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大学受験で志望校が決まらない人のための選び方のポイント。こんな決め方もある!

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早く志望校を決めないといけないのは分かるけど、どう決めていいのか分からない…。

こんな風に悩んでいる人も多いのではないですか?

4年間通う大学ですから、時間をかけてじっくり悩みたいところではあります。

でも、決断の瞬間は必ず来る!

そしてその決断は早い方がいいです。

今回は大学受験の志望校が決まらない人に向けて、大学の選び方のポイントを解説していきます。

「こんな決め方もあるんだ!」と思っていただければ幸いです。

大学受験で志望校が決まらない人のための選び方のポイント

ここではまず、みんながよく使う志望校の決め方を紹介していくよ。

国公立を受けるか、私立のみか

まずは「国公立を受験するかどうか」を決めていきます。

国公立1本しか受けないという人はほとんどいないので、

  • 【国公立+私立】型
  • 【私立】型

この2つに分けられます。

国公立と私立の大きな違いは以下の通り。

【国公立大学受験の特徴】

  • 基本的に5教科7科目で受験する
  • 国公立大学の中から1校しか受けられない
  • 学費が私立大学と比べて安い
  • 倍率が高め
  • 合格発表は3月

【私立大学受験の特徴】

  • 科目数が少ない(2~4科目)
  • 入試日程が被らない限り何校でも受験できる
  • 入試方式や科目選択などの自由度が高め
  • 2月中旬ごろに一般の結果発表

こんな違いがありますよ。

国公立を受験したい人は、高校3年生から受験勉強を始めても遅いです。

科目数も多く倍率もとても高いため、全国から猛者が集まってきます。

国公立を受験する人は高校1年生あたりから覚悟を決め、受験勉強に励まないといけません。

実際、私立大学だけに絞って勉強をする人が多いです。

初めから私立だけと決めれば、入試に使う科目だけに集中して受験勉強をすることができますもんね。

こんな感じで、国公立を受験するかどうかで必要な勉強時間・科目数などが異なってきます。

国公立を受験したい人は早く決断して、受験勉強を始めましょう!

学部・学科から選ぶ

学部・学科から大学を選ぶ人がとても多いですね。

自分の行きたい学部・学科が決まったら、その中で自分のレベル通いやすさを考慮して志望校を決定します。

これが一番合理的、かつ将来に直結する選び方だね。

ただ…、この学部・学科の選び方で悩んでしまう人も多いのは事実。

学部・学科の決め方は少し長くなるので、別の記事にまとめています。

大学の場所・立地から選ぶ

一人暮らしや下宿を考えている人ならばあまり関係ないかもしれませんが、ほとんどの人は実家から大学に通うことになります。

大学まで片道2時間以上かかってしまったり、駅からかなり遠い所にあったりしたらすごく不便。

あまりに遠いと、バイトをする時間もなくなってしまいます…

4年間通う大学ですから、通いやすさも大切な項目です。

ここまでの、「国公立か私立か」、「学部・学科」そして「通い安さ」でだいぶ大学が絞れてきたね。

取得できる資格から選ぶ

将来の夢が定まっていない人は、将来役に立つ資格を取得できるかどうかで選んでもいいでしょう。

例えば英語系・プログラミング系はこの先需要がありますし、ファイナンシャルプランナーや簿記なども業界によっては就職に有利と言われています。

しかし、これらの資格は独学でも勉強できることが多いので注意。

取ろうとしている資格について、一度よく調べておきましょう。

一方で、教員免許や医師の資格、管理栄養士などは学校に通わないと取得できませんよ。

こういった学校に通わないと取れない資格のために大学に通って、学校に通わなくても取れるような資格については必要に応じて独学で取得することをおすすめします。

就職実績

今はどの大学でも、就職サポートには力を入れています。

大学院進学の人は除いて、就職率はほとんどの大学で90~100%の間となっています。

なので数字だけでは、差別化を図ることはできないんですよね…。

ここで注目したいのは、「主な就職先」の欄。

自分の目指している業界や企業に就職している先輩がたくさんいれば、大学が推薦を持っている可能性があります。

「主な就職先」は大学のパンフレットやホームページでも確認できますよ。

メジャーではないけどこんな志望校の決め方もある

理想的な大学の選び方は分かったけど、どうしても志望校が決められない!

って人は、ところにも目を向けてはどうでしょうか?

