受験勉強をしていると、どうしても眠くてウトウトしてしまうこともありますよね。
人間誰しもあることとはいえ…毎回睡魔に負けてしまうわけにはいきませんよね。
「眠気覚ましの良い方法はないの?」と生徒からもよく相談を受けるんです。
今回は受験勉強中に眠くなってしまったときの眠気覚ましのアイディアを紹介してきます。
ぜひ自分の受験勉強に取り入れてみて下さいね。
勉強中の眠気覚ましの方法14選!
では早速、勉強中の眠気覚ましの方法をご紹介していくのですが…
きちんと規則正しい生活をして、夜に十分睡眠を取っていることが前提です!
睡眠時間を削ると体に無理をさせることになりますし、逆に勉強効率が悪くなってしまいますよ。
長期的に見ると良い作戦とは言えません。
と、前置きはここまでにしてこの記事では、
- 受験勉強をしながらできる眠気覚ましの方法
- 勉強の合間にできる眠気覚ましの方法
- 勉強の方法を変えて頭を切り替える方法
- 勉強に対するモチベーションを上げる方法
これらのテーマに分けて紹介していきます。
受験勉強をしながらできる!眠気覚ましの方法
まずは勉強の手を止めずにできる、誰でも簡単に取り入れられる眠気覚ましの方法をご紹介していきます。
① 声を出して勉強する
まず第一にこれ。
声に出して読むことで脳の動きが活発になり、眠気を飛ばすことができます。
声に出して読むことで、より記憶に定着させられるという良い側面もあります。
ただ読んでいるだけよりも、声に出した方が目・耳・口を使って覚えることができますからね。
特に英語の勉強では、音読は必ずしてほしいです!
長文読解のあと、分からなかった単語などを調べて復習しますよね。
その復習の仕上げに音読をして、同時に暗記事項が頭に入ったかどうかのチェックするのがオススメですよ。
自分で話せることは聞き取れるに決まっていますので、音読はリスニング対策にもなります。
② カフェインを摂る
眠気を吹き飛ばすにはやはりカフェインですね。
上手なタイミングでカフェインを摂取すれば、一日中快適に過ごすことができます。
ただ人によって、カフェインを摂りすぎると体調が悪くなったり、眠れなくなってしまうこともあります。
自分の体調なども考えて、摂取量とタイミングを考えたいですね。
③ 立って勉強する
一瞬でも椅子から立ち上がることで、スッと眠気が消えることもありますよね。
聞いた話ですが、座りっぱなしでいるのって健康に良くないんですって。
なので私は1時間に1回は立ち上がるようにしています。
また最近では立ったまま仕事ができるように高さが調整できるデスクも発売されていて、これを取り入れる企業もあるんだとか。
こんなやつですね。
とは言えこんな机がなくても、ただ立ち上がるだけでも眠さは緩和されます。
立っている間は寝ようがないですしね。
立った状態でも単語や音読をして勉強することは可能です。
④ ガムやお菓子を食べる
ガムやお菓子に頼るのも良いですよ。
糖分は脳にとって必要なエネルギーですから。
咀嚼することで勉強中に動かしていなかった部分が刺激されますので、眠気覚ましにはもってこいです。
ストレスも緩和されますし、ちょうどよくお腹も満たされます。
私はガムはあまり食べないのですが…
生徒はよくガムを食べながら勉強しています。
圧倒的なシェアを誇るのは(私調べ)こちら。
ひとつもらったら私には辛すぎて無理でしたが…
生徒たちは平気な顔で食べています。
確かに、眠気覚ましにはいいかも…
⑤ 太陽の光を浴びる
受験勉強を頑張っている人こそ、部屋に引きこもりがち。
ちょっと散歩にでかけたり、カーテンを開けて太陽光を浴びるだけでもかなりすっきりしますよ!
朝なかなかすっきり起きられない人も、意識的に太陽光を浴びるようにしてみるといいですね。
勉強の合間にできる出来る眠気覚ましの方法
次に、勉強の合間の休憩中にできる眠気覚ましを紹介していきます。
適切に休憩をとって、勉強の効率化を図っていきましょう。
⑥ 身近な人と会話したり、質問をしたりする
身の回りの人たちとの会話も眠気覚ましにちょうどいいです。
五感も刺激されますし、何より気分転換になりますしね。
友人同士、または先生に質問するのも良いですね。
気分転換をしつつ、勉強も捗ります。
⑦ 身体を動かす
運動不足になりがちな受験生にとって、身体を動かす事はとても重要!
勉強の休憩中にはこれらがオススメ↓
- ストレッチ
- ラジオ体操
- 手の指を動かす
- 耳を引っ張る
- 首や頭のマッサージ
私のおすすめはラジオ体操!
これはいろんな人に笑われるのですが…(笑)
気分転換にもなりますし、肩こりも緩和されますし…
騙されたと思って一度やってみてください!
