜かないで。

ただし、3学期制と2学期制の学校ではいつまでの成績が調査書に載るのかが微妙に異なります。
詳しくは以下にまとめます。

3学期制の場合は2学期期末テストまでの成績

まずは1学期・2学期・3学期と分かれている “3学期制” の中学校について。
3期生の学校は先ほど申し上げた通り、中3の1学期~2学期までの成績が使われます。
つまり12月にある2学期期末テストまでの成績の合計が使われるということです。

注意すべきなのは2学期だけの成績が載るわけではないということ。
1学期と2学期の定期テストや平常点などの合計から算出した内申が調査書に載ることになります。

2学期制の場合は後期中間テストまで

前期・後期に分かれている“2学期制”の学校では、11月の後期中間テストまでの成績を利用します。
ふつうは通知表をもらう時期ではないのでかなり中途半場な気がしますね。

10月頭に前期分の通知表をもらいますので、それに加えてあと1回分のテスト結果が加算されるようなイメージです。

3学期制の中学校では定期テスト4回分、2学期制の学校では3回分の成績で判断されることになるよ。つまり1回のテストの重みも違うことになるね。

欠席日数や遅刻回数も3年生4月~12月分が記載される

出席日数や遅刻回数に関しても3年生の4月~12月の分が調査書に記載されます。
2学期制の中学校であってもこれらは12月末までのものが記載されるので、定期テストが終わっても気を抜かないようにしましょう。

私立高校では一部1年生の成績から見られる場合も

なーんだ、3年生から頑張ればいいなら今は遊んでて大丈夫じゃん!

現在中学1・2年生の人はこんな風に思うかもしれませんが…
一部、中学1年生からの成績をチェックしている私立高校もあります。

大部分の私立高校は「調査書の形式は都立入試のと同じ」としています。
この場合は都立高校と同様に3年生からの成績しか見られません。

しかし、私立高校が独自形式で調査書を提出するように指定している場合もあります。
割合としてはごく一部ですが、1年生からの成績や欠席・遅刻回数が記載される場合もあるので注意しましょう!

入試に使う調査書に記載されるかどうか以前に、2年生までの内容が身についていない状態では3年生から挽回するのは困難です。
特に英語や数学は積み上げの教科。
基礎知識がないと新しく習う内容が意味不明になってしまいます…。
自ら成績を下げに行くことはやめましょう

都立高校入試に使う内申点は教えてくれるの?

確定した内申点って教えてくれるのかな?

確定した内申点については、合計点のみ教えてくれる中学校がほとんどです。
科目ごとの成績は教えてくれず、

  • 5科目(国・数・英・社・理)
  • 4科目(音・体・美・技家)
  • 9科目(5科目+4科目)

の合計のみを3者面談の時に伝えられます。
この数字から 入試に使う ”換算内申” や “調査書点” の計算は可能となります。

以下の記事内で換算内申や調査書点の自動計算フォームを公開しています。
「本番で何点が必要なのか?」の逆算ができるようになっているので、ぜひ使ってみてください。

内申点を上げるためにはどうすればいい?

ここでは内申点をアップさせるためにできることを書いていきますね。
当たり前のことかもしれませんが、これを読んで胸が痛くなる人は要注意…!

何より定期テストの点数を取ること

内申点を決定するのに一番大切な要素は定期テストの点数です。
どの学校でも定期テストの点数でほぼ内申点が決まってしまうといっても過言ではありません。
3年生になったら今までよりもあと1週間早くテスト勉強を始めましょう

授業態度や提出物も大切

また提出物だけでなく日々の授業態度や提出物なども大切になっています。
このような「平常点」を重視している先生もいますからね。
テストだけ頑張っても、これらをないがしろにしてしまうと評定「5」はもらえません。

当たり前でつまらないことを言ってるようだけど、本当に内申点を上げるにはこれしかない。近道なんてないから日々頑張るしかないよ。

まとめ:都立高校入試では中3の1学期からの内申が関係してくる!

まとめ
  • 都立高校入試に使われる内申は中3の1学期から
  • 3学期制の学校では2学期中間テストまでの成績を使用
  • 2学期制の学校では後期中間テストまでの成績を使用
  • 私立高校では中学1年生の成績からチェックする場合もある
  • 定期テストだけでなく授業態度や提出物も大切

このように、都立高校入試に利用される内申は中学3年生の1学期から2学期のものとなります。
ということは…

3年生にった瞬間に受験が始まっているということ

今まで定期テストや授業態度などをおろそかにしてしまっていた人も、中3になったら気持ちを入れ替えて頑張りましょう!

内申点を確保しておけば推薦入試に受かりやすくなるだけでなく、一般入試でも有利になるからね。気を抜かないで日々の授業に挑もう!

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