「大学をそれだけで決めるの?」なんて声も上がりそうですが、大学を選ぶとき、多くの人が考えていることです。

自分のレベルより一段階上の大学を選ぶ

今の偏差値よりも一段階高い大学を選ぶといいですよ。

具体的には今の偏差値から7高い大学をチャレンジ校に定めると良いです。

もし途中で志望校を変えたくなっても、上を目指して努力しているのだから着実に自分の力は伸びているはず。

「今のレベルで十分行ける大学」を考えている人も、全く勉強しないわけにはいきませんよね。

あんまりのんびりしていると、ライバルに抜かされてしまう可能性も。

なので、「チャレンジ校」の設定は必要。

入試直前になって勉強不足を嘆いても仕方ないのです。

もちろんその下の、滑り止め校についてもしっかり考えておいてくださいね。

部活・サークルから選ぶ

大学には珍しい部活やサークルもあるんです。

乗馬や弓道、社交ダンスなど…

そして、思わず笑ってしまうような名前のサークルもあります。

普通に生きてたら経験できないことが、大学のサークルではできるんです。

勉強以外のことに全力で打ち込めるのも、学生の特権ですもんね。

そして、”インカレサークル”だと、どの大学の生徒も参加することができるんです。

なのでそのサークルの母体となっている大学や、活動場所に近い大学を選ぶという選択肢もあります。

入試日程から選ぶ

志望校をいくつかがっちり決めていても、「入試日程がかぶってしまって受験できない」なんて事態も発生してしまいます。

だったら逆に、入試日程から大学を選ぶというのも選択肢のひとつ。

ただ入試日程は募集要項が出てからではないと分からないので、志望校決定の時期は遅くなってしまうのがデメリットです。

入試科目・配点

  • 政治経済で受験できる大学
  • 戦力になるのは数学だけだから1科目で受けられる大学
  • 英語が得意だから、英語の配点が高い大学

こんな風に自分の得意科目から大学を選ぶこともできますよ。

得意科目を活かせるということは、その受験科目を重視しているということ。

必然的に、自分の適性に合う学部選びができます。

推薦入試・AO入試があるかどうか

「推薦入試で入れる大学」を選ぶということは賛否が分かれそうではありますが…

目的がはっきりしている生徒ならばそういった選び方もおすすめしています。

なんせ、推薦入試系は合格が決まるのが早い。

合格から入学までの間、学費を稼ぐためにバイトをするでもいいし、資格を取るための勉強をするのでもいい。

何かしらに打ち込んでいればその子の成長にはなると思います。

なんせ、塾や予備校にかかるお金を減らすことができますしね。

結構良いことがいっぱいです。

でもくれぐれも、適当な大学選びはやめましょう!

キャンパスの雰囲気

広い敷地を持っている、いかにも”キャンパス”!って感じの大学がいい!ビルはやだ!!

って生徒が結構いるんです。

そんな決め方もあるのかーと思ってしまいました。笑

広いキャンパスもビル形の大学も、一長一短なんですけどね。

ザ・キャンパスな大学は基本的に駅から遠いし、教室移動がすごく大変。

ビルのような大学はエレベーター待ちの行列がすごい、など…

どちらにせよ、実際に大学を見てみたほうがいいですね。

あとは「活気がある」とか、「落ち着いた雰囲気」なんて好みもありますね。

普段の授業や学園祭の様子などもチェックしましょう!

大学のネームバリュー

大学の名前だけでなく、本当に自分のためになって将来に直結する大学を選ぶべきだと思いますよ。

でも…

やっぱり無視できないのは、大学のネームバリュー。

就活の時にも、履歴書に書いてあるのが有名大学だと「おっ」てなるじゃないですか。

悔しいですけど、有名大学ってブランドなんですよね。

ただ注意なのが、一般的に知られている大学だけが就活に有利とは限りませんよ。

普通の人は知らないけど、その業界内ではすごく有名な大学」もあります。

あまり雰囲気だけで決めずに、業界内全体の情報収集をしていくといいですね。

専門学校にも視野を広げてみる

大学だけにこだわる必要はありません。

むしろ専門学校のほうが、将来に直結する実践的な授業や資格対策が多いんです。

専門学校でしか取れない資格もあるんですよ。

試しに専門学校まで視野を広げて調べてみたら、あっさりやりたいことがみつかった!

こんな人も多いです。

大学だけにとらわれず、短大や専門学校まで選択肢を広げてみると良いですよ!

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こんな大学の志望校の決め方はNG!

次に、NGな大学の決め方をご紹介していきます。

心当たりのある人は要注意!

学部・学科のイメージだけで決める

「自分は英語が勉強したい!」と思って外国語学部に入っても、実は海外の文学を中心に学ぶカリキュラムだったり、

「卒業する頃にはペラペラになっているだろう」と思っても実は英会話の授業はあまりなかったり…

学部・学科の名前だけでどんなことを勉強できるのかを予想してはいけませんよ。

きちんと大学のパンフレットやオープンキャンパスなどで、自分がやりたい勉強ができるのかどうかを確認しましょう。

オープンキャンパスに行かない

オープンキャンパスに行くメリットはいくつかあります。

例えば…

  • 大学の雰囲気が分かる
  • 大学の場所や道順などが分かる
  • 個別相談で先生に顔を覚えてもらえるかも?
  • 先輩の生の声が聴ける
  • 研究室について詳しく知れる

こんな感じですね。

特に推薦入試・AO入試を受けたい人は、オープンキャンパスに何回も足を運んでいることは必須です。

またオープンキャンパスに何回も言っていれば、入試当日道に迷わなくて済みますね。

勉強しなくても入れる大学しか見ない

特に行きたい大学とかないし、勉強しなくても入れそうな大学だけ受けよう

こんな風に考えている人もいるかと思いますが…

これは後悔する可能性が非常に高いです。

入試直前に本当にやりたいことが分かったら…全く勉強していないのでは行ける大学の幅が狭まってしまいます。

大学に入ってからの講義のレベルや、就活で有名大の学生と戦うことを考えると、少しでもレベルが上の学校を目指して勉強しておいた方が絶対に良いです!

