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英検2次(面接)の流れと使えるフレーズを暗記しよう!

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英検の面接本番まで時間がない!一人でもできる対策って何だろう?

「英検の面接なんて、ぶっつけ本番の勝負!」と思っていませんか?

実は事前にしっかり対策をすることによって、面接本番をとっても有利に進めることが出来るんですよ。

本番同様の実践練習ももちろん必要ですが、個人だとなかなか練習することは難しいですよね。

でも、面接の流れやよく使うフレーズを確認するだけなら個人でもしっかり準備できますね!

英検本番の流れとよく使うフレーズするといいことがたくさんあるんです。

  1. 面接官の言っていることを完璧に聞き取れなくてもOk
  2. 受け答えをある程度用意しておくことが出来る
  3. 何より落ち着いて面接に臨むことが出来る

これって結構お得じゃないですか?

面接官がよく使う表現を知らなかったら、少しでも言っていることが分からないと身動きが取れなく待ってしまいます。

よく出るフレーズは暗記しておくのが鉄則です!

さて早速、英検2次試験本番に向けて、面接の流れや暗記事項を一緒に確認していきましょう!

英検2次(面接)の流れはどんな感じ?

まずは、各級の面接の流れを確認していきましょう。

入室の時など全部の急に共通したフレーズももちろんあるのですが、課題や質問は各級によって違うんです。

自分が受ける級がどんな流れなのかを事前に必ずチェック!

3級の面接の流れ

3級の面接の流れ
  1. 音読 ×1
  2. パッセージについての質問 ×1
  3. イラストについての質問 ×2
  4. 受験者自身のことなど ×2

計6問、約5分

3級は面接カードからの質問がメインになります。

音読と1次試験を通るだけの読解力、そして簡単に自分のことを話すスキルがあればそこまで難しいということはないです。

ただ、会話形式の練習に慣れていないとやはり難しく感じてしまうかもしれません。

準2級の面接の流れ

準2級の面接の流れ
  1. 音読 ×1
  2. パッセージについての質問 ×1
  3. イラストについての質問 ×2
  4. 受験者自身の意見など ×2

計6問、約6分

引き続き、問題カードからの質問がメイン。

問題カードからの内容がほとんどですが、「受験者自身の意見など」はカードの内容と直接関係のないことも聞かれることがあります。

2級の面接の流れ

2級の面接の流れ
  1. 音読 ×1
  2. パッセージについての質問 ×1
  3. イラストについての質問 ×1
  4. 受験者自身の意見(カードのトピックに関連した内容) ×1
  5. 受験者自身の意見(カードのトピックに直接関係ないことも含む) ×1

全5問、約7分

大まかな流れは準2級とあまり変わりませんが、「自分の意見を述べる」割合が多くなります。

自分の考えを単語でなく、きちんとした文章の形で答えなくてはいけないため、苦手に感じる人も多くいるでしょう。

準1級の面接の流れ

準1級の面接の流れ
  1. 自由会話
  2. ナレーション ×1
  3. イラストを見て質問に答える×1
  4. カードのトピックに関連した質問に答える×1
  5. カードのトピックに近い話題の質問に答える×1

計4問、約8分

準1級の特徴はやはり「ナレーション」

4コマのイラストを見て、情景を描写していきます。

しかもコマとコマがしっかりつながるように読まないといけないので、ある程度の練習を積まないといけません。

そしてここから、「自由会話」が入ってきます。

実際の問題に入る前に面接官との軽いやり取りをします。

自己紹介を中心に練習しておくのがおすすめ!

1級の面接の流れ

1級の面接の流れ
  1. 自由会話
  2. スピーチ ×1
  3. Q&A

約10分

1級ともなるとほとんどしゃべりっぱなしですね。

しかも今までのように「イラストからの質問×1」のような感じではなく、完全に面接官との「対話」。

英会話のスキルがとても強く求められます。

5つのトピックの中から好きなものを一つ選び、2分間のスピーチを行います。

そのあとに講師からのQ&A。

面接官からスピーチの内容やトピックに関連した質問をされますので、自分の意見を明確にして2文以上で答えていく必要があります。

面接中によく出る&使えるフレーズを暗記しよう!

さて早速、良く使うフレーズを勉強していきましょう。

受験生が良く使うフレーズだけじゃなく、面接官が良く使うフレーズもしっかり覚えておいてくださいね。

【全員共通】入室~着席

★面接カードを持った状態で入室する

受験生
受験生
Hello! / Good morning! / Good afternoon !

★しっかり挨拶をしよう!

面接官
面接官
May I have your card, please? (面接カードをいただけますか?)
受験生
受験生
Here you are.

★着席する前に面接カードを手渡す

面接官
面接官
Please have a seat. (座ってください)
受験生
受験生
Thank you.

★ここで座る。指示がある前に着席しない!

ここまでが全員共通の入室~着席の流れです。

大切なのは、しっかり挨拶をすること!

