宅浪とは塾や予備校に行かずに浪人するスタイルのこと。
当然塾や予備校に通いながら浪人している人と比べてに不利になってしまいます。
受験で使う「テクニック」を教えてもらうことができませんし、生活リズムが不規則になりがちですからね…。
今回は宅浪に失敗する人の特徴、そして宅浪失敗を回避するためにできることを解説していきます。
少しでも浪人成功率を上げるためにできることをしていきましょう!
宅浪に失敗する人の特徴とは?
まずはどんな人が宅浪に失敗しやすいのかを確認していきましょう。
次に挙げる項目に当てはまらないように、自分の日々の行動を見直していきましょうね。
自分の勉強方法に固執している
一つの勉強方法をコツコツ継続していくのはとても大切なこと。
しかし「このやり方で勉強していけば絶対に合格できる」と盲目的になるのは少し違います。
合わない・結果が出ない勉強法を続けていくのは時間の無駄ですからね。
もし「勉強方法を継続していいのかな?」と迷った場合は一度思考をリセットして、
- 他にも良い勉強方法はないか?
- 王道を無視した独自の勉強方法になってないか?
などと視野を広げてみることをおすすめします。
危機感が足りない
受験に対する危機感が足りないのも失敗してしまう大きな原因です。
これは浪人生全員に言える事なのですが、「猶予が1間伸びる」と安心してしまう人も多いんですよね。
特に宅浪の場合、危機感をあおってくれる先生の存在もありません。
「イマイチ危機感を持てない」という人は間違いなく塾や予備校に通った方がいいです。
偏った情報を信じてしまう
また宅浪生は他の浪人生との関わりもないため、ネットの情報やSNSでの発信内容がすべてだと思い込んでしまう人もいます。
その中には…
- 夏までは多少遊んでも平気
- 予備校に通っても寝てる奴ばかり
- 真新しく画期的に見える勉強方法
など誤った情報も存在します。
こういった情報に流されないようにしたいですね。
自分の管理ができていない
「自己管理をしっかりしよう」と言うだけなら簡単ですが、実行するのはとても難しいです。
こんな経験は誰しもあるのではないですか?
失った時間は帰ってきませんから、少しでも自己管理に不安がある人は誰かに頼りましょう。
合格までの勉強計画の立て方が分からない
という人でも注意!
「どの教材をいつまでに終わらせればいいのか分からない」のであれば濃い勉強をすることはできません。
机の上に積みあがった参考書をこなすことももちろん大切ですが、受験本番まで数か月単位・年単位での学習計画を立てていく必要があります。
1日あたりだけでなく長期的な目標も考えていきましょう。
宅浪に失敗しないためにはどうしたらいい?
以上のように宅浪に失敗してしまう人に足りないのは、勉強計画を立てる力とそれを愚直に実行していく力であることとがお分かりいだだけたかと思います。
では実際にどうしていけばいいのでしょうか。
ここでは有効な計画立て、それを確実に実行するために具体的にやるべきことをお伝えしておきます。
ゴールから逆算して勉強計画を立てる
宅浪とはいえ、基本の勉強スケジュールの組み方は他の学年と変わりません。
ポイントは《長期目標→短期目標》の順に落とし込んでいくこと。
まずは長期的な視点で、
- いつまでにどのテキストを終わらせる?
- それが終わったら次はどのように勉強をする?
- 入試の過去問はいつから解く?
このようなことを決めましょう。
こちらのページでは勉強計画の立て方について細かくまとめていますので、併せてご覧ください。
特に宅浪生は他人の目がない分、スケジュール管理を徹底しないといけません。
そういったことは以下の記事でまとめています。
模試を有効活用する
また勉強計画を立てる上では自分の立ち位置を正確に把握することも大切です。
そのために定期的に模試を受け、その結果をよく分析していきましょう!
模試を受けっぱなしにするのは絶対NGです。
朝型の生活リズムを徹底して守る
またせっかく作ったスケジュールを確実にこなしていくためには、朝の時間の使い方がとても大切となります。
「朝を制する者は1日を制す」とも言いますよね。
また受験本番は朝から試験が始まることが多いです。
受験本番のために何か月も何年もかけて調整していくのが受験生です。
時には人に頼ることも必要
宅浪生はいざというときに頼れる大人がいないということが一番心配なのではないでしょうか。
それもそのはず。
どんなに自分で勉強計画を立てて実行していける人でも、
「本当にこのやり方でいいのかな?」
と心配になるのは当たり前なことです。
塾や予備校に通っていないと誰にも相談できないと考えるかもしれませんが…
- 母校の先生
- 自分の志望校よりも上の大学に進学した友人
- 単発で学習相談をしてくれるサービス
例えばこういった人・サービスに頼るという手段もあります。
不安なまま続けるのではなく、不安を解消しながら進めていけると良いですね。
また宅浪にこだわりすぎないで塾や予備校に通うという選択肢も視野に入れましょう。
不安を抱えたまま宅浪を続けても良いことはありません。
あなたの1年間はお金以上に大切ですから。
まとめ:宅浪失敗を避けるためには計画を確実に実行することが大切
- 宅浪に失敗してしまう人の特徴は有効な計画を決められない・実行できないに尽きる
- 正しく計画を立てて確実に実行していくことが何より大切
- 不安があるのなら迷わず人に頼ろう
- 宅浪にこだわりすぎず、塾や予備校に通うことも選択肢に入れよう
今回は宅浪を失敗してしまう人の特徴や、成功のために具体的にするべきことについてお話していきました。
宅浪は本当に孤独です。
先導してくれる人がいないというだけで自分の勉強に自信を持てなくなってしまうことも多いんですよね。
それにいくらサボって怒ってくれる人はいません。
もし自分ひとりで勉強していける自信がない人は塾や予備校に通うことを検討しましょう。
そして周りの人を頼ったり、必要なサービスを積極的に利用したりすることも大切です。
人に頼ることやサービスにお金を使うことは悪いことではありませんから。
必要に応じて頼れるものには頼っていきましょうね。
例えば宅浪でも利用しやすいのはインターネット家庭教師でしょうか。
その中でも有名なのはインターネット家庭のNettyですかね。
- 手持ちのテキスト対応可
- 短期指導可
- 質問のみでもOK
などと自由度が高いのが特徴です。
インターネット家庭教師Netty詳しくはこちらのページでもまとめています。