一方で、戦略的にあまり高くない大学や専門学校を目指す例もあります。

例えば…

  • 資格を最短で取得したい
  • 就職にはこの学校の方が有利!
  • 交換留学制度が整っている方を選ぶ
  • ネイティブの先生と沢山レッスンできる学校

こんな場合が考えられます。

ただただ「面倒だから」という理由で低い大学を選ぼうとするのはおすすめしません。

併願校を適当に選んでしまう

皆さん意外と見落としがちなのが、併願校

滑り止めだから…と適当に選んでしまう人が多いんです。

でもこの滑り止め校こそ、しっかり決めていかなければいけません!

もし滑り止め校に一つも受からなかったら…大変なことになってしまいます。

併願校の選定方法についてはこちらのページで詳しく解説しています↓

早い段階で志望校を決めることの大切さ

というわけで、志望校を決める方法は沢山あるわけです。

じゃあいつまでに志望校を決定すればいいんだろう…?

と心配な人もいるかと思います。

志望校の決定は早ければ早いだけ良いです!

欲を言えば、高2の秋までにある程度決めておきたいところ。

その理由はこちらの記事でお話しています。

ここでは、志望校を早く決めることでどんな良いことが起こるのかを解説していきますね。

受験勉強のモチベーションアップ

やはり目標が明確なほうが、やる気が継続しやすいですね。

「何となくこのくらいの大学かな…」と思っているより、

絶対この大学に通ってこういう勉強をする!

って気持ちでいたほうが、受験勉強のモチベーションを高く保っていられます。

実際に生徒でも、高校1年生の時から受験する大学を決めている子は、毎日とっても頑張っています。

高校受験に合格すると、勉強するのをすっぱりやめてしまう子が多いんですが…

きちんと目標が定まっている生徒は少しずつでも毎日、着実に前進していますよ!

逆に志望校があやふやなままの生徒は、何を目指して勉強したらいいのか分からないから勉強に力が入らないんだよね。本気を出す時期も大学入試直前になってしまうことが多いよ。

成長の目安になる

第一志望校をひとつ定めて、何度も模試を受けて下さい。

そうすると、その大学合格のために伸ばすべき力強化するべき単元なんかが見えてきます。

結果的に、バランスよく勉強することにつながるんですよ。

そして何度も模試を受けると、E判定→D判定→C判定と上がっていくのが目に見えていくんです。

勉強を頑張った分だけ実力がついてきていると分かったら、勉強のモチベーションも上がりますね!

この第一志望校は、仮の志望校でもいいんですよ。

最終的な調整・決定は出願までにすればOK。

もし、「行きたい大学が一つも思い浮かばない」のであれば、自分の今の偏差値よりも7高い大学を設定するといいです

選択科目や文理選択などで失敗しない

志望校を決めるのが遅くなってしまうと、厄介なことが起こるんです。

一番怖いのが、入試に使う科目を勉強できていないこと

高3の夏に、「実は生物が必要だった!」なんてことが起きたら大変です。

他にも、

  • 学校の選択授業で余計な科目をとってしまった
  • 配点の高い英語が完成できてない
  • いままで勉強してきた数学で受験することができない

などなど、こんなことが考えられます。

なので志望校の決定は早めに行いましょう!

遅くなればなるほど、損をしてしまう可能性が高いです。

志望大学が決まらない人こそ、情報収集を念入りにしよう!

まとめ
  • 「国公立or私立」、「学部・学科」、「所在地」などから大学を決めていくのが一般的
  • 他にも「サークル」、「受験に使える科目」などから選んでいくのもアリ
  • オープンキャンパスに行かずに適当に決めてしまうのはNG!
  • 志望校を決めるのが遅くなるとどんどん不利になる
  • とにかく情報収集を沢山しよう!

今回は大学受験で志望校が決まらない人のための、選び方のポイントを説明していきました。

志望校の決め方にメジャーは方法はあれど、どれが正しいということはありません。

自分が大学に入ってからやりたいことを思い浮かべながら、いろんな観点から考えてみてくださいね。

大学名だけを眺めていても、なかなか決めることはできません。

それよりも、パンフレットやオープンキャンパスなどで大学の雰囲気を掴みましょう!

まずは、気になる大学の資料請求。

何校分請求しても無料なので、たくさん資料請求するといいですよ。

大学だけにとらわれず、視野を広げていろんな学校のパンフレットを取りせてみましょう。

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そしてその中から気になる大学をいくつかピックアップして、オープンキャンパスに行きましょう!

実際に見てみないと雰囲気をつかめません。

推薦入学を狙うのであれば、最低でも2回は大学に訪れておきたいところです。

大学入試はとにかく情報戦です。

「知らなかった」と後悔しないためにも、沢山情報を集めてベストな大学選びをしてくださいね!

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