英検の1次試験の中でもライティングは苦手としている人が多いですよね。
英検本番でライティングを後回しにしたばっかりに、白紙で提出してしまったという人も多いのではないでしょうか?
もしライティングが0点だった場合、英検合格はできないのでしょうか…?
今回はこのことについて詳しく解説をしていきます!
英検はライティング0点でも合格できるの?
結論から申し上げると、ライティング0点では英検1次試験突破は不可能です。
英検1次試験の合否はライティング・リーディング・リスニングの3技能の合計点が合格基準点を超えている必要があります。
そのうち1つでも0点を取ってしまうと、合格基準点を超えることはできないんです!
各級の配点と合格基準スコアはこんな感じです。
技能ごとの 満点スコア | 合計点 | 合格基準スコア | |
3級 | 550 | 1650 | 1103 |
準2級 | 600 | 1800 | 1322 |
2級 | 650 | 1950 | 1520 |
準1級 | 750 | 2250 | 1792 |
1級 | 850 | 2550 | 2028 |
どの級も、ライティング・リーディング・リスニング の配点は同じとなっています。
たとえば3級だったら、リーディング・リスニング・ライティングが各550点。
550点×3=1650点が満点となります。
このうちライティングが0点だと、リーディング・リスニングが満点でも1100点となり、合格基準スコアの1103点を超えることが出来ません。
そんなわけで、リーディング・リスニング・ライティングのうち1つでも0点を取ってしまうと合格できないというわけです。
どれかに一極集中して勉強するのではなく、バランスよく勉強しておかないといけませんね。
ライティング0点になってしまう時ってどんな時?
では、どんな時にライティングで0点になってしまう可能性があるのでしょうか?
ケースごとにチェックしていきましょう。
白紙の場合
当然のことながら、白紙の場合は0点です。
ライティングを後回しにしてしまう人も多いですが、0点では到底合格はできません。
優先してライティングに取り組んだり、残り時間に注意してタイムオーバーにならないように注意しましょう。
Questionの意図に沿っていない場合
何かしらの文章を書いて白紙回避したとしても、質問の内容と全く関係ないことを書いたら採点はされません。
最悪の場合0点となってしまいますよ。
「Question」の内容をしっかり読み取って、的外れな文を書かないようにしましょう。
語数が足りないとどうなる?
文字数が足りない場合はどうなるのかというと…
足りないから一律で0点!というわけではないようです。
減点対象にはなってしまいますが、足りない語数文を段階的に減点していくものと思われます。
なので「多少語数が足りないな」と思っても、ある程度の部分点は入るものと考えておきましょう。
英検でライティング0点を避けるためにできることは?
では英検のライティングで0点を避けるためには、どのようなことが出来るのでしょうか?
言い回しは問題文を参考にしよう
「伝えたいことは決まっているんだけど、どのように表現したらいいのか分からない…」
ってこともありますよね。
その時はできるだけ、「Question」の表現を真似するようにしましょう。
ここに出てくる表現を使えば、用法やスペルのミスもありませんしね。
採点基準を意識して練習する
英検の英作文には当然ながら採点基準が存在します。
- 内容:課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか
- 構成:英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
- 語彙:課題に相応しい語彙を正しく使えているか
- 文法:文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
だいたいこんな感じです。
各級によって微妙に異なるので、詳しくは英検公式サイトや過去問をチェックしてくださいね。
これらの採点基準を意識して練習していくことがポイントとなります。
ライティングの書き方のコツはこちらの記事で詳しく解説しています。
ライティングはプロに添削してもらうのが必須!
ライティングって、自分じゃどうしても採点することはできませんよね。
模範解答を見てきれいな文章を見て納得することはできるかもしれません。
でも実際に自分で書いた英文は合っているのか、間違っているのかは分かりません。
ライティングは必ずプロに頼んで、どう直していけばいいのかのアドバイスをもらいましょう。
そうすれば効率良くライティングの練習をしていくことが出来ますよ。
きちんと対策をすればライティング満点も夢じゃない!
- ライティング0点では英検1次試験通過は不可能!
- 質問に関係のないことを書いてしまうとライティング0点の危険性アリ!
- 採点基準を意識しながら日々練習していくことが大切
- ライティングの採点・添削はプロにお願いするのが必須!
今回は「もし英検のライティングで0点を取ってしまったら?」というテーマでお話していきました。
0点を取ってしまった時点で英検合格への道は閉ざされてしまいます。
そのためしっかり時間をかけて練習しておきたいところですよね。
先ほども書きましたが、ライティングは自分で採点をすることはできません。
ライティングの採点をしてくれるプロに頼んで正確に採点し、何がダメだったのかをしっかり反省しましょう。
私のおすすめは「ネイティブキャンプ」というオンライン英会話。
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