最初に良い雰囲気にしておくと、その後の雰囲気がよくなるのでしっかり挨拶しましょうね。

【全員共通】名前・級の確認

面接官
面接官
My name is ○○(面接官の名前). May I have your name, please?(私の名前は○○です。あなたの名前をうかがえますか?)
受験生
受験生
Sure. My name is △△.(私の名前は△△です)
面接官
面接官
This is the Grade 〇 test, OK?
受験生
受験生
Yes.

Grade 〇 の部分には、あなたの級が入ります。

準1級ならPre-one、準2級ならPre-twoが入ります。

【全員共通】簡単な挨拶

面接官
面接官
Ms.△△, how are you today? (△△さん、調子はどうですか?)
受験生
受験生
I’m fine, thank you. (元気です。ありがとう。)

と、こんな感じです。

3級だとこのくらいの簡単な挨拶になりますが、級が上がるともっと自分から話すことが求められます。

たとえば…

面接官
面接官
So, Ms.△△, could you tell me more a little bit about yourself?(では△△さん、あなた自身のことについて少し教えてくれますか?)
受験生
受験生
Yes, I’m a university student. I’m studying travel and tourism.(ええ、私は大学生です。観光について勉強しています。)
面接官
面接官
Sounds intererting. Do you ever go abroad during your spring vacation? (面白そうだね。この春休みは外国へ行くの?)
受験生
受験生
Yes, I like to travel with my friends.We’re going to England this spring.(はい、友達と旅行するのが好きなんです。この春はイングランドに行く予定です。)

こちらの会話例は準1級のバーチャル二次試験から引用しました。

こんな風に、級が上がるにつれて自分のことを2文以上で表現することを求められます。

自己紹介はほぼ求められると思っておいてね。「どんな質問が来るかな?」と事前にある程度予測することもできるので、しっかり準備しておこう!

【全員共通】問題カードを受け取る

面接官
面接官
All right, let’s stert. Here’s your card.(では始めましょう。これがカードです。)

★問題カードを手渡される

受験生
受験生
Thank you.

ここでもお礼しっかりを言いましょう。

お礼を言わずにぶっきらぼうさが感じられてまっては、「アティチュード」の評価に響いてしまいます。

【3級・準2級・2級】 パッセージの黙読→音読

面接官
面接官
Please read the passage silently for 20 seconds.(20秒でパッセージを黙読してください)

このように言われたら、手渡されたカードを黙読します。

この後音読やパッセージの中からの質問が控えていますので、ここで読み方だけでなく、意味もしっかりとらえましょう。

面接官
面接官
Now, please read the passage aloud.(では、パッセージを音読してください。)

このように言われたら音読を開始します。

ここでのポイントは、焦らずゆっくりと読むこと。

速いスピードで読み始めてしまうと自分の首を絞めることになってしまいますよ。

時間制限はありませんので、終始ゆっくり、「,」や「.」で間をしっかりとることを意識しましょう。

また知らない単語が出てきても飛ばしたりせずに、黙読中に意味や読み方を推測しておくのも大切です。

音読練習は練習相手がいなくてもできるから、日ごろから声に出して読む癖をつけていくと良いね。

【3級・準2級・2級】問題カードからの質問

面接官
面接官
Please look at the passage.(文章を見てください 。)
面接官
面接官
Please look at the picture. (絵を見てください。)
面接官
面接官
According to the passage,~.(文章によると、~。)

こんな風に質問が始まりますよ。

特に準2級、2級は ”According to the passage, ~”に続く疑問詞に注意!

”How~?”と聞こえたら問われているのは「方法」

答える時は”By ~ing, ….で答えるのが普通です。

そして”Why …?”と聞かれたら、「理由」を問われます。

これはもちろん、”Because 主語+動詞 ~.”の文章で答えます。

いずれの場合も、 “so”または“in this way” の直前が答えになる場合が多いです。

黙読の際にこれらがどこにあるのか、確認しておくようにしましょう。

答える時は必ず、

  • 主語・動詞のある文にすること
  • 言い換えられるもの代名詞にする(they,he,sheなど)

ということを意識しましょう。

【準1級】ナレーション

実際にナレーションを始める前に、1分間の考える時間があります。

時間が短いので、1文1文考えることはできません。

ストーリーを読み取り、何を言うべきかの骨格だけ考えるようにしましょう。

このナレーションの際に便利な表現は以下の通り。

受験生
受験生
A was envious of B(AはBを羨ましく思った)
受験生
受験生
A was pleased with B(AはBに満足した)
受験生
受験生
A was shocked by B (AはBに衝撃を受けた)

これらの表現は過去問の模範解答でも良く出てくるものなので、しっかり覚えておいた方が良いですよ。

正直、使える便利表現というのはこれくらいです。

後は過去問をしっかり研究して、イラストの中のセリフをどう扱うか、そして説明を簡略化しすぎない対策をしっかり取りましょう。

【1級】スピーチ

スピーチ分の組み立ては、普段から解いている長文読解の説明文が良いヒントになります。

だいたいの説明文って、

  • 筆者の意見
  • 理由その1
  • 理由その2 …
  • その意見についての反対意見
  • 自分の意見の繰り返し
  • 総括

こんな感じの構成になっています。

ということは、そっくりそのまま真似てしまえばいいんです。

例えば冒頭の「自分の意見を述べるパート」では、

受験生
受験生
Yes. / No.