またツボ押しでおすすめなのは、「合谷(ごうこく)」というツボ。
手の人差し指と親指の交差点から、やや人差し指側に行ったところにあります。
この合谷というツボは「万能のツボ」とも呼ばれていて、各所のコリ・痛みや内臓にも効果があるようです。
他にも、首の後ろや耳など、「痛気持ちいい」と思う所を刺激してみましょう。
⑧ 洗顔・歯磨きをする
シンプルですがとても効果はありますね。
なにより歯の健康のためにも良い!笑
時間もお金もかからず、家の中でできるのでお手軽です。
⑨ 体温を下げる
暖かい場所にいると、どうしても眠くなってしまいますよね。
仕事や勉強の間は、室温は低めの方が集中できると言われています。
家にいる時は涼しい場所に移動したり、エアコンの温度を下げるといいでしょう。
でも塾や学校にいるとなかなか難しいすね。
そんなときは、ジャケットやカーディガンを1枚脱ぐなど、自分の衣服で調整できるようにするといいですよ。
また首や脇の下を冷やすと、効果的に体温を下げることができます。
⑩ 思い切って仮眠をとる
仮眠をとることに罪悪感を覚える人もいるのですが…
実は適切に仮眠をとることって、受験勉強の効率を上げてくれるんですよ。
仮眠についての正しい知識を持って、上手に活用しましょうね。
勉強の方法を変えて頭を切り替える方法
ここまで試してみてもまだ眠気が収まらない、という人は、勉強の方法を変えてみるのも手ですね。
次に挙げることを参考にして、頭を切り替えてみてください。
⑪ 勉強する科目を変える
「眠くてどうしても集中できない!」
って人は、今やっている勉強が中途半端だったとしても、勉強する科目を変えてみるのがオススメです。
暗記系の科目に飽きたらガリガリ手を動かす勉強に変えてみたり、またその逆をしてみたり。
そうすれば勉強の手を止めることがないので、時間を有効に使えます。
⑫ 勉強場所を変える
勉強をする場所を変えるだけでも、十分に気分転換になります。
自分の部屋で勉強していたのならリビングに行ってみたり、
家を出てカフェや図書館で勉強してみたり。
同じ部屋の中でも、床で勉強してみるなんて手もありますよ。笑
科目ごとに勉強する場所を使い分けている人もいるようです。
受験勉強のモチベーションをアップさせて、眠気を追い払う
とは言え、集中する方法だけではどうにも…という人もいるかもしれませんね。
勉強へのモチベーションが上がらないと集中できないってもんです。
ここでは勉強のモチベーションを上げるためにできることをまとめて行きます。
⑬ 志望校のパンフレットを見る
パンフレットなど自分の志望校に関するものを見て、やる気を高めるという方法があります。
私もこの方法を取り入れていました。
すぐ取り出せるところに第一志望校のパンフレットをしまっておいて、勉強に疲れたなと思ったら眺めるんです。
そうすると自然とやる気が出てきて、「もうちょっとだけがんばろう」ってなるんですよね。
⑭ ご褒美を用意する
「ここまで頑張ったら漫画を読む!」
なんて直近のご褒美や、
「次の模試で〇点アップできたら洋服を買う!」
みたいな中長期的な目標、そしてご褒美があれば、やる気が維持できますよね。
やる気が出せれば多少の眠気は飛ばすことができます。
少しずつ目標を達成していくことで、自信と達成感も得られますしね。
その他にも勉強のモチベーションを上げるための方法は沢山あります。
詳しくはこちらの記事をチェックしてみてくださいね↓
そもそも勉強中に眠気に襲われないために
最初にも書きましたが、勉強中だけ眠気対策をしても意味がありません。
勉強中最大限のパフォーマンスを発揮できるように、普段の生活からしっかりと整えていくことが必要です。
睡眠時間を確保する!
言うまでもないですが、勉強中に眠くならないためには夜にしっかりと睡眠をとることが大切。
これを頭では理解していても、
「今日のノルマが終わっていない」
とか
「明日までの課題が終わらない」
って事態になってしまって、寝るのがどんどん遅くなってしまうこともありますよね。
そうならないためには、無理のない勉強計画を立てることが大切。
こちらで勉強計画の立て方を紹介しているので、参考にしてみてください。
睡眠の質を上げよう
そして睡眠時間を確保することももちろんですが、睡眠の質を上げることも大切です。
そのためには以下のことに注意しましょう。
- 就寝時間・起床時間を固定する
- 寝る前にブルーライトを浴びない
- 日中に適度に運動する
- 仮眠をとりすぎない
ざっと挙げるだけでもこれだけの注意点があります。
その人の体質によって、よく眠るためにできることも変わってきそうですよね。
昼間勉強の効率を上げていくためには、しっかりと休息をとることが大切。
夜は罪悪感なく、ぐっすり眠りましょう!
受験勉強中の眠気覚ましの方法は見つかりましたか?
- 勉強中の眠気を撃退するためには、五感を刺激することが大切
- 適度に休憩をとってリフレッシュしよう
- 勉強する場所や方法を変えてみることも有効
- 昼間眠気に襲われずに勉強するためには、夜にしっかり睡眠をとろう
今回は勉強中に使える眠気覚ましの方法をご紹介していきました。
どうしても眠い時の対処法が自分で分かっていれば、勉強も効率よく進めることができますね。
今回紹介したことを組み合わせて、自分に合う方法を見つけてみてください。
そもそも勉強中に眠気に襲われないように、夜にしっかり休息することも大切です。
くれぐれも、睡眠不足には陥らないように!
勉強は毎日の積み重ねが大切。
だからこそ上手に眠気と付き合って、勉強効率を最大化させたいですね!