これから就活や転職をする人にとって、履歴書の資格欄を書くのはとても頭を悩ませることかもしれませんね。
学生時代、英検を取得した人は大勢いるかと思います。
でも、
- 「何級から履歴書に書いていいの?」
- 「どれくらい前にとった英検なら書いていいの?」
など、いろんな疑問が出てくるかと思います。
今回は、履歴書に英検を書く際の正しい書き方をご紹介していきます。
履歴書に清書する前に、一度チェックしてみてくださいね!
英検を履歴書に書く際の正しい書き方とは?
英検は正式名称で書くこと!
ついつい「英検〇級 合格」と書きたくなってしまいますが、英検は正式名称ではありません。
正しくは、「実用英語技能検定〇級 合格」と書きます。
英検以外の資格も正式名称で書かなくてはいけないので、しっかり調べてから書くようにしましょう!
取得年月に注意
履歴書にはその資格を取得した年・月を書かなくてはいけませんね。
その際、きちんと「合格証」をチェックするようにしましょう。
合格証の発行日=英検を取得した年月日となります。
もし手元に合格証がない場合、再発行してもらうのがおすすめです。
企業によっては合格証書や合格証明書のコピーを提出させることもありますよ。
1通は手元に合った方が安心です。
英検に有効期限ってあるの?
英検に有効期限はありません!
だから一度合格してしまえば、一生その級を名乗ることが出来ますよ。
でも…合格したのがあまりに昔すぎるとちょっと微妙なこともありますよね。
これは提出する企業や級によっても違うので、一律で何年前の分まで書いてOKとは言えません…。
一般的に英語系の資格は、2年以内に取得したものを書くのが好ましいとされています。
こちらの記事でも詳しく解説していますので併せてご覧ください。
英検は何級から履歴書に書いていいの?
履歴書に英検を書くときのマナーは上でお伝えした通りですが…
こんな風に悩んでいる人も多いのでは?
ここでは、履歴書に記載するべき英検の級についてご紹介していきますね。
2級以上を書くのが一般的
一般的に評価されるのは、「英検2級以上」と覚えておきましょう。
というのは、英検の公式サイトに記載してある各級の目安にこんな記述があるからです。
5級 : 中学初級程度
4級 : 中学中級程度
3級 : 中学卒業程度
準2級 : 高校中級程度
2級 : 高校卒業程度
準1級 : 大学中級程度
1級 : 大学上級程度
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/
高卒、もしくは大卒で就職したいのであれば、やはり英検2級は持っておきたいところです。
でも、英検の評価の仕方は会社によってまちまち
とは言っても、絶対に英検2級以上じゃないと評価されないというわけではないんです。
絶対に英語を使わないような職場なら英検3級でも特に何もマイナスにならないでしょう。
逆に外資系や海外出張の多い職場だと、3級じゃ話になりませんよね?
実際はしっかり英語を使いこなせる実力があっても、履歴書に「英検3級」と書いてあると「こいつは英語が話せない」と思われてしまいます…。
マイナスの評価を与えるくらいなら書かない方が無難
先ほどの例のように、「高い英語力が必要な仕事なのに英検の高い級に合格していない」という時は、むしろ履歴書に書かない方が良いです!
持っている資格を全部書かないといけないというわけではないのですから、マイナスな評価を与えそうなものは書かないでおきましょう。
履歴書の資格欄を書く時のワンポイントアドバイス
ここでは英検の他の資格にも使えるアドバイスをご紹介していきます!
取得年月日順に書く
資格は早く取得したものから書いていくべきです。
ネットには「企業と関連のある順」という声もありますが、取得年月日順に書かれていない履歴書を見るととっても気持ち悪く感じます。
取得年月日順に書けば不自然と思われることほぼないため、無難と言えますね。
応募先の企業に合わせた資格を優先して記入する
沢山資格を持っていて履歴書の資格欄に書ききれない場合は、応募先の企業に合わせた資格を優先して書くようにしましょう!
例えば外資系の営業職を志望している場合、書くべきはやっぱり英語系の資格ですよね。
【履歴書に書く資格】
- 実用英語技能検定
- TOEIC L&R
- TOEIC S&W
- 普通自動車第一種免許
【書かない資格】
- 調理師免許
- 簿記
- 日本漢字能力検定
- フードコーディネーター
こんな感じですね。
もちろん資格欄が余ってしまったら、応募先の企業に直接関係のない資格でも書いてOK!
それが面接の時の会話のきっかけになることもあります。
でもやっぱり、硬派な会社には硬派な資格を書きたいところですね。
勉強中の資格は書いていいの?
勉強中の資格ももちろん書いてOKです!
その際は履歴書資格欄の取得年月日の部分は書かずに、「○○取得に向けて勉強中」と書きましょう。
継続して勉強しているということが伝われば、良い印象を与えることもできますしね。
何も書く資格がないときは?
資格欄に書ける資格がないということもありますよね…。
そんな時も決して嘘をついてはいけませんよ。
採用担当も素人ではありませんので、話をする中でばれてしまうかもしれません。
上でも書いたように、「○○取得に向けて勉強中」と記載するのも良いですね。
ただしこちらも、嘘のないように!
履歴書で困らないように、必要な資格は早めに取得しておくことが大切!
特に英検やTOEICなどの資格は持っているに越したことはないです。
実際に英語を使わない職場でも、一定以上の級・スコアを持っていれば印象は良いですもんね。
英語を使える人は今後、ますます需要が伸びてきます。
昔に比べて英語を勉強できる環境も充実していますので、生涯のスキルとして英語は身につけておきましょう!
履歴書に書けるように、常に資格をアップデートさせよう!
- 英検を履歴書に書く場合、「実用英語技能検定」と正式名称で書く
- 取得年月も正確に書く
- 英検に有効期限はないが、できるだけ最近取ったものの方が望ましい(1級以外)
- どの級が評価されるかは企業による
- 悪い印象を与えるくらいなら書かない方がマシ!
今回は履歴書の資格欄に英検を書く時の注意点をまとめていきましたが、いかがでしたか?
せっかく評価される級を持っているのに悪い印象を与えないように、書き方には細心の注意を払いましょうね!
履歴書に書けるような英検の級を持っていない場合、これからでもチャレンジするのに遅くはありませんよ!
英検に有効期限はありません。
なので1級まで取得してしまえば、それ以降もう受ける必要はありませんしね。
取得したのがはるか昔でも履歴書に書いて不自然に思われません。
英検1級はどこの企業でも重宝されます。
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