または

受験生
受験生
I agree . / I disagree. (私は賛成/反対です。)

などの表現を使います。

これらはトピック文の表現に合わせて使い分けてくださいね。

そして理由を述べるパートでは、

受験生
受験生
First, ~.Second, ~. (初めに~。次に~。)
受験生
受験生
For example, ~(たとえば~。)

これらがとても便利です。

そして、

受験生
受験生
However, ~(しかしながら~。)

などと自分と反対の意見にも触れ、

受験生
受験生
In conclusion, ~.(結論として~。)
受験生
受験生
For these reasons, ~.(これらの理由により~。)

と総括すると良いですね。

もちろん分の骨格はトピックにもよりますし、人によってまとめ方は異なります。

日ごろから読んでいる説明文をよく研究してみると、新たな発見があるかもしれません。

【全員共通】受験者自身の意見を問う質問

面接官
面接官
Please turn over the card and put it down. (問題カードを伏せて置いてください。)

このフレーズを言われたら、問題カードからの出題は終わり。

自分自身のことについて問われる問題に移行します。

この質問ではきちんと面接官の目を見て答えるようにしましょう。

質問の内容は級によって変わるので、過去問をしっかり読み込んでおいてくださいね。

【全員共通】面接カードの返却、退室

面接官
面接官
Could I have the card back, please?(カードを返していただけますか。)
受験生
受験生
Here you are.(はい,どうぞ。)
面接官
面接官
You may go now. (帰っていいですよ。)
受験生
受験生
Thank you. Goodbye. (ありがとうございます。さようなら。)
面接官
面接官
Have a nice day. (良い一日を。)
受験生
受験生
You too. (あなたもね。)

これはどの級も共通の流れなのでしっかり覚えておきましょう。

去り際の挨拶を自然にできるととてもいいですね!

英検面接で困ったときに使えるフレーズも覚えておこう

面接官が言ったことを聞き取れなかったり、うまく答えられないことは誰にだってあること。

でも、無言になってしまったり的はずれな返答をしてしまうと減点対象になってしまいます。

こういう時に便利な表現も覚えておきましょう。

質問が聞き取れなかった場合

受験生
受験生
I beg your pardon?(もう一度言っていただけますか?)
受験生
受験生
I am sorry, but could you repeat the question again?(すみませんが、質問をもう一度繰り返していただけますか?)

これらの表現は絶対に覚えておきましょう!

受験生
受験生
Could you say more loudly?(もっと大きな声で言っていただけますか?)

このような表現も使えますね。

場面に応じて使い分けましょう。

考える時間が欲しい場合

面接官が質問を投げかけてから10秒以上時間がたってしまうと、質問を繰り返されたり、 ”Have you finished? Shall we move on to the next question? ”(終わりですか?次の質問にうつりましょうか?)と言われてしまいます。

これは減点対象となってしまうので注意が必要!

考える時間が欲しいときは、

受験生
受験生
Well ….(ええと…。)

などと何かしら言葉を発することがポイントです。

また、先ほど挙げたような”I beg your pardon?(もう一度言っていただけますか?)”のような聞き返しの質問をすることで時間を稼ぐこともできます。

あくまで不自然じゃない範囲で使ってくださいね。

英検合格のためには実践練習がカギ

ここまで英検の面接でよく使うフレーズをご紹介しました。

試験直前に暗記することはできますが、とっさに聞き取れるのかと言われるとちょっと厳しいですよね。

やはり自分一人ではなく、練習相手を探して本番同様に練習する必要があります。

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まとめ
  • 面接の流れとよく使うフレーズを覚えておけば、本番落ちついて臨むことができる
  • 聞き返すときなどの便利表現も覚えておこう
  • 面接合格のためには、オンライン英会話を利用するのもアリ

今回は英検の面接の流れと、使えるフレーズをご紹介していきましたが、いかがでしたか?

これらを頭に入れておくことで、本番落ち着いて面接に臨むことができます。

多少面接官の言うことが理解できなくても、雰囲気で次の行動をとることもできますもんね。

英検の流れを暗記するだけじゃなく、しっかり使えるようにするのもポイントです。

級が上がるにつれて「自由会話」の量も増えてきます。

今まで全く英会話に触れてこなかった人にとってはぶっつけ本番では厳しいですよね。

逆に、英会話を日常的に行っている人に関しては余裕でクリアできてしまいます。

英検合格という目標以外でも、英会話は大変重要。

私は「ネイティブキャンプ」で英会話の練習をしています。

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POSTED COMMENT

  1. わロタ より:

    これをもとに英検面接対策を頑張っていこうと思う。
    意外と私の支えになったと思う

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