「辞書は友達、予習は命」
という言葉があります。
これは進学校では有名な合言葉なんです。
この言葉のとおり、予習は日々の勉強なのかでも本当に重要。
この合言葉を教えてもらってから予習にかなり力を入れるようになりました。
そうしたら、授業も今まで以上に分かるようになって楽しくなりましたよ。
特に英語に関しては、毎日復習をするよりも予習をしっかりした方が勉強効率がいいって知っていましたか?
今回はその理由と、具体的にどのようにして予習を進めていけばいいのかを説明していきます!
そもそも予習が必要な理由って?
予習をしているのとしていないのでは、そもそも勉強回数が違います。
きちんと予習をしてから授業を受ければ、もう2回精読していることになるんです。
なのでテスト前は見直す程度にして、あとは暗記事項さえしっかり覚えればOK。
予習は定期テスト前の勉強を楽にしてくれるものでもあるんですよ。
また、中学生ではまだ実感がないかもしれませんが…
高校生になると、中学生の時とは比べ物にならないくらいスピードが速くなります。
特に英語は教科書本文も長くなりますし、難易度も上がります。
予習をしないで授業に臨むと、板書や先生の言ったことのメモで精一杯。
授業中にたくさんのことを吸収するためにも、予習はきちんとやっておいた方がいいです。
そして自分で疑問点を整理できますので、受け身になって聞いているよりもずっと身に付きます!
どうしても予習をする時間がない!!って人は、最低限事前に単語だけでも調べましょう。
本文の内容がなんとなく頭に入っているのとそうでないのではとぜんぜん違います。
授業が始まるまでにさらっと本文をチェックするといいですよ。
具体的な英語の予習のやり方
予習方法は基本的に、学校の先生の指示通りに
先生によっては、予習の方法を細かく指定してくることもあります。
こればかりは新学期になってみないと分かりませんね。
予習の方法を指示されたら、それに従いましょう!
基本的な英語の予習のやり方
予習方法の指示もなくて、どう予習を行えばいいのかわからない…って人のために、王道な予習のやり方をまとめました。
一応対象は、【中学英語】、【コミュニケーション英語】としていますが、英語の教科書読解系の科目なら何でもこの方法でいけるかと思います。
【ステップ1】 ノート左ページに教科書本文を書き写す
ノートを見開きにして、左ページには本文を映していきます。
色ペンでマークをつけたり、ポイントを書き込んでいくので、何行か空けて書きましょう。
私は3行空けて書いていました。
【ステップ2】 単語を調べながら訳してみる
単語を調べたら、すぐにノート見開きの右ページに書いておきましょう。
テスト前にまた調べていたら二度手間ですよ!
特に教科書の欄外に出ているポイントとなる単語については必ず調べておきます。
ここが一番の問題なのですが、納得できるまでとことん調べましょう。
意味が通じなかったら、
その単語にもっと違う意味がないか、
熟語・連語になっていないかなど…
辞書を隅々まで探します。
そして、自分で訳せたところは左ページに書いておきます。
先ほど書き写した、教科書本文の間に入れていくイメージです。
全部訳が分からなくても大丈夫。
そのために学校の授業があるんですから。
授業中に解説を聞き洩らさないように色ペンで印をつけるなどしておきましょう。
ステップ3 文法事項を細かくチェック
ステップ1、2をやればだいぶ授業が分かりやすくなるとは思いますが、
余裕のある人や進学校に通っている方はさらに次のステップも行いましょう。
なんでここで-ing形?
このhave何?
などなど…
文法に注意してみるとこんな疑問がたくさん出てくると思います。
辞書や文法書を使って分かる範囲で調べてみましょう。
文法書の巻末には、haveの使い方は○ページと○ページと…って教えてくれる索引があって便利です。
予習段階で文法書まで読み込んでいくと、本当にすばらしい!
また、辞書にも用法などがたくさん載っていますよ。
こんな感じで徹底的に調べたら、授業中に答え合わせです。
予習をしていればゆとりをもって授業を受けられますね。
ポイントは空白を作っておくこと
予習の段階でびっちりとノートを作ってしまうと、先生が言っていた大切なポイントが書けなくなってしまいます。
そうすると情報があちこち分散してしまう元となりますので、十分に余白をとっておきましょうね。
英語はしっかり予習してから授業に臨みましょう!
今回、基本的な予習のやり方をご紹介していきましたが、いかがでしたか?
予習って学校の授業を理解しやすくするだけでなく、定期テスト前の勉強まで楽にしてしまう本当にすごい方法なんです。
テスト前って勉強しなくちゃいけない科目が多くて大変ですもんね…
皆さんも予習の力を甘く見ずに、積極的に予習をする習慣をつけてくださいね。
普段の授業の対策も大切ですが、根本的な英語力向上についても目を向けましょう。
教育改革によって、英語でコミュニケーションをする力が求められています。
英会話は一夜漬けで対策することはできません。
早めに練習を始めましょう!